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E101士季号防御


イラスト&SS


SSその1(文:田中申/絵:和志)


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作・和志

 敵の反撃は来た。
 猛攻である。
 激しい攻撃だ。
 並の機体なら跡形もなく粉砕しているだろう。
 だが、士季号は発掘兵器である。
 この機体には他のI=Dにはない特殊な兵装が装備されていた。
 名を攻性防壁という。
 攻性防壁は選択的透過が可能なバリアである。
 機体にとって有害な、敵意や害意、殺意のある者、爆発したり、溶解したりする危険なものは通さない。
 しかし、味方の機体の運動は妨げない。

「攻性防壁の強度を25パーセントあげます! 今のうちに早く後ろへ!」

「頼む!」

 士季号の攻性防壁を通過する友軍機。

「さて、士季号の燃料が尽きるか、敵の攻撃が途切れるか、根競べといくか!」

「……大丈夫なのか?」

 味方から心配そうな声が聞こえる。

「あのバトルロワイヤルに勝った猫髭号ですよ! ここでだって絶対勝てます!」(音声付)


「しかし……!」

「生きると決めたから、僕たちみんな生き残ります!」(音声付)


 力強い田中の声がコックピットに響く。

「……わかった。ここは任せる」

「絶対、生きて帰って来い。あとでバーで飲み明かそうぜ」

 友軍からの激励にakiharu国民は答える。

「豆乳でよければ」

「薬も用意しといてほしいね。アッパー系の強いやつ」

SSその2(作・リバーウィンド)


静寂の黒き空に、一つ二つと光がきらめく。あるいは流星の尾のように、あるいは生まれたての陽のように。

さすがの激戦である。なかなかにこちらが一方的に攻撃する、というわけにもいかない。先の友軍機が一時後退したのもむべなるかな。
戦場を支えるakiharu国勢にせよ、先ほどから近くを敵の攻撃が通っている。
今はまだ死の誘いは通り過ぎるだけだが、それもまた、乗員の努力と技に他ならない。

「方位3-2-6、高出力レーザー。+7で2-4-7よりミサイル。回避を」
普段はのんびりしているリバーウィンドも、戦場観測に忙しくて報告ばかりを忙しなく口にする。
「士季号ならこれくらいっ」
2号機パイロットを務める444の的確な操作に合わせて、発掘されし巨人が踊り跳ねる。推奨機動ルートはコパイロットの1人、忌闇装介の手によって表示済み。敵味方の機影や火線で埋まる空間を、的確に縫い行く。
回避に成功してほっと一息ついたところで、突如激しい機動が再開される。一瞬不意を疲れて驚く3人。
先ほどまで占有していた空間を、敵機の破片が火花を散らしながら飛び去っていった。
油断大敵とばかりにやりと笑う、もう1人のパイロット、和志。
誰かで足りないところは、誰かが補う。そうやってakiharu国は進んできた。これまでも、これからも。


一方で、藩王自ら搭乗する1号機。快調に進撃して敵を撃墜している。
「……何か、見られているような……?」
パイロットの1人、阪明日見が呟く。
「確かに、さっきから被攻撃頻度が上がってますね」
観測系機器で戦場を監視していた田中申も同意する。
「「「「………………」」」」
機内に、何ともいえない空気が漂った。内心、皆が目立ちすぎた? と思っていたその時。
「げっ、敵火線多数! 狙われてる狙われてる全部こっちっ!」
もう1人のコパイロット、鴨瀬高次が少々悲鳴めいた報告を伝える。
「くぅ、避けきれんかっ。耐えるぞ!」
一瞬で判断を下した藩王が命を下す。
「攻性防壁出力最大、全周囲展開!」
「装甲表面、精霊回路異常なし、正常に機能してます!」
「防御姿勢!」
攻防一体の力場を展開し、装甲表面の紋様を煌かせ、二本の剣を交叉させて耐える。

その機体の目は、意思があるかのように輝いていた。
このお返しは必ず、と。

作戦

【変形:士季号】
  • 変形マニューバを自動化し、スムーズな猫髭号形態←飛電号形態間の変形を高速化する
  • 変形シークエンスは手動介入も可能にし、タイミングを故意にずらすことで敵にフェイントをかける
  • 飛電号形態から急激に猫髭号形態に変形、或いはその逆をすることによりスピードを急激に変更し、敵の意表を突く

