Le souhait 理緒編3
ハロ「(静かだ・・・)」
教室。
俺と蕪雲と毒男は、男三人で寂しく文化祭の準備をしていた。
と言っても紙で作ったわっかをこう鎖みたいに?げる作業をしてるだけだが。
体育祭と文化祭、近すぎるんだよな。
と思いつつもひたすら作業を続ける。
なぜ男三人かと言うと。
事件の前までは、俺たちは由梨を含めた四人で作業(紙で作ったわっかを(ry )していた。
ハロ「やっぱ最近のゲームはグラにばかりこだわってシナリオはいまいちだよな」
毒「ゲームのジャンルを問う前にそれとなく同意」
ユリ「私はよくわかんないけどな」
蕪「漏れはグラよければ多少の辛酸は舐められる派だお」
ハロ「俺が言ってるのはRPGの話だが・・・」
ピタ、と蕪雲の動きが止まる。
蕪「・・・お?」
ガタンと立ち上がる蕪雲。
蕪「今の発言はゆるせんお。Vipperなめると痛い目あうお」
毒「毎日がエロゲのくせして超逆鱗」
ハロ「別にエロゲって言ってないだろ?」
ユリ「け、ケンカは駄目だよ!」
毒「そうだぞ、やめろお前ら」
簡単に立場変えるな毒男。
蕪「いつも漏れの事をペンギンを見るような目で見ていると思ったらそういうことかお・・・」
ハロ「それって微笑ましい視線じゃないのか?」
蕪「黙れお。ロリコンのくせにいい気になるなお」
ユリ「えっ?」
ハロ「あ?」
俺も立ち上がる。
ハロ「それはお前も一緒じゃないか。人の事言えんのかよ」
毒「とりあえず否定してからのほうがいい希ガス」
蕪雲は更に続ける。
蕪「未だに子猫様マンセーしてるおまいが漏れをエロゲヲタ扱いするなんて一世紀早いお」
ハロ「黙れ小僧!お前だってZER○依存症のくせにここで自爆する事無いだろ!」
ユリ「よくわかんないけどケンカは駄目だよ!」
毒「そうだぞ、やめるんだバイキン○ン」
蕪「おまいの妹もきっとおまいの変態プレイの数々に嫌気がさしてるはずだお」
ユリ「・・・え?」
ハロ「さっ、さしてねーよ」
毒「ぶっちゃけ否定するのそこじゃ無いだろ」
ガラガラ(教室のドアが開けられる音)
ツン「あんたたち、何の話をしてるわけ・・・?」
ハロ&蕪&毒&由梨「(;゚Д゚)!!」
ハロ「いやお前は驚かなくてもいいんだよ」
ユリ「あれ?」
ツンはずかずかと教室に入り、言う。
ツン「由梨ちゃんも来てたなら私に言ってれば良かったのよ。こんな変態の巣窟に居なくても」
すくつって何ですか?
