503 :本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 20:05:12 ID:0YLuhAwP0
平田篤胤の『霊の真柱(たまのみはしら)』を拾い読みすると、彼は「見える霊」は否定してるみたいなんだけど、霊の存在そのものは認めてるようだよ
「世の生々しき学びの輩、その幽冥を見むとするに、見えぬものから、なしと思ふは、いと愚かなることなり。此を熟く(よく)、心得わきまへざらむかぎりは、いかほど事は広く知るとも、なほ青々しきものしりぞも。」(岩波文庫p167)
ま、科学とは関係ないんだけども
504 :本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 20:21:12 ID:edEFmv4s0
ここの板は科学的根拠で書かないと病院へ池と書かれますよ
505 :本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 20:27:36 ID:edEFmv4s0
間違えた、医者に池、だった
506 :本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 20:32:36 ID:0YLuhAwP0
うん、いや、俺否定の人^^;
507 :本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 20:34:33 ID:68zycSy6P
>>503
平田篤胤は幽霊の概念を作った主犯格の一人だろうね。
その後に起こる神道と仏教の確執、柳田による民俗学による仕分け等々により、
日本の宗教は一度解体されることになる。そして現代幽霊が誕生したというのが俺の仮定だよ。
ただ、かなりその辺りの経緯が複雑なので、まとめきれてないところ。
その辺りの文献は結構面白いから色々読んでみるといいと思うよ。
>>504
社会学的な話も一応おk
>>494に書いてるだろ?概念自体にも懐疑的な状況なんだよ。
現象や実在を説くなら自然科学的な根拠をよろしくねw
508 :本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 20:47:45 ID:0YLuhAwP0
幽霊っていうと、俺の中では「見えるもの」「この世に残ったもの」という語感がある
でも篤胤の『霊の真柱』拾い読みしたかぎりでは、「見える霊」「残れる霊」を認めていないように読めるんです
そのへん、せんせいはどのように見られますか\(^o^)/
509 :本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 20:54:07 ID:edEFmv4s0
せんせい どうぞ
510 :本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 20:57:01 ID:hOu57KDNO
肯定派ですが・・霊能力者が霊と話出来るなら、卑弥呼がどこにいたか?などまだ解明できていないことを聞いて欲しい。
出来ないんでしょうね。
520 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 00:25:36 ID:ORmNzMQG0
文化だの宗教だのは、しょせんは人間が勝手に考えたものだ。
人間はどんな状況で幽霊を信じるのか、という考察の参考にはなるかもしれないが、
幽霊が存在するのか否かとは直接的には関係ないんじゃないかと思うのだが。
522 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 04:59:10 ID:zS9vgfIs0
>>520
なぜそう言い切れる?
事実を言ってる正直な奴が確かにいて、
その一方で不可知なのをいい事にそれを利用してる胡散臭い奴がいるとは考えないのか?
523 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 05:18:50 ID:zS9vgfIs0
>>507
どうしても種種の考察を霊から切り離して考えたい人、多いのかな。難しいね。
主犯格って...。
なぜそう否定的に解釈できるのか理解不能。
宗教、特に日本で最も主流となる神道・仏教では幽霊の存在は認めてない。
そんな事ないと思うよ。それも自分の仮説というなら納得もできるけど。
断定できるものじゃないでしょう。
自分が言いたいのは、宗教や隠秘思想を文化と捉えるのはどうかって事。
文化は宗教から生まれるんだろうけど、宗教自体は文化じゃないんじゃないの?
というのが自分の持論。
524 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 05:20:29 ID:XRK+nsXBO
日航の経営危機(目立たないが全日空も経営悪化)を見ると、
やはり羽田の鳥居移転の祟りなのかな、と思ってしまう。
幽霊、呪い、祟り‥やっぱ存在すんじゃね?
525 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 06:28:53 ID:ORmNzMQG0
>>522
事実を言っている正直なやつがいる?
自分にはそうは思えない。その可能性は、数学的なゼロではないが、限りなくゼロに近いと思う。
あなたは、その可能性は無視できないほど高いと心の底から思うわけ?
