局名 毎日放送
略称 MBS
愛称 MBSテレビ、MBS毎日放送、MBS
放送対象地域 近畿広域圏
開局日 1959年3月1日
コールサイン JOOR-DTV
リモコンID/アナログ親局 4ch/4ch
ニュース系列 JNN
番組配給系列 TBSネットワーク

千里丘時代

  • テレビ開局時頃のオープニングは、地球の周りに周波数などが表記されるようなイメージのモノクロ映像で、BGMは現在もラジオで月曜日早朝に使用されている池辺晋一郎作曲のブラスファンファーレ。
  • 1990年8月の茶屋町移転まで、オープニング・クロージングともに毎日放送千里丘放送センターの映像をバックに放送していた(オープニングは53=秒)。開局当時から長らくフィルム映像(1970年頃にカラー化)だったが、1984年4月からVTRに変更。
  • フィルム映像時代のオープニングは4のマークと「JOOR-TV(改行)毎日放送」の表示。その後、朝日と海岸の日の出からズームインで「毎日放送 第4チャンネル」が表示され、千里丘放送センターの鉄塔と建物を映す。クロージングはミリカホールをバックに「JOOR-TV 毎日放送」の表示。その後、廊下の画像を経て夜の千里丘放送センターと「毎日放送 第4チャンネル」が表示され、次第にフェードアウトして終了。
  • VTR時代のオープニングはワームホールのような空間と「JOOR-TV(改行)毎日放送」のテロップ表示。その後、朝日と海岸の日の出の途中で4が背後から現れて吸い込まれていくのち、ズームインで「毎日放送(改行)ch.4」が現れ、千里丘放送センターの鉄塔と建物を映す。クロージングは夕焼けの千里丘放送センターの建物と「JOOR-TV(改行)ch.4」のテロップ表示。その後、次第に消灯していくミリカホールからフェードインで「毎日放送(当時の局ロゴ)」を表示し、夜の千里丘放送センター正面を映したのちフェードアウトして終了。
  • オープニング・クロージングのナレーションは吉田智子・藤本永治アナウンサーのコンビで藤本アナが主音声(コールサイン、識別符号、チャンネル)を、吉田アナが副音声(音声多重放送局の名称、チャンネル)を担当した。副音声ではステレオ音声で流れるが左右で少しだけ音がずれている。使用されていたBGM(作曲・池辺晋一郎)はオープニングはファンファーレで、クロージングはよく似た旋律ながらもスローテンポの音楽であった(クロージングはCD「ブロードキャスト・トラックス 毎日放送編」にも収録されている)。現在は、ラジオのオープニング(毎週月曜に放送)でのみ使用されている(詳しくは「MBSラジオ#オープニング・クロージング」を参照)。なお、クロージングの前には「資源を大切にしましょう MBS」(フィルム時代)、「お休み前にテレビは消しましょう 資源を大切に MBS」(VTR時代)のテロップが描かれているイラストが出ており(1979年以降はこのイラストの後に、「この後は、1179 kHz 毎日放送ラジオで お楽しみください」のテロップが描かれている水色バックのイラストが追加された)、並行して「あなたは無駄なことをしていませんか? 大事なエネルギーです。大切に使いましょう」のち「夜も更けて参りました。今日もMBS4チャンネルをご覧いただきありがとうございました…」のナレーション(末期は水野晶子アナのナレーションであった)とオルゴール調(後にピアノ調のものに変更)のBGMが流れた。