ツン「さ、智途の教室に行くわよ。みんなそこに居るから」
ぐい、と由梨の手を引くツン。
こうして女どもは皆、智途の教室へと行ってしまい、世界に闇が訪れたのでした。
それから小一時間ばかし経過した。
すると現在にたどり着くわけだ。
ただ黙々と単純作業を繰り返している。
なんて言うか、夕焼けがやけに悲壮感を醸し出している感じだ。
ガタン
急に蕪雲が立ち上がる。
蕪「しゃがんだままでその場ジャンプー」
毒「ジャンプージャンプージャンプー・・・」
ビーダ○シュとはやや古いな。
蕪「何かちょっとゆかーい」
毒「ゆかーいゆかーいゆかーい・・・」
急に走り出す蕪雲。
毒男も席を立ち、何故か体育座りする。
蕪「猛烈ダッシュしゃがみジャンプー」
そして、それを実践してみせる。
近くの机にスネをぶつけ、なにやら転げまわっている。
蕪「これはかなりゆかーい」
毒「ゆかーいゆかーいゆかーい・・・」
何か、不思議な雰囲気だな。
ガラガラ
ドアのほうを振り向くと、ツンと、由梨と・・・女性陣が居た。
ツン「さっきはちょっ――」
毒男と蕪雲の不思議な姿が目に留まったようだ。
ツン「ハロだけ来て」
毒「(;'A`)!?」
蕪「なぜだお!?」
し「だって見るからに遊んでるじゃないですか」
ツン「そういうこと。ほら、さっさと来る」
ハロ「いや、それも魅力的だけどこいつらも許してやってくれ」
蕪&毒「キタ――(゚∀゚)――!!」
ツン「どうして?」
ハロ「バンドの練習あるからさ。さ、行くか二人とも」
毒「ええ!?男女比で見ると女性の比率が軒並み高い教室に移るんじゃないの?!?!」
蕪「てってって てれれてれれ れれれー」
ツン「それならいいけど」
ハロ「見に来るか?」
ツン「見に来て欲しいっていうなら、見に行ってあげてもいいけど?」
蕪「漏れは智途様に見に来て欲しいお」
チト「気が向いたらな」
毒「俺はゆr」
ツン「いい?この作業すっぽかすからにはちゃんと練習するのよ?」
ハロ「わかってるよ」
毒「俺h」
ユリ「頑張ってね、おにいちゃん」
ハロ「ああ」
毒「・・・・・・」
みんなぞろぞろと教室を出て行った。
ハロ「さ、行くか。・・・どうした、毒男」
毒「別に」
毒「・・・I feel nothing and indicate what why I was burn away ・・・」
これは毒男が作曲した曲だ。
虚無的でメロディー的にも静かな、学校でやるとはいえライブには向かない曲だと思う。
ジャズのような旋律。バーで流すような曲。
それに近い。
しかしサビはものすごく盛り上がるので、俺も蕪雲もどこか気に入って、一曲目をこれに選んだのだった。
だがなぜ毒男がそれを作曲できたのかがよくわからないところだ。
しかし毒男はギターがよくわからないと言うことだったので、教えてもらうのは大変だった。
何週間か前、第三音楽室。
毒「で、ここはテーンテーンテレレー」
ハロ「さっぱりわかんねえよ」
毒「貸せ」
毒男、ギターできるのか?
俺は言われるままにギターを差し出した。
ビョーン
毒「ん?」
ボーン
毒「?」
ピーン
毒「違うな」
テーン
毒「あ、これだ」
ハロ「長いよかかった時間が!」
毒「だってわかんないんだもん」
蕪「キモスwww」
ハロ「分かった、お前の歌に合わすから適宜直せ!な?」
と、いう感じで。
ハロ「しかし、こうやって真面目に準備してると生徒だよなーって感じるよな」
毒「まあな」
蕪「準備期間が一番クソ長いお。本番なんか微々たる物だお」
ツンたちはいつ来るんだろう。
ガラガラ
理「遥君居ます?」
キタ――(゚∀゚)――!!・・・って、あれ?理緒?
ギターを置く。
ハロ「どうs」
理「あ、遥君!理緒ね、今まで出番無くて不安だったのー」
ハロ「って抱きつこうとするな!」
紙一重で躱す俺。
しかもすごい不安になるよな、それ。タイトルに書いてあるのに・・・いや、なんでもない。
毒「隊長、女です」
蕪「少しでもハロを信じた我々が馬鹿だったお。君、劇物を」
毒「御意」
ハロ「ところd」
理「まあ!遥君、ギターが弾けますのね!?」
ぱん、と両手を合わせ、目を輝かせる理緒。
ハロ「あ、ああ、まあな」
ツン「あーっ!?」
ツン「なんであんたが入り込んでるのよ!?」
理「そんな、庭に主人が居たところで何もおかしい事はありませんでしょ?」
ツン「ここはあんたの庭じゃないでしょうが!」
ツンは理緒を押しのけ、俺に近付いてくる。
ツン「大丈夫、ハロ!?何か妙な事されなかった!?」
ハロ「いや、別に」
蕪「見てごらん、ハロがどんどん遠くにいってしまうお」
毒「音を合わせていたのはいつの日か」
お、俺はどっちに動いたらいいんだ?
