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蝶子(ACE) - (2007/07/13 (金) 20:51:03) の最新版との変更点

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<h3>*蝶子(ACE)</h3> <p>名称:・蝶子(ACE)<br> 要点:・蝶子・弱い子・がんばる子<br> 周辺環境:・レンジャー連邦</p> <hr> <p><br> 世にオレンジ伯と呼ばれる君主がいる。<br> ニューワールド北部、宝珠と母なる大河でしられる地。その背を貫く霊峰を雲の向こうにみる島に、その国はある。<br> 和と正義を旗印とするにゃんにゃん共和国唯一の連邦藩国、レンジャー連邦。<br> その第7代の太守こそ、『オレンジ伯』蝶子である。</p> <p><br> レンジャー連邦では、歴代の藩王や偉大な政治家・軍人に対する尊敬の念が国民に自然と根付いている。<br> 統一を成し遂げた初代藩王や、中興の祖と言われる3代王。また、文化咲き乱れた4代王の治世をささえた名摂政などは様々な異名によって奉られ、現在も国民と身近な存在となっている。<br> パーソナルカラー「オレンジ」をとって呼ばれる現藩王も、例にもれず国民に格別な親しみを持たれる君主である。<br> ここで街の声を聞いてみた</p> <p> </p> <p>【レンジャー連邦100人に聞きました♪】<br> Qあなたは蝶子藩王のことをどう思いますか。<br> A、マジ守ってあげたい(27歳男性)。<br> A、孫の嫁に(72歳女性)。<br> A、いや、むしろわしのよm(75歳男性。3m先にふっとぶ)。<br> A、藩王ファッションが街で流行です!!(19歳女性)。<br> A、あめをあげたいのーあとぼくのめがねもー(5歳男性)。</p> <p> </p> <p>国民からの支持はグンバツであるようだ。</p> <p><br> また連邦民たちは、嘘偽りなく、全員が胸を張ってこう言う。</p> <p><br> 「うちの殿様は日ほ・・・ニューワールド一だー。」「んだんだ。」</p> <p><br> 隣国の宰相の言を待つまでもなく、国民達は知っている。<br> エースでもない。謎追いでもない。国を作るまで全く無名。今も結構、無名。隅っこが好き。柱の影も好き。メガネが絡むと若干、うん、若干痛い。遠いどこかで人が死んだだけで泣いてしまう。<br> そんな子が藩王であると知っている。だから、偉大であると知っているのだ。<br> <br> (文責:青海正輝)</p> <hr> <p> </p> <p><img alt="" src="http://8824.teacup.com/ty0k0/img/bbs/0000198M.jpg"><br> (絵:浅葱空)</p> <hr> <p>*<br>   祝 辞<br> ビッテンフェ猫@わかば@文族@士族@漢盛勲章@携帯@レンジャー連邦<br> <br> そもそも私がアイドレス世界に飛び込んだ時期はたしか、二月半ばだったかな。<br> その時は当然『蝶子藩王』の事などまったく知らず、知っているのは『海法』さんと『是空』さんだけでした。<br> そしてたまたま、『FEG』の国民募集BBSのレスで、<br> 『携帯対応している藩国は?』<br> との問いに関しての答えのレスの一番上に紹介されていたのが『レンジャー連邦』でした。<br> <br> これが私とレンジャー連邦の出会いです。<br> <br> しかし、まだ入国する藩国を決めかねていた私は、レンジャー連邦の国民募集BBSに長々と質問させて頂きました。<br> そこで私の質問に丁寧に答えてくれたのが『蝶子藩王』でした。<br> <br> その後も、レンジャー連邦に入国するか、どうか決めていない私の為に『蝶子藩王』は色々と対応して頂きました。<br> そんな『蝶子藩王』なら、わかばで携帯な私でも安心して国民に為れる!<br> と、『レンジャー連邦』に入国する事を決めました。<br> (『連邦』、との響きが好きなのも理由の一つですが・・・。)<br> 入国する前に、<br> <br> 「国民設定はこんな感じで良いですか?」<br> <br> と、藩王にメールを送った事は今では懐かしい想い出です。<br> (今となっては国民設定からかけ離れた国民に為ってしまいましたが・・・。)<br> <br> そんなこんなでやっとこさ国民募集BBSに入国の書き込みをしました。<br> 私の前の国民募集BBSのレスには、『双樹 真』さんと『城 華一郎』さんのレスがありましたので、私からの一方的な親近感を感じてしまいました。<br> <br> 聞けば『双樹』さんは、レンジャー連邦のトップに記載されてある、<br> 『実際に携帯のみで既にバリバリ活躍中の国民さんもいらっしゃいますので』<br> の『バリバリさん』らしいとの事で、頼りにしようと、一方的に決め付けました。<br> <br> 『城』さんはSSを読んだ瞬間に、<br> 「Σプッ、プロか!」<br> と、驚いたのを良く覚えています。