【コンビネーション:士季号】
  • 多人数で互いに声をかけ合うことで、士気を高めると共に連携強化する。
  • 多人数で操作を分担することで、一人あたりの負担を減らし、総合的な操縦能力を高める。
  • 必殺技を使うときは皆で叫ぶ。

【その他:士季号】
  • 疲労時は、備え付けの砂糖水、および持ち込み品の栄養ドリンク、ドラッグ(超薬戦獣限定)を飲むことで血糖値を上昇させ、疲労回復を行う。
  • 勇者らしい外見的特長は味方を鼓舞し、敵を威圧する。
  • バトルロイヤルのデータを下に蓄積された戦闘経験により、OSの経験値が高い。

【防御:士季号】
  • 装甲表面にある防護の精霊回路で守備力が高い。
  • 攻性防壁を展開することで攻撃に耐える。
  • 攻性防壁は味方が通過できるので、友軍の回避の邪魔にならない。

【防御:士季号・猫髭号形態】
  • 二刀流の際、二本の刀を相手のいる向きに、十字に交差させる形で、中段に構え、敵の攻撃に備える。
  • 刀剣で敵の攻撃を防御する際は、いつでも攻撃できる状態を維持したまま最小限の動作で受けるよう心がける。ただし、飛び道具などで、こちらが攻撃できる状態にできない場合は防御に専念する。
  • ソードブラスターを二刀に分離させた状態では、、片方で受け、片方で攻撃することでカウンターを狙いやすく、カウンターを警戒させることで相手をけん制する。
  • ソードブラスターを二刀に分離させた状態で使うことで、複数の敵の攻撃をしのぎやすい。
  • ソードブラスターを二刀に分離させた状態では、搭乗員一人が一本の刀を担当することで、二刀同時に動かす際、操縦の負担を減らす。
  • マントで視界を防ぎ、根源力による友軍の死を防ぐ。
  • マントで敵からの射線をさえぎり、幻惑する。

【その他:士季号・猫髭号形態】
  • 敵の数が多い、大質量を相手にする、機動性で劣る、など不利な状況では早めに離脱・変形(飛電号)する。

【防御:士季号・飛電号形態】
  • スカラー量を維持したまま、敵の射線に直交する方向にベクトルの向きだけを変えて回避する。
  • パイロットを守る機構によりグレイアウトを気にせず回避できる。
  • 攻性防壁に頼るのではなく機動力と乱数回避運動で回避する。
  • 突撃時は攻性防壁と速度で受け流すようにする。

【地形】
<宇宙空間>
  • 宇宙空間では空気抵抗等の妨害がなく、加速時や機体速度を保持するのに有利となる。
  • 腕や脚を高速で動かしその反作用によって機体全体の姿勢を変化させ、推進剤の消費を抑えられる。
  • 宇宙空間に浮かぶ物体を機体の足で蹴ったり腕で押すことで移動や加速を行える。
  • 地上とは違って、宇宙空間では視界を遮る物がないので遠距離から敵機を見つけられる。
  • 自機との相対速度が0に近いスペースデブリやメテオロイドを、敵との間に挟むことで、遮蔽にする。
  • 回避運動時、デブリとぶつからないよう、センサーを確認する。
  • レーザーでデブリを溶かし、デブリ衝突の危険を回避する。

【陣形】
<回避>
  • 長距離通信や、高速データ通信が可能なものを使用して連絡をとりあい、部隊間・部隊内での状況把握や連携をスムーズにする。
  • 四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取り敵の照準を絞りにくくする。

