メロスは鬼ギレした。必ず、かのマジでヤバイ王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がマジイミフ。メロスは、村の若者である。激アツな笛を吹き、キュン死にするほど可愛い羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍にマジパナいほどあげぽよであった。
基本情報
- テンプレ名:「走れメロス」
- テンプレジャンル:A,B,D,M
概要・使い方
①太宰治の短編小説『走れメロス』の冒頭部分のパスティーシュ。「メロスは激怒した」もしくは「メロスは○○した」「○○は激怒した」から始まるものが多い。
②『走れメロス』の、①以外のシーン(結末のメロスとセリヌンティウスの抱擁など)もしくは作品全体のパロディ。
③『走れメロス』を素材として用いたもの。
流行った時期
不明
元ネタ
太宰治の短編小説『走れメロス』の冒頭
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
が最もよくパロディに使われる部分。作品の最後の一文
勇者は、ひどく赤面した。
もオチとして秀逸に使われる場合がある。全文は
青空文庫で参照できる。
上記以外の使用例
メロスは激怒しなかった。いや、激怒はしたが、それを悟られないように努めた。震える拳を後ろに回し、下がった口角を無理矢理上げて笑みを取り繕った。メロスが上履きを隠されるのはこれで5回目である。4回目でやっと怒っても上履きは返ってこないということがわかったので、この5回目が勝負だった
メロスは二度寝した。必ず、かの眠気を除かなければならぬと決意した。メロスには現在位置がわからぬ。メロスは、クズの学生である。授業をサボり、羊と遊んで暮して来た。けれども単位に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明家を出発し、電車に乗り寝過ごし、どこかわからぬ山奥で降ろされた。
太宰治「メロスは激怒した」
発言小町「これで激怒ですか?旦那さんと子供がかわいそうですね」
まとめブログ「激怒してるメロスって誰だよwww」
Amazon「この話に怒った人はこんな話にも激怒しています」
Y知恵袋「『激怒』←これってなんて読むんですか」
増田「激怒って気持ち悪い」
その他
最終更新:2012年07月02日 03:29