すなわち魂もまた必滅なのである


839 :考え中:2009/10/01(木) 04:38:50 ID:ywCyS3w20
 随分前に一度書いた思考実験だけど
メカニックとしての人間は、技術的な問題はさておき
分割もできれば連続性を保ったまま器質の移行もし得る。
 それこそ、神秘的な力で阻害されない限り、理論上の問題はない。
(技術上の問題こそあれ)
 この時点で仮定された魂的なものは、メカニックとしての人間と
ともに、器質を変化させ、あるいは分割統合されなくてはならない。
そうでなければ論理的整合性を維持できないからだ。



840 :考え中:2009/10/01(木) 04:51:10 ID:ywCyS3w20
 別の話。

 不滅とは状態としての死を意味する。生きているとは因果律に
従って変化し続けている状態であるからだ。不滅のものはガラスに
封入された標本のように静止し変化しない。それが不滅、変化しない
という状態だ。

 魂的なものを仮定して、それが生きているのならば
魂もまた因果律に従って変化し続けていなければならない。
そうでなければガラスに封入された標本でしかないからだ。

 すなわち魂もまた必滅なのである。


843 :考え中:2009/10/01(木) 04:57:31 ID:ywCyS3w20
 そして

 幽霊が単に死者の死後の延長の存在ということならば
論理的には問題のない存在だ。少なくとも時間の問題で
器質を連続的に移行させ続けることで、オリジナルが失われても
精神の受け皿である脳を存続させうる。

 問題があるとすれば、彼、がいつ死んだか

ということだろう。あるいは樹脂性の器質と共に変化し続ける
彼はまだ生きているのか。隣にある、同じ樹脂性のロボットと
何が違うのか、彼は悩むだろう。


844 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 05:13:28 ID:mnAEBU3bO
 >>840

滅するということは現象であって、
魂があるんだとすればそれは既存の物質、現象とは異なる性質を有する何かであるはずだから、
魂が滅するとは果たしてどういった状態を指してそうすべきかが定かじゃない。

変化の対象が、例えば心境で、
何かをしたいという意欲が無くなった時、それが滅するという状態を指すんであれば、
何かをしたいという意欲が滅するだけで、意欲を発する源が滅するわけではないので、
そういった意味で魂は必滅であると解釈することは出来る。

魂の必滅が、魂そのものが無くなってゼロになるんだと受け取っておられるんならそれは間違いであると思う。

なんの話ししてるか分からんが。


846 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 05:20:31 ID:mnAEBU3bO
 >>843

オリジナルとやらが肉体である必要はない。
むしろ魂の方がオリジナル、人間の核とする方が自然で、
だとするなら、いつ死んだ。というのは肉体の死を指した言葉にすぎず、
樹脂の塊をみて思い悩む必要も無い。


847 :考え中:2009/10/01(木) 05:21:09 ID:ywCyS3w20
 >>844
 ここで言うところの生き死にとは、勿論生物的な話ではなく
「活動し得る状態か否か」ということである。

 活動は一瞬前の状態が死に、別の形に変化する状態の連続
の中で起こる。別の形に変化する以上、その変化のバリエーション
のなかには、集合としての機能を失う変化も常に含まれる。
 程度の差はあれ、遅かれ早かれ、集合としての機能不全は訪れる。

 魂もまた因果律の中で機能を失う。すなわち必滅である。


848 :考え中:2009/10/01(木) 05:26:22 ID:ywCyS3w20
 器質と魂がなぜ常に表裏一体で無ければならないか。
分割統合の場合を考えればそれはわかる。
 器質を四分割し、それぞれに補完器質を足し、しかし
最後まで連続性を維持し続けるとする。

 技術的な問題は現時点であっても、理論上の障害はない。
神秘的な力で阻害されない限り、いずれ実現される。

 さてこのとき魂は四分割されなければならない。
四つの器質に条件の差がないからだ。

 四通が全てオリジナルで、等価である。

 器質の分割によって魂は四分割された。


850 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 05:37:28 ID:mnAEBU3bO
 >>847

魂の滅するという状態と、物質の滅するという状態を同様に考えることは出来ない。

魂が活動を停止する。とはどういった状態で、どういった原因が考えられるか。

魂は肉体のように食物を接種する必要が無く、外傷によって血を流すなんて話しも聞かない。
一般的な魂の概念は、物質ではない。または既存の物質とは異なるはずで、
魂が活動を停止する理由が見当たらない。

また滅するとはほろぎる、消えるという意味で、小石が活動を停止しているからと言って消滅した。とはならないはずだ。


851 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 05:44:25 ID:mnAEBU3bO
 >>843