駆けつけたのに話にはいっていけない方たち。
ユリ「なんか嫌な予感がするね」
し「また修羅場に出くわしちゃいましたかね?」
チト「にしても、あのお嬢様はハロやツンとどういう関係なんだ?」
理「・・・あら?」
そのお嬢様が、私を見て近付いてきた。
理「あなた・・・どこかで見たような」
チト「私は知らないが」
元々初対面じゃない筈なんだが、おそらく目に留まってなかったんだろう。
理「そうですわ!雪花さん!」
チト「姉さんを知ってるのか?」
理「よくメイドの緋柳が話をしていましたわ」
全然つながりがつかめないが・・・。
チト「例えば?」
理「えと・・・『逆らえない』とか『後が怖い』とか、よくわかりませんでしたけど」
碌な噂が立たないんだな。
雪「なになに?私の悪口?受けてたつぞ☆」
チト「わっ!?姉さん!?」
突然、背後から姉さんが現れた。
し「ぜ、全然気付きませんでした・・・」
ユリ「びっくりしたぁ~・・・」
ハロ「これでややこしいメンツは揃ったな」
まったくだ。
雪「あなたが理緒ちゃんね?」
理「あ、いえ、あの・・・さっきのは、緋柳が言ったことで、私は・・・」
姉さんはただ歩み寄っているだけに見えるのだが、それでも威圧感は恐ろしいものだからな。
今は何もしていない以上、止める事はできないが。
心なしか、ハロも月岡もたじろいでいるように見えるのは何故だ?
雪「ふーん・・・」
理「お、穏便にいきましょう?私は別に、何も・・・」
そして蕪雲と毒男が目を輝かせているのは何故だ?
緋「せっちゃん!」
ユリ「ひゃっ!?」
し「こ、今度は何ですか!?」
今度は緋柳さんとおぼしき人物が・・・『せっちゃん』!?
雪「めっかっちゃった」
緋「お嬢様には手を出さないで下さい」
理緒の前に立ちはだかり、まっすぐに姉さんを睨む緋柳さん。
雪「まだ何もしてないでしょ?もう、怖いなあ・・・」
姉さんを止められる人物が居たなんて驚きだ。
ハロ「なんてハイレベルな戦いだ・・・イチャイチャパ○ダイスを読む暇が無い」
ツン「何よそれ」
修羅場が修羅場を呼ぶ第三音楽室。そんな変なドラマみたいなのは嫌だぞ。
理「遥君!」
ハロ「おわっ!?」
呆然としていた俺は、理緒に抱き付かれてしまう。
ツン&智途&し&ユリ&雪「あっ!」
理「理緒ね、とっても怖かったの・・・」
ハロ「・・・(バカかお前!?俺を更なる修羅場へと巻き込むつもりか!!?!1?)」
その口を塞ぐ恐怖。
毒「万事急須」
蕪「おまいの事は忘れるまで忘れないお」
毒「テラ(´・ω・)タダシス」
感覚としては温かく柔らかい女体の嬉しい感覚を覚えているのだろうが、もう生きた心地のしない俺には感じられない。
ツン「さっさとひっぺがしなさいよ」
チト「白昼堂々、あまりいい風景ではないな」
ユリ「おにいちゃん、また・・・」
し「不純です」
ハロ「(いやあああああああああああああ!!!!)」
何気に由梨の『また』っていうのがメガヒッツした。
雪「・・・・・・」
珍しく何も言ってこない雪花さん。
緋「帰りましょう、せっちゃん」
その呼び方は一体?
緊張する現場の中、緋柳さんと雪花さんは静かに音楽室を去っていってしまった。
そして、死が残った。
略してしのた。
略してる場合じゃない。
ハロ「お、落ち着いたら体離してくれないかな?」
それを聞くと、理緒は静かに体を離してくれた。
ツン「ハロも理緒も、あんたたちいい度胸ねえ・・・」
ドドドドドドドド
ハロ「・・・あ」
このままではいかん!俺のとるべき手段は――
[アにげる
にげる
ハロは逃げ出した!
