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占いの館へようこそ - (2015/04/01 (水) 02:22:49) の編集履歴(バックアップ)


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左:にゃんにゃん共和国国旗 右:レンジャー連邦イグニシア(作:小奴)






☆★☆ ??? ☆★☆




あなたはレンジャー連邦の石畳を歩いている。

目的地は政庁城。

何度も通ったことのある大通りを、
気まぐれで外れてみたまではよかったが。

おかしい。

目的地からはそれほど離れていないはずなのに、
と言うか城はもう見えているのに、
なぜかたどり着けない。

人気のない小路を、右へ左へ、とりあえず進んでいく。
ああ、この道はさっきも通った。
あの青い花はさっきも見た。

これはいけない。
完全に迷子だ。

政庁に電話して、迎えを頼むべきか。
いや待てそれは少し、いや大いに恥ずかしい。
考え込んでいると、後ろから声がした。


”あらあら、迷子かしら?”


振り向けば、小さなテントから女が一人、顔を出している。
ヴェールを深くかぶっているため表情はよく見えないが、
こちらを見て微笑んでいるのがわかった。
夜の色の長いヴェール、長いドレスローブ。
占い師だろうか。


”そう、私はここで占いをしているの。
 あなた、どこに行きたいの?”


政庁に行きたいのだ、と告げると、
女は指で道の先を示した。
建物と建物の間に見つけにくい細い道があり、
そこを抜けるとすぐ大通りに出られるらしい。


”ところでねえ、あなた、急いでないなら、
 お城に向かう前に占っていかない?
 こんなところに迷い込んだのも何かの巡りあわせ。
 お代はいらないから”


タダか。
急いでもいないし、恩人のせっかくの申し出だ。
あなたは誘われるまま、
「占いの館」と看板の掛けられたテントに入る。


”難しいことは何もいらないわ。
 この水晶玉に手を置いて、心の中で名前を念じてみて。
 あなたの子孫の姿が見えるはずよ”














あ、もちろん嘘です。

今年はペンタブレットが行方不明になっていたためテキストで攻めてみました……
やっつけですみません……



診断結果にご飯が入るのは占い師さんがちょうどおなか減ってたせいだと思うよ。

相変わらずしょうもないネタですが、少しでも笑っていただければ幸いです。
ハッピーエイプリルフール2015!



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