<br> <br> その時は丁度レンジャー連邦は『大貧乏』でしたね。<br> 『大貧乏』の経緯を私は知りませんでしたが、<br> 『ドリームチームを作ってタマを討つ!』<br> と云うイベントの時、藩王は『デスペナ』があると云うのに、<br> <br> 『出る!』<br> <br> の一点張りでしたね。<br> その後も予想通りに『デスペナ』があるイベントにも『藩王』と云う立場にも拘らず、<br> 出撃し続けた『蝶子藩王』、そして、そのたびに必ず生きて帰ってくる『蝶子藩王』<br> (結果オーライ?)<br> <br> あなたの出撃したがりは治りませんよね(笑)。<br> <br> あなたへの周りからの評価も色々と替わって行きましたよね。<br> 芝村さんからは『私は蝶子派です』と、言われたり、<br> 『最弱キャラ』呼ばわりされたり、はてまた『名君』と名指しされてもいましたよね。<br> <br> あなたが変わって行くように、レンジャー連邦も変わって行きましたよね。<br> <br> 私の後にも続々と新国民が増えていきましたよね。<br> <br> チャットでのイリュージョン、絵文字が見事な、技族の『豊国 ミロさん』<br> 参謀、吏族、技族、なんでもござれの『サクさん』<br> (私より後に入国したので、根源力が私より低いのではと期待したが、二人の根源力を見て、びっくり!そして、がっくり!)<br> <br> 双樹 真さんの勧誘でレンジャー連邦に入国し、即、護民官として活躍した『冴木 悠さん』<br> (遂に根源力0が入国した!と思ったら、護民官リザルトで直ぐに根源力の多さを抜かれ、さらにがっくり!)<br> <br> ドランジ探して三千世界、<br> 遂に見つけた安住の地、<br> もう離さないわドランジさん。<br> (けれど他の藩国もドランジ採ったよ!)<br> 『舞花さん』<br> <br> ダイスが決めたレンジャー連邦。『情野 銀鉄さん』<br> そして、先の『マジックアイテム探し』で大活躍の『遊佐 呉さん』<br> 新たなドランジ妖精『荻野 むつきさん』<br> <br> もちろんレンジャー連邦が今に至るには、創世期からのメンバーの頑張りがあればこそ!<br> <br> (初代?元祖?)ドランジ妖精、摂政『砂浜 ミサゴさん』<br> 初代護民官長『楠瀬 藍さん』<br> 彼の言葉が私の心を捕えて離さない!『青海 正輝さん』<br> 秘書官当選おめでとうございます!『小奴さん』<br> やさしい絵をレンジャー連邦へ届けてくれる『マグノリアさん』<br> 護民官設立を支えた『浅葱 空さん』<br> 残念ながら最近お忙しいそうな、『アスカロンさん』、『虹ノ 七色さん』、『山下 大地さん』<br> <br> 彼、彼女らの努力無くして今のレンジャー連邦は語れません。<br> <br> それら全ては我がレンジャー連邦の為、ひいては、我らの『蝶子藩王陛下』の為!<br> <br> また、藩王は我らの期待に答えるべく、藩王みずから率先して藩国の為に働きましたよね。<br> つい最近の『マジックアイテム探し』のイベントでは、探索メンバーの一人一人を描くと云う働きを!<br> <br> 「そう、私より後に入国した悠さんや、だいぶ後に入国した遊佐呉さんの、イラストも描いていらしゃいましたよね!」<br> 「えっ!いや別に私は今だに顔無しだなんて、ひがんでいる訳ではありませんよ、そんなぁ別に顔が無いくらい、どおって事無いですよ、ハハハハ、ハァ。」<br> <br> そんな『蝶子藩王陛下』もついに『ACE』と為られまして、それを機に長年の夢であった『矢上さん』とこのたび、御結婚されるとの事で、誠に喜ばしいかぎりであります。<br> <br> 本日こうして無事に『蝶子藩王陛下』の艶やかな晴れ姿、『ウェディングドレス』や『白無垢』などを拝見できたのは至極感激でございます。<br> <br> どうかお幸せなご家庭を御作り下さいませ。<br> <br> 以上をもちまして、私からの祝辞とさせて頂きます。<br> 皆様ご静聴ありがとうございました。<br> <br> この良き日に<br> <br> ○○○○年××月☆☆日<br> <br> ビッテンフェ猫より<br> <br> *<br> <br> 「ふぅー。書き慣れていない、祝辞なんて書くのは難しいでござるなぁ。」<br> <br> レンジャー連邦の文族『ビッテンフェ猫』は何やら文章を書いていた。<br> そこへ、たまたま蝶子藩王が現れた。<br> <br> 「あら、フェ猫さん、珍しいですね、お仕事を為さっているのですか?」<br> 「おお、これはこれは『蝶子藩王陛下』、このたびのご結婚、誠におめでとうでござるよ。」<br> 「Σフェ猫さん?ご結婚ってなんですか?」<br> 「またまた、藩王もお人が悪い、『蝶子藩王』と『矢上 総二郎』のご結婚の事でござるよぉ。」<br> 「Σ(゚Д゚)フェ、フェ猫さん?そんな話ありませんよ、それに私が好きな人は『矢上 総一郎』さんですよ!」<br> 「Σなっ、ななななんと!そんな馬鹿な、昨晩、私の家に『結婚式場関係者』を名乗る方から電話があり、こう言われたでござる。」