【体術】
<回避>
  • 高速で飛行しているため敵は細かな空戦機動は取れず、機動予測が容易である。
  • 弾幕を張る事により敵に自由に行動させない様にする。
  • 赤外線シーカーで目標を追尾するミサイルには、予め目標の形を認識させ、フレア対策とする。
  • 敵の背後や上の位置をポジショニングする。
  • 作戦に必要な最低限の燃料しか搭載しない事により、誘爆の危険性を避け、機動性の確保に努める。
  • 行動中はオペレートに従い不規則に動くことにより、敵に動きの予測をさせ難くする。
  • 高速移動中はふらつかないように姿勢制御は綿密におこなう。
  • 味方機と連携し、一斉に回避を行う事で狙いを分散させる。
  • センサー類の電子情報は、編隊内で共有できるようにする。
  • 敵の位置情報を共有する事によって、死角を無くす。
  • 火力を集中して相手の陣形を崩す。
  • 動きを止めず、相手に狙いを絞らせない。
  • 敵の未来位置を予測するときは、目標と艦との距離を基本とし、距離や角度の変化率を求めて現在位置からの目標の移動を推定。
  • 直線的でない動きで相手を惑わし、攻撃のタイミングを図らせない。
  • 対レーザーは相手の挙動を予測し発射前に射線を外す。
  • 敵を盾にすることで射撃行動そのものを中止させる。
  • 加速、減速によるフェイントをとりいれる。
  • 姿勢制御により機体の方向、進路変更などを正確かつ速やかに行う。
  • 敵からの発見を防ぎ、回避運動に使う推進剤を温存するため、被弾の危険性がないときは無加速慣性航行で対処する。
  • 宇宙船に被弾した場合は隔壁を閉鎖する。
  • 被弾時に工具や非常食、トイレパックなどの物資が飛び散らないよう、あらかじめマジックテープで固定する。
  • やむおえなく撃墜される場合は、デブリによる味方の被害が少なくなるように心がける。
  • 敵の攻撃手段は主にレーザーであり、強力ではあるが点の攻撃である。よって被弾面積を最小限に取るように心がける
  • デブリや障害物に隠れる事で攻撃を避けるよう心がける
  • 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。
  • 即座に行動できるよう機体の姿勢を意識し、常に維持する
  • 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。
  • 避弾経始が有効ならば、敵の攻撃に対し装甲が斜めになるようにする。
  • 避弾経始が無効か、無意味なほど威力が高ければ、回避運動を取る。味方の盾にならなければならない、脚部損傷で動けないなど、有効な回避運動が取れない場合は、投影面積を最小になるようにする。
  • 直射火器(機銃など)に対しては、距離を取るようにしつつ、回避機動を取る。
  • ロックオン警報を常に警戒する。
  • 天地方向、背後には敵につかれないようにする。
  • 誘導ミサイルを感知した場合、敵の射線に入らないように敵から距離を取り、併走するように誘導。敵の追撃がない事を確認後、フレア散布。同時に全速で離脱。誘爆に巻き込まれないよう注意する。
  • ECMを使い、敵の電子観測装備を封じる。
  • デコイを使い、敵の照準を狂わせる。
  • 機体操作によって、被弾面積を少しでも小さくする。
  • 軽質量火器は、ロールによって着弾角度をずらし、威力を軽減する。
  • 急速機動時はブラックアウトしないように、肺の空気を出す。
  • 敵機又はミサイルを振り切る場合は、機軸をずらし的を絞らせないようにする

<ダメージコンロトール>
  • ダメージを受けた際は主機関の出力状況や被害箇所の確認を行い、処置を行う。
  • 損害にかかわらず常に機体の状態を監視し維持につとめる。
  • ブレードなどの針状物体を的に向ける事で、そこで宇宙に熱を発散させることが出来るので、バイタルパートをある程度守ることが出来る。

<制御中枢防御>
  • 操縦を邪魔されないように各種電子関係のプロテクトを厳重にしておく。
  • ネットワークは事前にランダム暗号鍵を生成しておき、指定されたタイミングにより定期的に切り替えられるようにしておき、容易にのっとられないようにする。
  • 敵による侵入を防ぐためファイヤーウォール、ICEを使用する。
  • 敵のソフトキル対策に、監査プログラムを常駐させる。
  • 電子機器、精密部品をサージプロテクト加工しておく。
  • 監査プログラムはアクセスIDを常に解析し、不正アクセスを監査する。
  • 不正アクセスを感知した場合、即座にそのIDを強制排除する。
  • 不正プログラムを感知した場合、一時全アクセスを遮断、削除を行う。
  • バックアップは常時更新され、システムダウンの際は即座に置換する。

<オペレータとの連携>
  • オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている
  • オペレータと情報リンクし、全体の連携を図る。
  • オペレータの誘導に従い、的確なタイミングで回避を行える。
  • オペレータ部隊からのオペレートと、自編隊のセンサーの情報を統合させて回避を行う。
  • オペレータと情報リンクし、敵の攻撃予測を立てる。
  • オペレーターに緊急回避コードなどを教えておく。
  • 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。


参戦者RP


応援RP

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最終更新:2007年08月04日 19:23