まぁ、「自分では事実だと思っていること」を言っている正直な人は多いだろう。それは別に悪いこととは思わない。
526 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 07:23:49 ID:zDnEWjKPO
文化や宗教は人間が勝手につくりだしたもんだから確かでない。というのは、おおよそ全ての学問に適用される言葉で、学問の枠には数学も科学も含まれる。
否定の根拠が、
勝手に造り出したから などという勝手なもんでは。なんとも。
531 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 09:48:27 ID:sarOd2L+P
本当に社会学は人気ないなぁw
>>508
篤胤自体は認めてないよ。認めちゃったら困るしね。
篤胤ら国学派のやろうとしたのは仏教と神道の分離。その時に仏教が今まで受け持っていた死生観の部分を
千年ぶりぐらいに神道が準備しなきゃいけなくなった。それで考え出した苦肉の策だと思うよ。
魂が極楽に行ったら仏教になる。だからって黄泉平良坂降りるとケガレてしまう。死んだらどうする?
仕方ないからその辺に居ることにした。八百万の神と同じように皆の周りに神様として存在してるんですよってね。
でもその辺に居るはずのに見えない。なんて突っ込まれないように最初に「見えない」って逃げ道を作ったんじゃないかな。
つまり「見えざるピンクのユニコーン」理論を篤胤は江戸時代にやってたんじゃないかと思うんだが。
まあ、その概念を引き継いでるのが守護霊とか地縛霊って概念だと思うよ。
いつから見えるようになったのか?その辺りはまだ考察中w
>>520
まあ幽霊を見る現象があるとして、それが幻覚や妄想だったとする。
俺はその元ネタを探してるんだよ。そうじゃなきゃ肯定派は次はこう言うはずだぞ。
「その幻覚の元になったものがあるはずだ!それが幽霊だ!!」ってねw
533 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 10:08:10 ID:r7LkX88m0
>>531
確かに、守護霊というと、「あなたの後ろに守護霊が見えます♪」とか言うひとがいるんだけど、本人には見えないものですね
そういう意味でいうと、守護霊ってあまり幽霊ぽくないな~
534 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 10:09:13 ID:sarOd2L+P
>>523
神道でお葬式を挙げるともれなく神様になれるんだよ。知ってたかい?
おまけに寺で挙げるよりとっても割安なんだがねwだから神道では死んだ人は幽霊になれない。
あと仏教については俺が仏教各宗派のアンケート結果を挙げてるんだが見てないのかい?
宗教は文化と違うと言うがどうだろうね?無宗教と言ってる人が墓参りして、お祭りに行って、クリスマスを祝う。
それぞれ、仏教・神道・キリスト教の宗教行事なんだがね。
日本では文化として?そう。宗教が文化に溶け込んでる証拠だと思わないかい?
541 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 12:49:50 ID:sarOd2L+P
>>533
じゃあ幽霊っぽいってどんなものだと思う?
白い三角の布つけて白装束で足が無くてうらめしや~?江戸時代じゃそれが幽霊だったけどね。
現代じゃ、そんな幽霊の目撃談は文化祭のおばけ屋敷でも聞いたことないw
それじゃ今流行りのオーブは幽霊?オカルト信奉者でも幽霊じゃないって人も居る。精霊とか何とかの意思だとかね。
それじゃ幽霊って何?ってのが俺の調べてるところだよ。
542 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 13:45:06 ID:2MFwTs/20
いやその、守護霊が幽霊ぽくないってのは、それが本人に見えないという意味で、姿かたちがどうこうという意味じゃないですよ
543 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 15:22:02 ID:sarOd2L+P
>>542
それは失礼。そういうことなら守護霊を見たという人も居るよ。
うしろの百太郎が出たあたりから守護霊本は色々出ていて、色々な守護霊を見る方法が出ているよ。
夢枕に立つとか、瞑想中に見えるとか、ある日突然声をかけられるとかww
もちろん方法があるんだから見る人も居る。つのだじろうも見た人の一人だよ。
あと幽霊を目撃した人で恐怖心を伴わなかった人は、その幽霊を守護霊だと解釈する人もいる。
特に70年代後半~80年代の女性の体験談にはそういう傾向が多いね。
多い理由は明白。うしろの百太郎や恐怖新聞が出版されて人気があったのがその頃だからだよ。
544 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 15:39:32 ID:2MFwTs/20
まんがが最初に「守護霊は見えるもの」という意味あいを与えて、あとから守護霊を見たという人が出てくるわけですね
面白いです
見えぬ霊が見えるようになったからくりにも、なにかしらのフィクションが先行しているのかもしれない
そんなことをちらり思いました
それにしても、守護霊がとつぜん後ろから「オッス、おら守護霊♪」とか言って肩をたたいてきたら、どうしましょうw
545 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 17:38:36 ID:ORmNzMQG0
「オッス、ガードよろしく♪」と言えばいい。
546 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 18:13:21 ID:zS9vgfIs0
=523
>>534
神道でお葬式を挙げるともれなく神様になれるんだよ。知ってたかい?