<br> <br> *<br> 「このたび、蝶子藩王様と矢上総二郎様がご結婚為されます。そこで蝶子藩王様から極秘に、文族であるビッテンフェ猫様に是非『祝辞』を書いて頂きたいとのご依頼を受けましたので、お電話させて頂きました。<br> また、御祝儀の方ですが、なんせ藩王様のご結婚ですので、こちらで多くの方からの御祝儀をお預かりするのは防犯上好ましくございませんので、お手数ですがこちらの銀行口座に今晩中に振込んで頂きますよう、何卒宜しくお願い致します。」<br> *<br> <br> 「と、電話があったでござるよ。」<br> 「Σまっ、まさか御祝儀も既に振込んだとか・・・」<br> 「勿論、忘れずに振込んだでござるよ。」<br> 「Σフェ、フェ猫さん、まっ、またそれ振込め詐欺ですよ。」<br> 「Σ(゚Д゚)まっ、また引っ掛かってしまった・・・<br> Σはっ、結婚話が嘘だとすれば、まっ、まずい!」<br> 「どうしたんですかフェ猫さん?」<br> 「いや、余りにめでたい話だったので藩国の皆に言い触らしてしまったでござるよ。」<br> 「Σみっ、みんなに!」<br> 「みんな、『ラブレター』を書くやら『ウェディングドレス』をデザインするやら、藩国中大騒ぎでござるよ。」<br> 「Σ(゚Д゚)たっ、大変だ!速くみんなの誤解を解かなきゃ!」<br> <br> <br> こうしてレンジャー連邦では、一本の電話から藩国中を巻き込んだ、ドタバタ騒ぎが起こる事となった。<br> <br> (文責:ビッテンフェ猫)<br> <br> <font color="#FF6600">-*****-*****-*****-*****-</font></p> <p><br> 今の私がここに在るのは・・・<br> そう、きっかけは愛を掲げる国の一人との出会い。<br> まさに愛を体現させているこの国の在り方に惚れたため。<br> <br> 連邦を訪れて初めに目にした蝶子さんの<br> 「愛は!愛は正義の妻にして勇気の友!<br> 愛なき正義は飾り物の剣、正義なき愛は水中の鎧!<br> 愛は眠る勇気の朝日、勇気は迷う愛の灯火!<br> 愛こそは!そう、愛こそは!!」<br> その言葉を何よりも素敵だと感じました。<br> <br> そして<br> 「国の理念は、愛。その胸に愛があるのなら、時間も技術も知識もなくとも、<br> 何か成せることがあるはずだと信じてやまない国です。」<br> この言葉を目にしたときに、この国で一緒に遊ぶことが出来たなら楽しいと思ったため。<br> <br> その言葉通り、唯1人のためにいつもぐるぐるになり、自分に力が無いといいながらも諦めることなく頑張る蝶子さんの姿を愛しいと感じました。<br> 愛しい蝶子さんとレンジャー連邦を守るために、私は今から蝶子妖精になることを宣言します。<br> <br> ***<br> <br> 行く先々で藩王の行方を聞き、探し回り随分経つ。<br> この行為が後でどのような結果をもたらすかはまったく頭には残っていなかった。<br> ただフェ猫からある噂を聞いて、いてもたってもいられなくなった。<br> 事が重大であるほど、ただ直感的に考える前に動く、それが冴木悠であった。<br> いわゆる考えの足りないお馬鹿さんである。<br> <br> ようやく、広場で楽しそうに話している蝶子を見つける。<br> <br> 「はあ、はあ、やっと見つけた。」<br> 走ってきたためか、それとも緊張のためか顔を真っ赤にして喋る。<br> <br> 「あれ、どうしたの悠さん」<br> 周りは何かを察したのか、その光景を見守るが、当の蝶子は相変わらずである。<br> <br> その光景に微笑を浮かべつつ、耳をピンと立て、尻尾はフリフリ、顔は真っ赤にしつつも前を向き<br> 「蝶子さん、これを読んでください」<br> 差し出したその手紙には、ハートのシールで封がしてあり、紛れもないラブレターであった。<br> <br> 「え?」<br> その光景に固まる蝶子。固唾を呑み見守る人々。<br> <br> そして息を吸い、そして宣言する。<br> 「私は今このときから、蝶子妖精になります」<br> 湧き上がる周囲。<br> <br> 「え、ええ?」<br> 事態についていけない蝶子。<br> <br> そしてこれ以上ないくらい赤面しつつも最高の笑顔で<br> 「Love be the with you!!」 <br> 言い放ち凄いスピードで逃げていく。<br> <br> ある晴れた日の、レンジャー連邦ではよく見る・・・かもしれない、そんな一幕。</p> <p><br> (文責:冴木悠)</p> <p><br> <font color="#FF6600">-*****-*****-*****-*****-</font></p> <p> </p> <p>私と蝶子さんの出会いは今から一年半も前になりますね。<br> 思い返してみれば、その時からずっとあなたは一生懸命でした。<br> <br> 声は今よりもっと小さかったかもしれませんが、その志はずっと変わらず、<br> 今では藩国という形をとって多くの人の目に触れることとなっています。