反論でもなんでもないんだが、

肉体を四分割すれば魂が四分割というのは、

同じ人格を有する人物が四人になるということで、それが現時点の技術で可能であると。そういうことなんだろうと思うが、

不可能なのでは。


852 :考え中:2009/10/01(木) 05:44:50 ID:ywCyS3w20
 物質でもエネルギーでも、変化そのものが「死」である
ことに気づけば、この話はしごく当たり前なのだ

 魂が生きていれば(活動していれば)因果律の中で
変化しているということである。

 すなわち魂は一瞬前の自分を生かし続けることができていないのである。
一瞬前の自分の屍骸の上に今の瞬間を存在させ、また死なす(活動する)
ことによって次の状態に移行する。

 活動することは(生きることは)死の積み重ねである。
集合としての活動停止「滅」とは因果律の死を意味しない。


855 :考え中:2009/10/01(木) 05:47:11 ID:ywCyS3w20
現時点の技術で可能とは言ってない。

というか寧ろ「現時点」の技術で無理は当たり前。
理論上の障害が無いといっている。

 理論上障害が無ければ、技術的問題が解決されれば
可能である。神秘の力が邪魔しない限り。


856 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 05:52:25 ID:mnAEBU3bO
 >>852

死が滅で、変化であるなら、

不変の物質は不死で不滅なのか。

魂が滅するのに、小石は滅さない。

一瞬前の自分を生かさないことが滅を意味すると言うのなら、
不滅の小石は一秒に何倍にも増殖していなければならない。


857 :考え中:2009/10/01(木) 05:54:12 ID:ywCyS3w20
小石は知ってのとおり必滅だ。


859 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 05:55:55 ID:mnAEBU3bO
小石の必滅はどういった意味で必滅なのか。


860 :考え中:2009/10/01(木) 05:59:08 ID:ywCyS3w20
あと
死が滅で、変化であるなら
は解釈を間違っている

活動していることは、因果律の中で変化していることであり
変化とは死と正を同時に積み重ねる状態だということだ。

 一瞬前の状態死無しで、今の状態の生はない。一瞬前の自分は
この世になく永久に失われたままである。しかしその結果今の自分がいる。

 滅しないものは活動しえない。ある状態で静止したままだ。


861 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 05:59:12 ID:mnAEBU3bO
 >>855

ああ失礼した。

どういった理論に基づいた可能であるのか。

肉体を分割すれば魂も分割されるというのは。

暇潰しなんで答えなくてもいい。


862 :考え中:2009/10/01(木) 06:02:49 ID:ywCyS3w20
小石の必滅はどういった意味で必滅なのか。

 小石だって人間の目に一見変化していないだけで
常に因果律の中で変化し続けている。
 小石も変化の積み重ねのなかでいずれ小石ではなくなる。
ただ、小石には歩いたり喋ったりする性質がないだけである。


863 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 06:07:05 ID:mnAEBU3bO
 >>860

変化とは一瞬前の自分が死に次の自分が生きること。

必滅でない存在、は存在するのか。

小石も滅するのなら、小石も活動しているのか。


864 :考え中:2009/10/01(木) 06:13:37 ID:ywCyS3w20
必滅でない存在、は存在するのか。

我々の眼から見て必滅ではない状態は昨晩の四次元ばい菌がいればそれに
あたるといえなくも無い。
だが因果律の全てのポイントに同時に影響を及ぼす存在を
因果律によって物事を認識する我々が知覚することはできない。

 つまりたとえ存在しても存在しないといえる。

小石も滅するのなら、小石も活動しているのか。

 生き物のようには活動していないが、生き物同様変化している
この二つは同じことなのだが、人はこれを区別する。

 変化することが活動することの母集合で、意味づけによって
特化されているが、本当は同じことである。



865 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 06:15:03 ID:mnAEBU3bO
性質が違うだけで小石も変化している。

小石の変化は極めて受動時な場合に限られると思うのだが、
魂は自らして意欲を発し変化する。
この二つの変化を同じ変化として良いものか。
小石に関するあなたのおっしゃる変化は物質としての消滅であって、
自分の死と生の積み重ねではないのでは。
小石に自分はないはずで、そういう性質を有する小石は、魂においての必滅と比較した場合、不滅の実在ということになる。


866 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 06:21:40 ID:mnAEBU3bO
時間があって
その流れに添うことを変化とし、
生死であって、
必滅としているようだが、