神様ってのは幽霊の一種じゃないのかって点を上げておく。
(幽霊の一種というか、「霊的次元の存在」って意味では同種なのでは?と考えてくれてもいいか)
あと、神道では漏れなく神様になるというが、日本では権力抗争に敗れて不遇に死んだ人さえも祭られて神
にするんだよね。こういうのは面白いね。外国だとこう言うのはあまりない。大体勝者が神として畏怖される。
これ等は、恨み心を鎮める為に(神として)祭り上げてるって事だろうし、結局死後の霊的存在を前提としてる
と考えた方がいいと思うね。
無宗教と言ってる人が墓参りして、お祭りに行って、クリスマスを祝う。
それぞれ、仏教・神道・キリスト教の宗教行事なんだがね。
宗教行事=宗教 じゃないのでは?って点が一つ。
行事が宗教?
宗教から宗教芸術が生まれるように、宗教から宗教的慣習、行事が生まれるわけね。
だから慣習は文化だといってみた所で、(宗教)芸術は文化だといってるのと変わらない、
それって当たり前のことを言ってるだけで、だから何って事にならないだろうか?
元々宗教の儀式には隠された合理的な意味があったのではと思う。それが曲解?あるいは
無理解?を起因とし世俗化され、慣習(=行事、文化)と見なされる様になってしまっていると
考える事も出来るよ。
547 :本当にあった怖い名無し:2009/11/06(金) 19:33:22 ID:sarOd2L+P
>>544
ちなみに前世って概念を世間一般(特に子供に)広めたものとして「ぼくの地球を守って」という漫画がある。
この漫画が出た後、前世ブームが流行したんだよ。「○○という言葉に記憶のある人」なんていう奇妙な案内が
文通欄に散乱したのもこの漫画のお陰。詳細はWiki参照。
そんなことを言うと「幽霊=厨二病」説を唱える人が出てきそうだなw
>>545
御霊信仰と今の祖霊信仰を一緒にするのにがちょっと疑問を感じるとこはあるんだけどね。
ただ、その辺突込みすぎると宗教板になっちゃうのでw
まあ性質の部分で言うなら神道で言う「心霊」は人々の周囲に存在するが決して「見えない」ものとされている。
幽霊のように見えてる時点で神道の概念外の存在なんだよね。
自然科学で言うならエラー説でも構わないが、概念論の社会学で言うならこれは致命的な違いだろうね。
宗教行事=宗教 じゃないのでは?
裁判では「それは宗教行事じゃなく慣習です。一般的な行事です」って判決になった。
無神論者や神道以外の熱心な信者なら「はぁ?」って判決だよね。
日本に住んで居ても神道以外の宗教を信じる人は地鎮祭を行わないこともある。
かの学会信者でも熱心な人は神社で拝むことはしない。それは宗教行事だから。
でもこの一般行事であるはずの地鎮祭では神様を拝まなきゃいけないんだよね。
この国に居る限り一神教の信徒でも行事と称して他の神を崇めさせられる可能性がある。
つまり、この国では宗教を文化であると言い張る癖があるようだってのが一つの見解。
559 :本当にあった怖い名無し:2009/11/07(土) 01:11:35 ID:7CY9gIPg0
守ってくれたり、危ういところを助けてくれたりは感じるな。
運とか偶然とは別な日頃見守ってくれてる人は居る。だって俺生きてるもん。
最終更新:2010年01月10日 12:25