<br> <br> 蝶子さんの歩みはゆっくりですが、でも決して逃げ出さないために、<br> 少しずつ周りの景色が変わっていくのです。<br> 私はそれをあなたの傍にくっついて、ずっと眺めていました。<br> <br> 環境が変わるに連れて、周囲の評価もまた変わりました。<br> でも私から言わせてみれば、<br> 「当たり前じゃない、今頃気がついたの??」<br> <br> 蝶子さんには怒られてしまうかもしれませんが、これが私の本音です。<br> <br> そして藩国民はもちろん他国の方々にも愛され認められる蝶子さんを、<br> 私はとてもとても誇りに思っています。<br> <br> ホントはあなたのヤガミ愛がちょっとでもこっちに流れてこないかなー、<br> とか期待してましたが(笑)、<br> 待てど暮らせど脇目も振らないその眼差しがあなたの魅力なんだなぁと<br> 今ではそう思っています。えぇ、そうですよまったくもう。<br> <br> いつかあなたの心に安寧の訪れますことを。<br> いつか望む形の幸せを、実りを、手に入れられますことを。<br> <br> その時までずっと、あなたと共に戦うことをここに誓い、<br> あなたの瞳の輝きを見守ることの出来る幸せを、<br> この世界に感謝したいと思います。<br> <br> ***<br> <br> 「うーんと、こんなものでいいのかな??」<br> <br> 国外作業で少し連邦を離れているうちに、<br> 国内では蝶子さん争奪戦が始まっていたらしい。<br> <br> すっかり乗り遅れてしまった感は否めないけど、<br> まぁ、私の愛は常日頃と言うか毎日レヴェルで伝えているし、<br> あんまりがっついて見えると嫌われちゃうかもなので、<br> このくらいのタイミングがちょうどいいのではなかろうか。<br> <br> と、自分に言い聞かせてみる。完全に言い訳。自己弁護。<br> あーん、ハンデ戦は得意じゃないのよ!<br> <br> まぁ、いいか。参加手段らしいラヴレターは完成したし、<br> あとは蝶子さんを探すのみー。<br> あ、あたりめととばと……こまいも買っていこう。夏だけど。<br> <br> ***<br> <br> あなたの笑顔に憧れています。<br> あなたの紡ぐ一言一言に、心奪われます。<br> <br> 蝶のように繊細なその心と、<br> ハッピーエンドへの確固たる信念。<br> 震える指先で、でも決して迷わずに道を開く<br> 世界有数のがんばり屋さん。<br> <br> あなたのACEとしての輝きを、誰よりも夢に見ています。<br> 星雲の志と共に。</p> <p>(文責:小奴)<br> <br> <font color="#FF6600">-*****-*****-*****-*****-</font></p> <p> </p> <p>欲しかったのは英雄ではなくて。<br> <br> ただ一人の友でした。<br> <br> /*/<br> <br> <br> その頃、建国ラッシュで沢山の国々ができていました。<br> ぽつりと私は呟きました。<br> 「いいなぁ。レンジャー藩国とか作ってみたいなぁ」<br> <br> 鍋の国を見て羨ましくなったらしい蝶子さんが言いました。<br> 「レンジャー藩国作りましょうよ!」<br> <br> しょんもりしながら私は言いました。<br> 「でも、私ホームページ作成能力ないし、アイドレスもってないから藩王になる最低基準がないんです」<br> <br> 暫くの後<br> 「ブログでもいいらしいよ!作ってみた!」<br> <br> そうして誕生したのが「蝶子藩国レンジャー連邦」<br> レンジャー連邦の前身です。<br> レンジャー連邦は2006年12月6日に誕生しました。<br> <br> /*/<br> <br> 私が愛したのは、今もなお愛して止まないのは。<br> 何処までも優しく、弱く、胸に宿した星を目指して頑張る。<br> <br> そんな愛おしい友です。<br> <br> 英雄と共に歩きたいと思ったのではありません。<br> 本当に身近にいて、手を差し伸べてくれる貴女です。<br> <br> 私は貴女を決して偶像化しないと誓います。<br> <br> だって私は貴女が大好きだから。<br> 貴女の笑顔が愛おしいから。<br> 貴女の涙が切なくて、その涙を拭って星を感じようとするその姿が尊いと思うから。<br> <br> 貴女がへこたれた時に、手を差し伸べたいと思うから。<br> <br> 少しでも私の手をとる事を躊躇わない様に、私大きくなりますから。<br> 全部受け止められるようになりますから。<br> <br> ほんのすこしだけでも貴女が胸に宿った星を感じる事ができますように。<br> <br> 一緒に、歩いて下さい。<br> <br> (文責:浅葱空)</p> <p><br> <font color="#FF6600">-*****-*****-*****-*****-</font></p> <p> </p> <p>どこの世にもネットがあればサイトがあり掲示板がある。<br> レンジャー連邦も例外ではない。<br> この中に国民が利用する匿名掲示板があった。