茶屋町時代

  • 1990年9月に現在地の茶屋町に本社・放送センターを移転してからはBGMをファンファーレから別の音楽に変更し、局舎(スタジオ内部や副調整室などの映像を盛り込んだ)とその周辺の映像が使用され、ナレーションも無くなった。BGMは途中でアルフレッド・リード作曲の『MUSIC IN THE AIR!』に変更(日本で唯一の吹奏楽曲をBGMにした)され、オープニングでは曲の前半部分、クロージングでは後半部分が使用されている。
  • 2003年12月1日からはデジタル放送開始に併せてハイビジョン(アナログ放送は、16:9レターボックス放送)によって制作された、サービスエリアである関西各地の名所や局舎・副調整室の様子を織り込んだ映像と、前バージョン放映中に変更された『MUSIC IN THE AIR!』の新バージョンになった。地上デジタルでは5.1サラウンド音声で放送。なお、リードが死去した際には、映像の途中で追悼テロップを流していた。これまでと同様、オープニングとクロージングでは内容が異なる。
  • 2011年9月からはロゴ変更に伴い一新。いずれも共通の画像で、新ロゴを強調する3秒間のIDスポット(曲のフレーズは「エムビーエス、エムビーエス、エムビーエス♪」、ID映像はイモ判を押す子供→Tシャツ→日付の"4"が無限に続く日めくりカレンダー→スタッフロール→赤ちゃん→猫)がループするような形で流れた後、猫の寝顔と『MUSIC IN THE AIR!』をBGMに「毎日放送(新ロゴ・改行)JOOR-DTV」のテロップが表示。こちらもオープニング・クロージングで映像とBGM出だしの部分が異なる(オープニングは猫が二度寝するシーン、クロージングは猫が寝るシーン)。また、約21年ぶりにコールサイン読み(「JOOR-DTV・毎日放送デジタルテレビジョン」、ナレーションは高井美紀アナウンサー)が復活した。過去には、MBSが取材した植村直己が1978年に北極点に到達したシーンの映像に「つながるMBS」のテロップが記されるIDスポットがMBSの3秒間スポットの前に流されていた(ナレーションは西靖、テーマソングはトータス松本の「ハッピーアワー」)。
  • 2017年4月からは旧ロゴに戻り、マスコットキャラであるらいよんチャンのアニメーション映像が流れる。BGMは「E.T.」のテーマ曲と「MUSIC IN THE AIR!」の順で、オープニングは白バックで「おはようございます 65th 毎日放送(旧ロゴ)JOOR-DTV」、クロージングは黒バックで「おやすみなさい 65th 毎日放送(旧ロゴ)JOOR-DTV」と表示。コールサイン読みも継続される。
  • 2004年8月よりフィラーとして「JNNニュースバード」=日曜深夜 - 月曜未明を除く=が開始されるとオープニングは1日の基点での放送となり、クロージングは日曜深夜の放送休止の時に放送していた。2009年11月からは日曜深夜に加え水曜深夜[15] に、そして2010年1月12日からは火曜深夜 にも流れていた。2008年9月28日までの火曜 - 金曜の場合、新聞の番組表には4時45分が基点のように表記されていたが、実際には4時58分にジャンクションとして流れていた。月曜は4時57分に、土曜・日曜は4時59分に放送されていた。
  • 2008年9月29日からは『朝ズバッ!』の前番組として『早ズバッ!ナマたまご』の放送が始まった為、月曜 - 金曜はこれまでよりも15分早まって月曜が4時42分にオープニングとして火曜 - 金曜は4時43分にジャンクションとして流れた。土曜・日曜はこれまで通り4時59分にジャンクションとして放送される(前日の番組が時間延長となった場合は5時29分もしくは5時25分に放送された)。2009年10月から2010年3月28日まで、日曜は新聞の番組表には5時00分が基点のように表記されているが、実際には4時44分にジャンクションとして流れていた。
  • 現在は、月曜未明の放送終了・開始時のみの放送となった。ただし、日によりクロージングが放送されず、最終番組終了後は黒画面からフィラー(お天気カメラまたは動くカラーバー)へ直行することがある。この場合はオープニングや当局主催のイベント関連CMは割愛されることが多い。
  • 過去にクロージングが放送されなかったのは2例あり、1つは2005年11月頃から2006年1月までで、もう1つは放送終了と放送開始との時間が5分間と短い場合だった(画面は円形に囲まれたカラーバーで、音楽は後述の「こども音楽コンクール」より)。
  • 2008年7月24日から3年間はニュースバード放送前かクロージング前に地上アナログ放送終了告知画面(30秒、アナウンス付き)を放送していた。画面は一般的なブルーバック画面だが、文字が他局に比べかなり大きめの物を使用している。2010年3月29日からは月曜はクロージング前、火曜から土曜はフィラーのニュースバード終了時、日曜はニュースバード開始後の最初のCM枠で流れている。デジタル放送では2011年7月24日未明まで民放連のCM(温暖化防止15秒CM2本)を30秒間放送していた。
  • また、ニュースバード終了時やメンテナンスによるクロージング映像直後の試験電波発射前には、お天気カメラ映像をバックにこれまで放送終了時にフルコーラスで演奏された押尾コータローの「ちいさな輝き」が一部放送されている。

地上アナログ放送終了特別バージョン

2011年7月24日正午に地上アナログ放送が終了し、アナログ放送では23時58分までブルーバックに総務省地デジコールセンターとMBS視聴者センターの電話番号が記載されたお知らせ画面に切り替わった。

同日23時58分ごろ、千里丘放送センターのオープニング・クロージング映像の一部(1980年代-1990年8月。クロージングにはミリカホールの館内も)と茶屋町移転後のオープニング映像(1990年9月-2003年11月)の一部を再編集したものを流した後、最後に2003年12月から使われているオープニング映像(茶屋町本社をバックに『長い間のご視聴ありがとうございました(改行) 毎日放送(改行) JOOR-TV』のテロップが表示)が流された。

アナログ終了のクロージングはかつての千里丘時代のEDを彷彿させるかの様に「これで、毎日放送のアナログテレビジョン放送は、すべて終了いたします。長い間のご視聴ありがとうございました。これからは、デジタル放送をご覧下さい。JOOR-TV、毎日放送テレビジョンです。」と元アナウンサーで地デジ化担当だった長井展光によるナレーションの後、1990年8月まで使われたファンファーレ(クロージングバージョン。ラジオでは2011年現在も使用中で、先述の通りCD「ブロードキャスト・トラックス 毎日放送編」にも収録)が流され、最後に前述の2011年8月まで使われたオープニングの最後の映像(茶屋町本社)が映し出されて52年3ヶ月に及んだアナログテレビ放送の歴史に幕を下ろした。

アナログ放送終了の4日後、毎日放送はYouTube内に開設している自社のチャンネル「MBSチャンネル」に、この動画をアップロードし公開した(著作権保護のため画面左上に「MBS」の当時のロゴマークが表示されている)。アナログ放送終了時に放映された動画を放送局が公式にインターネット上に公開している例は他に無い。

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最終更新:2019年09月02日 06:18