ツン「あっ、コラ!」
理「待って、遥君!」
ツンはどうにか振り切ったものの、理緒は最後までついて来た。
理「はぁ、はぁ、どうにか、振り切れましたわね」
がしっと理緒の両肩をつかむ。
ハロ「なぁ理緒。聞いてくれ」
息を整える。
ハロ「あのな、これから協力してくれる人材を確保しようって時に、敵を増やすような真似はやめような?」
心からの願いだった。
理「・・・・・・」
ハロ「理緒も、結婚は嫌だろ。お願いだから協力してくれ」
理「・・・何故ですの?」
ハロ「・・・え?」
理「遥君は、理緒が嫌ですの?理緒と結婚するのが嫌ですの?」
まっすぐに俺を見つめて、そう言い返してきた。
俺は、肩にあった手を離した。
ハロ「・・・少なくとも、それは今であって欲しくない。だからだ」
理「・・・仕方、ありませんわ。数年来の再会ですものね。もう、わかりましたわ」
何がわかったのだろうか。
理「理緒は、本当に結婚を止めて欲しいと思うのなら、それが遥君ならベストですけども、もっと力のある
別の人に頼んでいたでしょう」
ハロ「だって現に俺は大した力は無い!いきなり来られたって、何が出来るかわからないだろ!」
俺は本心をぶつけた。
ハロ「俺だって、ここでずっと暮らしてきたんだ。もう俺には俺の生活がある。お前の知らない友達だって居ただろう。
いきなりあの頃と同じように扱われてもどうにもならない。もう、ガキじゃないしさ・・・」
そのセリフを吐いた後でも、どこかで聞いたセリフの請け売りみたいでばつが悪かった。
理「でも、でも理緒、それでも遥君の事好きですから、あきらめきれないだけですの」
俺は何も言えなかった。
理「それは、あの頃と変わりませんから・・・でも、みんな変わってしまったから・・・私だけ」
ハロ「理緒はあの時、強制的に連れて行かれたのか?」
理「・・・・・・」
だから今、孤独なのか?
時の隔たりとはここまでリアルに歪みを映し出すものなのか?
ここを出て、帰ってくるときまで、全部家の都合に振り回されっぱなしか。
しかし、哀れには思っても、すぐに協力する事はできないぞ。
ハロ「俺は理緒の事が嫌いだと言っているわけじゃない」
理緒は俯いていた顔を上げる。
ようやく真正面に合わす事のできた目は、やや潤んでいた。
ハロ「まず理緒が俺の暮らしているここに慣れなきゃ駄目だ。俺たちは、二人で生きているわけじゃないんだから」
理緒は言葉を発さず、こくんと俯いた。
ハロ「そのためには、さっきみたいな身勝手な行動は駄目だ。わかった?」
理緒は、こくんと頷く。
ハロ「約束できるな?」
理「はい・・・」
それを聞いて、俺はようやく安堵した。
理緒は潤んだ目をハンカチで拭くと、
理「じゃあ、今日は失礼します」
とお辞儀をし、駆けて行った。
ん?
理緒には時間が無い筈。
もしかして、全部嘘泣きとかじゃ・・・?
…。
……。
………。
まさか。
そんな事無いよな。
理緒はちゃんと素直に俺の言う事を聞いてくれたんだよな。
って、もう居ないか。
ふと窓の外を見ると、日が暮れていた。
ハロ「(あいつら、まだ居るかな・・・)」
居るなら、また練習の続きをしよう。
流石に今日は蕪雲曰く変態プレイしなかったな。
そんな気分じゃないから俺もいいや。
第三音楽室。
廊下から見ると、オレンジの明かりだけが点っていた。
ドアを開ける。
しかし、見渡してみても誰も居ない。
楽器もそのまま放置してある。
ハロ「帰ったか・・・」
ため息をつく。
友情というものを疎かにしすぎだなあと思う瞬間である。
仕方なく楽器を片す。
ハロ「?」
スポットライトの明かりに照らされて浮かぶ円形の中心に、紙があった。
その紙には、こう書いてあった。
『修羅場の時のお前の顔 ワロタ』
ハロ「フッ・・・」
グシャグシャグシャ(紙を握りつぶす音)
友情というものを疎かにしすぎだなあと思う瞬間である。
友情を思い出すまで何度でも思ってやろう。
で、仲いいように見えるが毒男と蕪雲の間には友情があるんだろうか?