<br> 更にその中の一つに、藩王に萌えている名もなき人(匿名だから当たり前だが)が集まる板がる。<br> それが藩王板である。<br> 勿論、藩王板には藩王関連のスレッド(以下スレ)が沢山立っている。<br> <br> <br> 「藩王板でも見ようかな。どれどれ…」<br> <br> 【弱い子】蝶子藩王に萌えるスレ 96萌え【頑張る子】<br> <br> ヤガミして一時間艦橋で倒れましたされなかったらアリアンin藩王板<br> <br> <br> ◆藩王にラヴレターを描くスレ 45枚目◆<br> <br> 「ラブレター…ねえ」<br> カチカチとマウスをクリックしそのスレを覗く。<br> 情熱的な恋文から絵、果ては歌までさまざまなものが上がっている。<br> それだけ国民が愛してやまないのだろう。<br> 丁度スレ住人がまとめたものをどうやって藩王に渡すか揉めていた。<br> まとめサイトの管理人が渡せば良いと書き込む。<br> しかし最後の手段であったのだろうレスアンカー(&gt;&gt;半角数字)で<br> 渡す人指名が出ていて見事に書き込みが引っ掛かった。<br> ここで無視する事も出来る。<br> が、それでは何と無く嫌だった。<br> 此処は愛の国、愛を無視する事はどうしても出来なかった。<br> トリップを付けて、引き受ける事を書き込み承諾した。<br> <br> かくしてそのスレとまとめサイトは<br> 複数のディスクに収められ(一枚には入りきらなかった)、<br> 藩王の手に渡る事になる。<br> その仲介役として今だぐるぐるな新人国民遊佐呉が巻き込まれた事はあまり知られていない。<br> 「お陰でえらい目に遭いました。あの状況は人混みって言葉ではきけません」<br> と人に酔ったのか方言混じりだったという。<br> <br> <br> 後日それまでのドキュメントがFlashになっていたのは言うまでもない。</p> <p><br> (文責:遊佐 呉)</p> <p><br> <font color="#FF6600">-*****-*****-*****-*****-</font></p> <p> </p> <p>「・・・ふう、慣れないことはするもんじゃないな」<br> <br> そういいつつペンを置いたのは、王都に久々に顔を出した楠瀬藍である。<br> 楠瀬は資料室にこもって、何十枚に及ぶ推敲の後、簡易な便箋一枚に収まるほどの文章を書き上げた。<br> <br> 淡いオレンジの便箋に書かれたそれを、同じくオレンジ簿封筒に丁寧に折ってしまいこみ、オレンジをかたどった封緘で綴じ、宛名を書いた。<br> <br> 「ねえ楠瀬、久しぶりに帰ってきたのに、顔も出さずにまた出かけるの?」<br> <br> 机の向こうから問いかける声がひとつ。<br> 楠瀬が(を?)かわいがっていた国家猫士の、じにあだ。<br> <br> 「ああ。今の俺はまだ実務がこなせるほど、ニューワールドにはいられない。『むこう』側が片付くまでは、まだみんなに顔は合わせられないよ」<br> 「でも、ちょっとくらい顔見せてもいいんじゃない?それくらいなら、誰も・・・」<br> 「いや、俺なりのけじめなんだ。会えばきっと気持ちが揺らぐ。『むこう』が片付かないまま舞い戻って、また中途半端になってどっちにも迷惑をかけるのはもうごめんだからね」<br> <br> 自嘲するように楠瀬。<br> <br> 「・・・藩王様にも?」<br> 「ああ。でも、手紙を書いた。手紙での挨拶が、今の俺の精一杯だからね」<br> <br> そういって笑う楠瀬。<br> <br> 「まあいいにゃ。楠瀬の好きにすればいいにゃ」<br> 「・・・ごめん」<br> 「それはそうと、みんなに会うつもりがないのに何であたしのところには来たのにゃ?」<br> 「ああ、お前は特別だ。連邦に来たときは、どんなときでもお前に会うって決めてるから」<br> 「にゃっ・・・」<br> 「それに、そう言う約束だったろ?」<br> 「楠瀬、覚えていてくれたんだ・・・」<br> 「当然だろ。じゃ、ついでにもうひとつの約束を果たしてもらってもいいかな?」<br> 「うん!へへ、王宮での修行の成果を見せてやるんだから!」<br> 「よーし、そうと決まったら買出しに行くか。さて、どれだけ腕を上げたのかな・・・」<br> 「おいしすぎてほっぺた落ちても責任は持たないんだからねっ。覚悟しなさいよー!」<br> <br> 二人は、資料室を後にした。<br> <br> <br> ・・・藩王宛の手紙を、置いたままで。<br> <br> その後、手紙はビッテンフェ猫によって発見され、「内容を読まれた上で」藩王に提出された。<br> <br> フェ猫いわく「しかしその手紙、封がしてなかったでござるよ?一応藩王宛であったので、それがしがまず不審物が仕込まれてないかどうかないかどうかを確認しただけでござる。もちろん、不穏分子の可能性も考えて、内容は読ませてもらったでござるよ。藩王にも報告したでござる。」<br> <br> だそうである。<br> <br> そう。<br> 楠瀬は肝心なところでうっかりミスをする癖が治っておらず、封緘を押したつもりがきちんと綴じられてなかった、と言う安易なオチであった。