僕の心は孤独を欲していた
僕の心は暗闇が欲しかった
光に疲れていたためだ
僕の心は、光に火傷を負わされていた
光を欲しなくなってさらに嫌いになって
憎むまでになっていた
当に、光は嫌いだった

君が光であれば、僕は君を手放さなければならなかった
どこか遠くへ、 さもなければ僕が君の知らない街へ

僕は、君は、僕を、君を、好きで、嫌いで

そんなことどうでもよかったわけじゃないけど
光か?闇か?
その判断をすること、見定めること、
それが大切だった、感情よりも、感情よりも

“感情というものはしかし本当に手に余る代物だ"

切に思う、思っても、想っても、思っても、想っても、
感情は、僕の頭に混乱と、不安と、悲しみと嘆きとささいな怒りと、大きな落胆を作る代物であった

これが“光の人”であれば、そんなことはないのだろうか
だから僕はときとして“光の人”がうらやましくも思えるのだが、

蛍々と光るあの君、刻々と鈍るこの僕

それでも、陰と明との関係に思いをはせたりして、、、
最終更新:2012年01月20日 21:13