オレっちは、ロスクイーンにあるタイムズスクウェアで
バンドを組み、ストリートでも活動を行っているというかさ
ほぼストリートで活動しているので、
ストリートミュージシャンに分類されるのかな
それはともかく、歌手としての誇りは抱いているのさ
夢はでっかく、首都のムーンライトシティの帝国劇場や
各地にある大ホールで客席を満席にし、
多くの視線を浴びながら歌うことを目標に日々勤しんでいる。
だが、現実は厳しいものだよ
まあ兄貴がCDショップを経営しているんだけど
その施しを受け、ストリートでも施しを受け
情けない毎日さ、だがどの歌手も順風満帆に鰻登りに成功していったわけではない
そう自分に言い聞かせながら、今日もまた活動してるのさ。
話は変わるけどさ、こう日々ストリートで活動を行っていると
色んな人間がいるんだな~と思ってさ。
オレも他人からは変わった人間だと思われているのかも知れないけど
テクノポリスにも程近い通りだから、たまにロボットの連中も聴きにきたりしちゃってさ
反応がまた面白いんだこれが、
普通の人間なら演奏を始めると聴き入ってくれて
終わったら拍手して、中にはチップをくれたりするんだけど
ロボットはさ、データ収集してるのか、演奏が始まると目が赤く光ってさ
終わるとまた元の仏頂面に戻るわけさ
なんだデータ収集でもしてるのかと、オレ達の情報を収集して何になるんだってさ
いや、あまりにも演奏が素晴らしすぎて感銘を受けると
彼らなりの自己表現として目が赤く光るのかも知れない。
まあどちらでもいいけど、そして客が聴いてくれるのは有り難いが、
演奏中は気になって仕方ないわけさ。
で、今日も夜になったらストリートで活動する予定なんだけど、
今夜も奴等はくるのだろうか
いつかレッドアイズミュータントなんて皮肉った唄でも歌ってやろうかな。
最終更新:2009年08月12日 22:26