<br> <br> これは後に、連邦日誌にこっそりと「不幸な事故」として報告がされたのであった。<br> <br> ---<br> <br> 蝶子さんへ<br> <br> いつもお世話になりっぱなしで申し訳ありません。<br> <br> あなたはいつでも「私、手伝うよ!」、「リアル大事ですよー」といって、みんなに負担がかからないように気を配ってくれていましたね。<br> <br> 事実、俺もずいぶんとあなたのその言葉に助けられてきました。<br> <br> 国内作業で困ったときも相談に乗ってくれましたね。<br> おかげでしばらく藩王依存症になってしまいました(笑)<br> 今でも治ってません。<br> <br> あなたが都合で藩国を留守にするとき、いつも「ごめんね」と謝っていますよね。<br> 俺たち国民には「都合悪いなら無理しないで」とか、「謝らなくてもいいよ」とか言うくせに。<br> 国内作業を全くしない俺が言うのもなんだけど、蝶子さんこそ謝らなくていいですよ。<br> 藩王にしか出来ない地味な仕事を、蝶子さんが地道に頑張ってこなしているのを、みんな知っていますから。<br> <br> あなたが泣いているときは決まって、誰かのためでしたね。<br> 自分の痛みよりも他人の痛みに敏感な蝶子さんを、俺は優しい人だと思っています。<br> きっと、蝶子さんは「そんなことないよ!私、ちょう自己中だよ!」と言うんでしょうね。<br> 大丈夫です。そんなことは、みんなとっくに知ってますから。<br> <br> あなたが怒っているときも、決まって誰かのためでしたね。<br> 藩王死亡で藩国滅亡だと言うのに真っ先に名乗りをあげ、藩国内での決戦ダイスロールでダイスすら味方につけて出撃したことを覚えています。<br> そして、必ず戻ってきた。<br> そんなあなたを、俺たちは誇りに思っています。<br> <br> 前置きが長くなりました。<br> 何が言いたいのかと言うと、俺が蝶子さんに惚れている、と言うことなのです。<br> <br> 一人の人間として、レンジャー連邦藩王蝶子に、楠瀬藍は心酔しております。<br> と言っても、恋愛感情の惚れたはれたではないです(念のため)。<br> <br> 今は心が折れ翼を休ませていただいている身なれども、いつか傷が癒えた暁には、またあなたの元でご厄介になりたいと思っています。<br> <br> そして、あなたがあなたの星と添い遂げられる日を心からお祈りしつつ、その顛末を見守らせていただきたいと思います。<br> <br> 蝶子さん、ふぁいとっ!<br> <br> 藩王へ<br> <br> 流浪中の楠瀬藍より<br> <br> <br> ---<br> <br> <br> その後、楠瀬藍を見かけたものは、まだいない。<br> <br> (文責:楠瀬藍)</p> <p><br> <font color="#FF6600">-*****-*****-*****-*****-</font></p>
<h3>*蝶子(ACE)</h3> <p>#新記述<br /> L:蝶子 = {<br />  t:名称 = 蝶子(ACE)<br />  t:要点 = 蝶子,弱い子,がんばる子<br />  t:周辺環境 = レンジャー連邦<br />  t:評価 = 全能力18<br />  t:特殊 = {<br />   *蝶子のACEカテゴリ = ,,,{逗留ACE,PLACE}。<br />   *蝶子のみなし職業 = ,,,{<舞踏子>,<魔術的舞踏子>,<強い舞踏子>}。<br />   *蝶子の特殊能力 = ,,,うるうるすることで<ヤガミ>を一瞬凍らせることができる。凍っている間は<ヤガミ>は<ヤガミ>を対象とした一切の攻撃を無効化する。<br />  }<br />  t:→次のアイドレス = 花嫁蝶子(ACE),ヤガミ(ACE),貧乏シール(マジックアイテム),レンジャー(職業)<br /> }</p> <p> </p> <p>#旧記述</p> <p>L:蝶子 = {<br />  t:名称 = 蝶子(ACE)<br />  t:要点 = 蝶子,弱い子,がんばる子<br />  t:周辺環境 = レンジャー連邦<br />  t:評価 = 全能力18<br />  t:特殊 = {<br />   *蝶子のACEカテゴリ = 逗留ACE,PLACEとして扱う。<br />   *蝶子のみなし職業 = <a title="舞踏子 (6d)" href="http://farem.s101.xrea.com/idresswiki/index.php?%C9%F1%C6%A7%BB%D2">舞踏子</a>,<a title="魔術的舞踏子 (6d)" href="http://farem.s101.xrea.com/idresswiki/index.php?%CB%E2%BD%D1%C5%AA%C9%F1%C6%A7%BB%D2">魔術的舞踏子</a>,<a title="強い舞踏子 (6d)" href="http://farem.s101.xrea.com/idresswiki/index.php?