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パタヤはバンコクから南東に車で飛ばして2時間半くらいのところに位置する。南北に延びていて、少しバンコクから見て手前にシーラチャという町がある。日本の漢字がありふれた街らしい。パタヤはどちらかというと、白人や日本人以外のアジア人が多く、バンコクに比べると日本人率は低くなっている(当たり前か)。
このパタヤ、“男のための街”と私は言いたい。言い過ぎだとしても、基本は街自体が海外渡航者たちの外貨獲得を収入にしている。兎に角、街の至る所にホテルと連れ出し居酒屋である、ビアバー、ゴーゴー・バーがあり、夜になると町全体が紫とピンキーなネオンで染まり、夜空が白むまでお祭りのように騒いでいる街である。
バンコクのようなタクシーは走っているが、これは乗ってもバンコク⇔パタヤの往来だけであり、街中を移動する乗り物ではない。基本は「ソンテウ」と呼ばれる乗合ミニバスに乗る。さまざまな路線をゆっくりと移動する。歩道を歩いているとクラクションを鳴らして徐行する。乗る気が無ければ無視。乗りたければ近づけば止まる。そこで運転手の居る前方の席に首を突っ込むか、ドアを開けるかして、ソンテウの行先と、自分の行先が合致するか、交渉。完全に一致しなくても途中まで乗るという手もある。
あとはバイタク(バイク・タクシー)が居るのでいつでも後部座席にまたがる。行先をきちんと言って(もちろん値段交渉もね)