178 :本当にあった怖い名無し:2009/10/28(水) 12:25:28 ID:XoRtL7xVP
さて、認知学などの本を色々読み漁っているところだが、ここにぴったりの本があったので紹介。
まさしくここのスレそのものw
著者は立命館大学名誉教授で、「ジャパン・スケプティクス」の元会長という人。
空耳アワーで有名な安齋肇のおじさんでもあるw
仏教の各宗派への「霊について」のアンケートや、科学的な輪廻転生観などなかなか面白い話も載っている。
ここでは散々既出のような話もあるが、彼の切り口は結構面白い。
まあ、ここに常駐されてる方は(猫含み)一読をお勧めするよ。
ちなみにブックオフなら450円。買った後で見つけた時はショックだったさww
238 :本当にあった怖い名無し:2009/10/29(木) 11:21:25 ID:kZy9+pqMP
仏教と霊の話があったので、>>178で紹介した「霊はあるか」から参照してみた。
日本国内の仏教各宗派へのアンケート結果より「霊の存在について」の結果。
ちなみに回答の多くは回答者の個人的見解という前提での回答となっている。
「霊は実体を持った存在」とはっきり回答したのは文章上では3宗派程度。
他ははっきり否定する派、宗派で見解を持っていないとする派、巷で言う幽霊は存在しないとする派と、
様々な状態。僧侶によって見解は違うと言った状態のようだ。
ざっと読む限りだと怪談話などに出てくる幽霊については否定的な意見の方が大多数。
360 :本当にあった怖い名無し:2009/11/02(月) 11:30:35 ID:ez0uFUIMP
今度は思い込みと信じることね。では関連文献と関連サイトのご紹介。
毎度おなじみ安斎氏「霊はあるか」より
1874年、パリの写真師ビュゲーさんはロンドンで「幽霊写真」を発表。幽霊写真は大人気だったそうだ。
しかし、詐欺の容疑で彼は裁判にかけられることになる。
彼は裁判でそのインチキテクニックを全部ばらし、スタジオからは撮影に使ったマネキンも押収された。
むろん彼は有罪。禁固刑と罰金刑を言い渡される。
ただ、面白いのは彼の信者達。彼らはビュゲーがトリックを暴露した後も彼の心霊写真は本物と弁護したそうだ。
その中にはジャーナリスト・音楽家・歴史家・作家・軍人や商人など社会的地位の高いインテリ層も多かったと言う。
「信じる」人はその根拠を外されても「信じる」ことは可能であるという実例だね。
まあ、この例を出さなくてもオウム逮捕後も未だオウム(現アーレフ)が活動していることでもわかる。
次に実際に「神仏」などといったもの「信心」を扱う宗教者の考え方ね。
以前にも>>238で仏教各宗派へのアンケート結果を紹介したが、今回はその一例となるサイト紹介。
浄土真宗のお坊さんのサイトより「だまされない極意」
http://www7.ocn.ne.jp/~kokubo/gokui.htm
安斎氏から資料提供を受けているようだが、彼独自の視点でも書かれているので一読をお薦めする。
最後には科学的な思考とは何かについても論じている。坊さんから科学の説法を受けるとは思わなかったw
彼が代表ということでは無いが、先のアンケートと合わせてみると、宗教者=オカルティストは間違いだとも言えるね。
最終更新:2010年01月10日 12:23