%B6%AF%A4%A4%C9%F1%C6%A7%BB%D2">強い舞踏子</a>としてみなす。</p> <p>  *蝶子はうるうるすることでヤガミを一瞬凍らせることができ、凍っている間はヤガミはヤガミを対象とした一切の攻撃を無効化する。<br />  }<br />  t:→次のアイドレス = <span class="noexists">花嫁蝶子</span>(ACE),<span class="noexists">ヤガミ</span>(ACE),<span class="noexists">貧乏シール</span>(マジックアイテム),<a title="レンジャー (15h)" href="http://farem.s101.xrea.com/idresswiki/index.php?%A5%EC%A5%F3%A5%B8%A5%E3%A1%BC">レンジャー</a>(職業)<br /> }</p> <hr /><ul><li style="list-style-type:none;"> <p>世にオレンジ伯と呼ばれる君主がいる。<br /> ニューワールド北部、宝珠と母なる大河でしられる地。その背を貫く霊峰を雲の向こうにみる島に、その国はある。<br /> 和と正義を旗印とするにゃんにゃん共和国唯一の連邦藩国、レンジャー連邦。<br /> その第7代の太守こそ、『オレンジ伯』蝶子である。</p> <p><br /> レンジャー連邦では、歴代の藩王や偉大な政治家・軍人に対する尊敬の念が国民に自然と根付いている。<br /> 統一を成し遂げた初代藩王や、中興の祖と言われる3代王。また、文化咲き乱れた4代王の治世をささえた名摂政などは様々な異名によって奉られ、現在も国民と身近な存在となっている。<br /> パーソナルカラー「オレンジ」をとって呼ばれる現藩王も、例にもれず国民に格別な親しみを持たれる君主である。<br /> ここで街の声を聞いてみた</p> <p> </p> <p>【レンジャー連邦100人に聞きました♪】<br /> Qあなたは蝶子藩王のことをどう思いますか。<br /> A、マジ守ってあげたい(27歳男性)。<br /> A、孫の嫁に(72歳女性)。<br /> A、いや、むしろわしのよm(75歳男性。3m先にふっとぶ)。<br /> A、藩王ファッションが街で流行です!!(19歳女性)。<br /> A、あめをあげたいのーあとぼくのめがねもー(5歳男性)。</p> <p> </p> <p>国民からの支持はグンバツであるようだ。</p> <p><br /> また連邦民たちは、嘘偽りなく、全員が胸を張ってこう言う。</p> <p><br /> 「うちの殿様は日ほ・・・ニューワールド一だー。」「んだんだ。」</p> <p><br /> 隣国の宰相の言を待つまでもなく、国民達は知っている。<br /> エースでもない。謎追いでもない。国を作るまで全く無名。今も結構、無名。隅っこが好き。柱の影も好き。メガネが絡むと若干、うん、若干痛い。遠いどこかで人が死んだだけで泣いてしまう。<br /> そんな子が藩王であると知っている。だから、偉大であると知っているのだ。<br /><br /> (文責:青海正輝)</p> <hr /><p>*蝶子</p> <p><img alt="" src="http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=103&amp;file=tyoko1.jpg" /></p> <p>(絵:萩野むつき)</p> <p> </p> <p> </p> <p>*弱い子</p> <p> <img alt="" src="http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=103&amp;file=tyoko2.jpg" /></p> <p>(絵:豊国 ミロ)</p> <p> </p> <p> </p> <p>*頑張る子</p> <p><img alt="" src="http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=103&amp;file=tyoko3.jpg" /><br /> (絵:浅葱空)</p> <p> <img alt="" src="http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=103&amp;file=tyoko4.jpg" /></p> <p>(絵:蝶子)</p> <hr /><h3> ACEなチョーコさん誕生秘話</h3> <p>それは、愛の生んだ一つの<strike>かいきげんしょう</strike>奇跡。</p> <p> </p> <p>(文書量が膨大になるため、ページ分割の上リンクにて処理しております。ご容赦ください。)