などと考えつつ、楽器を片した。
どうせ三人分の楽器、片付けるのにさほど時間はかからない。
ちょっと失敗した点を聞いて欲しい。
俺は今、『明かりのついている』教室の前に居る。
で、中には俺の鞄が置いてある。
つまり、非常に入りづらい状況である。
しかし立ち尽くしていたところで始まらない。何食わぬ顔で入れば大丈夫だ。きっと。
俺は教室のドアを開けた!
ガラガラ
ツン、智途、せっちゃん。
ガラガラ、バタン。
OK、落ち着こう。
まず、部隊を二手に分けよう。多少戦力は分散されるが、この際止むを得まい。
…なんで雪花さんが居るんだよ!!!??!?!
やっぱ雪花さんの目の前で抱き合ったからかなぁ!?あー、しまった!
どうしよう?
このまま帰るのもありだが・・・いや、財布無いから徒歩になるぞ。
オーバーロード中。
オーバーロード中。
ツン「聞いてるの?」
ハロ「すいません、聞いてませんでした」
チト「予想外だ」
雪「うまい」
俺、床に正座。ツン、椅子に足組んで座ってる。智途、机に座ってる。正直、見える。
んで雪花さん、どっから見てもエロい彼女は机に足を組んで座っている。
どっちにしろ前を向く事ができない。
ハロ「えーと、今回の件につきましては、私としましてもまっとうな意志がございまして、ぜひお耳にしてもらいたく」
ツン「言って」
ハロ「えー、彼女には独占欲のようなものが強くありまして、今回身勝手な行動は控えるよう、厳重に注意致しました」
ツン「ふーん」
ハロ「で、私、現に何もしないでされないで無事に帰ったわけですし、その、鞄を返してください」
雪「んー、いいんじゃない?じゃあ鞄とって行けば?」
ツン「そうね。一緒に帰りましょ?もう遅いし」
チト「そうだな」
よ、よかった・・・!
俺が雪花さんの横を過ぎ、鞄に手を伸ばしたところで。
雪「やっぱだーめっ!」
ハロ「うわっ!?」
俺は雪花さんと智途に持ち上げられ、机の上に寝かされる。
俺は慌てて逃げようとする。
雪「こーら、逃げちゃダメ!」
が、両手を引かれ、頭は雪花さんの腿の上・・・要は膝枕されてしまった。
手と頭が固定され、仰向けになってしまい、動くのは足だけだ。
ハロ「いいいいくら俺がアレでも逆レイプはよくないと思います!」
智途は机の上に四つん這いになり、俺のズボンのベルトを外しにかかった。
そして、三時の方向に影が・・・!
