As-406 HalcyonⅡ | ||
As-406HalcyonⅡはイズミル大公国が開発した夷鳥第4世代主力戦車である。 Halcyonの名は翡翠に由来する。製造はイズミル工廠が担当した。 概要 As-406は統一暦134年にイズミル陸軍に正式採用された夷鳥第4世代主力戦車である。 主砲及び装甲に新技術を多く盛り込み戦車大国の主力戦車に相応しい性能を獲得した。 主砲は夷鳥製Ah-28 122mm滑走砲を搭載し、装甲にはBUD式アクティブ装甲を採用している。 18クロックから繰り出される超砂弾、完全に再展開可能なアクティブ装甲等が特徴。 開発経緯 旧植民地時代よりアナトリアは独自の戦車を開発・運用しており、DCC式可変 クロックを持ち多彩な弾種及び強力な金床弾を発射可能なT-63、幅7砲塔ながら 辛うじてトップアタックHEATが発射可能なHalcyonⅠ(As-405)等の優秀な戦車が 配備されていた。しかし気づけば時は流れ、それらの戦車の性能も陳腐化してお り新型戦車の開発が急務となっていた。 だが新技術を多く採用した結果、開発が大きく遅れてしまう。砲及び砲塔の開発は 順調に進んだものの車体の開発が難航、試作完成が大きく遅れてしまいAs-406の 砲塔をT-63の車体に搭載したAs-406/T-63なる奇妙な試作戦車まで誕生してしまった。 その後無事車体の開発が完了し無事As-406mk1.Aとしてイズミル陸軍に正式化された。 また、現在までにいくらかの改良が施されており砲塔の装甲を強化したmk2、暴発を 防ぐための自動安全装置などが搭載されたmk3がある。 構成 |
AS-406 | |
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イズミル陸軍のAs-406 Mk3 | ||
性能諸元 | ||
全長 | 18B | |
全幅 | 9B | |
全高 | 8B | |
重量 | 723B | |
速度 | 70km/h | |
主砲 | Ah-28-2 122mm滑走砲 | |
副武装 | 12.7mm同軸機銃 7.7mm車載機銃 | |
装甲 | 夷鳥製BUD式アクティブ装甲 | |
エンジン | HACエンジン | |
乗員 | 2名又は1名 | |
主砲 Ah-28 122mm滑走砲は2~18クロックの可変機構を備え多彩な弾種が発射可能である。それに加え蜘蛛の巣式の砂弾装を採用し、1度の射撃に 約10個ほどの砂を発射することが可能である。 また、この砲は無弾頭射撃が可能になっており上記のように多くの砂のみを敵戦車の天板や砲塔前面に当てることができる。 夷鳥幅7砲塔砲は砲尾栓がピストンによって動くようになっているため尾栓を閉め忘れると暴発するという問題があるが、Ah-28-2には自動尾 栓閉鎖装置が搭載されたため事故の可能性が大きく減少した。 使用弾種はHEAT、HESH、EATMP、TPFSDS、HEC等である。 装甲 BUD式アクティブ装甲を採用しており再展開が可能。逆に言えば再展開できるだけで防御力は既存のアクティブ装甲とそんなに変化が無い。 車体の装甲構成は表面分離装甲、内部垂直装甲、砲塔バスケットの内部垂直装甲であり基本的にこれらの装甲間は水で満たされている。 砲塔はブロック圧3Bの防縦+金床装甲で構成されており榴散弾に対してある程度の防御力を持つ。 車体後部はBUD機構で満たされており空間装甲としての役割を持つ。 運用 現在As-406はイズミル大公国陸軍機甲部隊でのみ運用されている。また数量の車両が研究用としてシェラルド王国へ送られた。 ![]() |