</p> <p> </p> <p>起:<a href="http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/108.html">ビッテンフェ猫、振り込め詐欺にあう</a></p> <p>承:<a href="http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/109.html">冴木悠、「藩王結婚」の誤報により暴走</a></p> <p>転1:<a href="http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/110.html">小奴、なぜかそれを「蝶子争奪戦」と誤解</a></p> <p>転2:<a href="http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/111.html">浅葱空、争奪戦の誤報を真に受け参戦</a></p> <p>転3:<a href="http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/112.html">遊佐 呉、騒ぎに乗じて匿名掲示板よりのラブレターを提出</a></p> <p>転4:<a href="http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/113.html">楠瀬藍、間の悪いことに争奪戦騒ぎの最中に手紙を発見され勝手に提出される</a></p> <p>結 :<a href="http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/114.html">張り合おうと試みる蝶子、そしてチョーコさん出現</a></p> <p> </p> <hr /><p>/*/<br /><br /> 私は星になる<br /><br /> /*/<br /> 愛を謡う蝶が居た<br /> 傷付いた心を笑顔で隠し<br /> 空を見て瞬く星に羽を延ばし、あがいてあがいてあがいて来た<br /> そんな一匹の蝶が<br /><br /> ひらひらひらと舞うしか無かった<br /> 星に近づくにはそれしか無かった<br /> 最弱と謳われ<br /> 滅びを常に傍らに携えながら<br /> それでもなお天を目指す<br /><br /> 蝶には夢があったのだ<br /><br /> /*/<br /><br /> 「…は?」<br /><br /> あまりにも奇妙な双樹と豊国の発表に、首を傾げる一同。<br /> 政庁会議室、ホワイトボード前の机に並ぶぽかん顔。<br /> お互い顔を見合わせながらもクエスチョンマークが飛び交っている。<br /><br /> 「えーと…すまない。もう一度言ってくれるか?」<br /><br /> こめかみを押さえた冴木が机上に並べられた写真の一枚を見ながら言う。<br /><br /> 「はい。いいですよ」<br /><br /> 双樹が資料を配りながら頷く。<br /><br /> 「それが、最近発見されたもう一人の蝶子さんです」<br /> 更なる沈黙。<br /><br /> 「なんですか?その天国…」<br /><br /> 沈黙。<br /> 視線が冴木に集中する。<br /> げふんげふんとわざとらしく咳をして赤面する冴木。<br /> 「…じゃなくて異常事態は」<br /><br /> 「それが…よくわからないんですよね」<br /><br /> ぽりぽりと頭を書きながら顔をしかめる双樹。<br /><br /> 「ウィングオブテイタニアの調査中にちらほらと…ねー」<br /><br /> 楽しげに豊国。<br /> ひらひらと資料を振りながらホワイトボードに何かを書き込んでいる。<br /><br /> 双子<br /><br /> ダブル<br /><br /> ドッペル<br /><br /> 同一存在<br /><br /> 専用アイドレス<br /><br /> 「念のため聞くけど、蝶子さん心当たりある?」<br /><br /> 「いえ…私にもさっぱり」<br /> ふぬぬーと首を傾げる蝶子。<br /><br /> 「だーよねー」<br /><br /> 双子の部分にバツ印を付ける豊国。<br /><br /> 「なんなんですかね…本当に」<br /><br /> 会議はこれといった情報もでないまま収束していった。<br /> /*/<br /> 新世界でただ一つ、連邦を謡う国の王<br /><br /> 蝶子<br /><br /> その名の通りの王だった<br /> 脆く、儚く<br /> ひらひらひらと戦場という空を舞い<br /> なにより皆に愛されていた<br /> 誰よりも皆を愛していた<br /><br /> 愛の為に身を削るように舞い、<br /> 敬われるを嫌い、共に在ることをのぞんだ。<br /><br /> それが…彼女を喚んだのかも知れない。<br /><br /> 強くありたいと望んだその心が、もう一人の彼女を。<br /><br /> (文責:双樹真)</p> </li> </ul>

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