自分がこの話題に止めておいてあれだが
だとして何なんだという所、
何が言いたいんだというどころを訊ねたい。


867 :考え中:2009/10/01(木) 06:24:18 ID:ywCyS3w20
死と生とは、生物的な表現であって、只無為自然にいえば
「変化」でしかない。

魂は自らして意欲を発し変化する。
これをなぜ知りえたのか不明だが、単に人間の脳の活動を
なぞっただけなのら、意思も意欲も微細な状態の断片の変化の
集積でしかない。
 あるスケールの範囲でそう人間が認識するだけで人の眼なしには
区別されえない。

 仮定された魂に意欲があるかどうかは、好みの話以上ではないはずだが
それが複合的な変化の上になり成り立つものであれば話は同様である。


868 :考え中:2009/10/01(木) 06:26:01 ID:ywCyS3w20
器質と仮定された魂は表裏一体でなければ論理的整合性がとれない。

魂があってもかまわないが、それは器質と常に共にある


869 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 06:34:24 ID:mnAEBU3bO
意欲を発するのが魂でなく、人間でもいいんだが、

人間が必滅であることと小石が必滅であることを同義とした場合、
人間の滅する自分が、小石に存在するのか。

小石の自分が変化した時、それは死であり生である。では小石の自分とは何なのか。
人間の自覚するところの自分とは異なる自分であるはずで、それらの変化を同じものとして良いのか。


人間の意欲や 自分 などはとるにたらない、作られたもんであると言うのなら、何をして自分。を自覚し変化を自覚し得るのか。


870 :考え中:2009/10/01(木) 06:39:19 ID:ywCyS3w20
我々のスケールで見ても物にはそれぞれ性質がある。
同じか別かと言う話はいうなれば好みの評価だ。

俺は「自分」は、生物学的に俺の脳が知覚している生体としての
輪郭の総体、だと思う。

まあ、好みの問題としか思えないけどね


871 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 06:39:51 ID:mnAEBU3bO
 >>868
なるほどスレに添ってたわけだ。理解が足らなかった。申し訳なかった。


器質、表裏一体とは肉体と魂を指しておっしゃるのだろうが、
どういった理論から整合性がとれないのかというところをやるべきだった。

魂が必滅だと仮定して、何故肉体と表裏一体である必要があるのか。


872 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 06:43:13 ID:mnAEBU3bO
 >>870

だとするなら、人間に値する自分が存在しない小石には自分はないはずで、自分がない小石は、変化し得ない。

不滅であって、器質だ表裏一体だとやらも破綻するんでは?


875 :考え中:2009/10/01(木) 06:47:47 ID:ywCyS3w20
 >>872
自分のあるなしに、特に意味はないということです
意味を見出しているのは我々自身

 変化の中でそれぞれそういう性質を現すが、結局
一時の集合的性質も変化し別のものになる。
別のスケールで集合の生き死にが入れ子構造のように
連なっている。

 ぼんやり眺めればそれだけです。


876 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 07:05:24 ID:wVJKUyAi0
 >>875
手垢のついた方法だから嫌かもしれんが
フィルムのコマで説明すればええじゃろ


883 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 11:28:57 ID:3ZTuEHc50
小石は不変じゃない、だって地球も太陽系も移動し続けてるから。もし小石が完全な意味で時空間不変なら、
それは例えば地軸の回転にも追随せず、地球の自転速度で東から西へと移動し続けて見えるはず。

あと、人の体内には自身の各細胞も含めて何億もの命が日々刻々誕生し死んでいるが、霊的にはこれはど
うなるのだろう?


884 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 11:35:27 ID:d2tUwGgB0
生きてる人間は重力を受け、地面や大気との力の及ぼしあいもあるので、地球上の特定の位置に
いつづけることができる。

霊魂がそういう物理現象と無縁であれば、自転+公転する地球上の特定の緯度・経度・高度を
維持するだけでも大変そうに思える。ちょっと気を抜くと地上1000kmとかに平気で瞬間移動しそうだw


885 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 12:25:11 ID:XY2v7MUQ0
 >>884
なるほどな。今年は松茸が豊作で値段が下がってるらしいが、
松茸のすき焼きなんかはやっぱ贅沢だろうか?


887 :本当にあった怖い名無し:2009/10/01(木) 12:34:55 ID:VjvRLhvli
 >>883
まあ、「絶対座標」なるものは現実には存在しないんだけどな。

でも結果的には、質量が本当に無くて他の物体とも物理的な相互作用をしない物は
重力によって作り出される公転なんかを無視して等速直線運動を
続けることで地球から放り出されるであろう気がする。











タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年01月10日 16:32
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。