ツン「よくもあんな大勢の前でいちゃついて見せたわね・・・」
ハロ「そ、それは・・・。!?」
なぜか、ツンはそのまま俺に顔を近づけ、唇を奪ってきた。ツインテールが両耳に触れる。これで俺もツインテ(ry
ツン「ちゅ・・・ちゅく・・・」
ツンは舌を絡ませ、俺の口内を犯してくる。
お、俺のせいでこんなテクニックを・・・そう思いながら、俺の意識は恍惚としていった。
ツンの口が離れる。
ツン「・・・胸が頭に乗っかって重かったんだけど・・・」
雪「あら、それはどうも」
チト「随分大人しくなったな、ハロ。で、どうして欲しい?」
既にあらわになった俺のものを軽くさすりながら、智途が話しかける。
ツン「足で十分じゃない?」
チト「相応だな」
雪「いいなー。私、そんな器用なコトできないから」
もう、好きにしてくれ・・・。
雪「でも、どうせおくちでその気にさせたんだから、口でして上げたらどう?智途」
チト「なっ――!?///した事無いぞ!?それに、その気にさせたのは月岡で・・・」
雪「じゃあツンちゃんにしてもらう?」
チト「わ、私がやる」
ツン「私は上かぁ・・・」
先に、ツンの唇が触れる。
柔らかい感触が唇に広がった後、舌で口をこじ開け、更に深く侵入して来る。
チト「か、感謝しろよ・・・///」
ハロ「!!」
硬く、滑ったようなものが亀頭に触れる。
ツン「ぷは・・・///ちょっと、暴れないでよ」
ハロ「だ、て・・・!」
雪「そ、ちゃんとできてるじゃない」
チト「ん・・・う、うるさいな・・・///」
智途のたどたどしい責め方とツンの積極的な責め方に、俺は苦しめられていた。
キスじゃイけそうにないし、智途のそれもじらされ続けているようで・・・理性が持たなくなりそうだ。
きっと、雪花さんが手を離せば、俺はもう襲いかかってしまうだろう。
雪「智途、ちゅって吸ってみてごらん?」
チト「吸う?」
ちゅううぅぅ・・・
ハロ「(ぐっ!あぁ・・・!)」
や、ややややばい・・・気持ちいいのに、もうちょっとで出そうにない。
チト「けほっ、こら、ハロ、動くな!」
雪「ほら、智途がじらすからいけないのよ?」
チト「じらしてるつもりは・・・」
ツン「あー!もう!代わって!」
代わって、って・・・智途に俺の舐めた後の口でキスしろって言ってるのまずは!?
ツンは、それを深くまで咥え込んだ。
雪「おー・・・」
ツンは頭を動かし、吸い出そうと動きを早めてくる。
チト「す、すごいな・・・///」
ハロ「あ・・・もう・・・!」
雪「あれ?ハロ君、イっちゃう?」
ツン「ん――!///」
俺はツンの口の中に、そのまま射精してしまった。
ツン「けほっ、けほっ・・・」
ツンはポケットティッシュにそれを吐いた。
ツン「バカっ!出しすぎよ!///」
ハロ「はぁ、ご、ごめ・・・!?」
今度は、智途が足の裏をそれにあてた。
チト「なんか釈然としない。もう一回出せ」
ハロ「え?ちょっ・・・!」
智途は射精が終わったばかりの竿を更に足で扱き始める。
チト「ハロの場合、口よりこっちのほうが屈辱的で気持ちいんだろ?ん?」
ハロ「ちょっ・・・智途・・・!」
ツン「何?張り合うつもり?」
雪「あ、じゃあ私もやっちゃっていい?」
何どさくさに紛れて・・・!
――翌日。朝、教室。
ハロ「・・・うぇ~」
ツン「あ、あのね、きのうはついテンション上がっちゃって・・・」
まあでも一番良かったのは長岡姉妹の協力必殺技だよ。
ツン「も、元はといえばあんたが悪いんだからね!人の前でいちゃついて見せるから!」
ハロ「おー・・・」
でも、今日は静かだな。
ハロ「理緒は来てないのか?」
ツン「来てるわよ」
ハロ「なんだ、仲直りでもしたのか?」
ツン「するわけないでしょ?でも何か違うのよ」
ハロ「違う?」
ツン「なんか上品になったと言うか・・・」
理緒・・・。
態度を改めてくれたんだろうか?
ツン「元々下品だったからそう見えるのかもしれないけどね」
ハロ「おい、それは理緒じゃなくても怒るぞ」
ツン「冗談よ」
ふと、俺たち二人が理緒のほうを向いた。
すると、理緒はニヤッと笑んで返した。
ガタン!(席を立つ音)
ハロ「待てツン。敵じゃない」
最終更新:2007年08月04日 08:38