背理法的不在証明と脳の互換性


689 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 19:09:00 ID:tmR94ztr0
幽霊がいないという証明は背理法で出来る
幽霊がいるという証明は現状では不可能
推論や体験談では証拠には不十分
幽霊に関してだけこの世の理が通用しないというのも強引で根拠がない


692 :に:2007/08/25(土) 19:26:13 ID:Pu4pfaOi0
 >>689
例えば、15世紀の科学者が「光の速度は不変である」と考えても
当時はそれを証明することは困難だったんだよね。

「光の速度は不変である」ということの証明は15世紀では不可能。
推論や体験談だけでは証拠には不十分。
光の速度に関してだけ、当時の科学が通用しないというのも強引で根拠がない。

という状況だったわけだ。
だとすると背理法により「15世紀の世の中では、光の速度は不変ではない」という
ことになってしまうわけだよな。


695 :に:2007/08/25(土) 20:26:15 ID:Pu4pfaOi0
A:それまでの科学知識と矛盾するが、それまでの科学知識のほうが間違っている。
B:それまでの科学知識と矛盾するが、それまでの科学知識のほうが正しい。

「既存の科学知識と矛盾する仮説」というのは、上記の二通りに大別される。
だから「既存の科学知識と矛盾している=間違い」ということにはならない。
もちろん「既存の科学知識にとらわれない=正しい」ということにもならないが。


696 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 20:26:19 ID:zAHeNHCI0
>幽霊が存在すると仮定すると現在正しいとされる科学に矛盾する箇所がある 

だから肯定派は「現在科学で分かっていないこと」が幽霊で説明できる、という論法を持ち出す。
とはいえ、「科学で分かっていないこと」が時代によってどんどん変化していくから、
幽霊理論もどんどん変化せざるを得ないw


698 :に:2007/08/25(土) 20:36:18 ID:Pu4pfaOi0
そこはほら、生きている人間は「肉体+意識」なわけじゃん。
でも死ぬと「肉体」のみになってるように見える。
じゃあ、「意識」はどこへ消えたんだ、と考えるようになるわけだ。
むしろ「意識」がどこかに残存していると考える方が、エネルギー保存の
法則にかなっていると考えることもできる。


699 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 20:40:58 ID:tmR94ztr0
意識には脳ありきではないのか


701 :に:2007/08/25(土) 20:42:55 ID:Pu4pfaOi0
 >>699
コンピュータに例えれば、確かにPC本体をぶっ壊せば、メモリ上のデータは
消失する。しかし、何らかのバックアップ機能を持っていれば、本体をぶっ潰しても
そのデータを別のPCなどのハード上で復元する事ができるよな。


702 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 20:52:33 ID:tmR94ztr0
脳が死ねば意識も死ぬだろ?例え後から復元できたとしても
では復元されていない脳、あるいは意識を留めておく媒体がないのに、どうやって意識が死んでなお生き続けるのか


705 :に:2007/08/25(土) 21:00:09 ID:Pu4pfaOi0
意識が人間の脳の上でしか維持されないということは誰が証明してるの?
意識が脳以外の媒体に保存されることはないということも誰が証明しているの?

SF小説などでは「フェッセンデンの宇宙」などがあるし、
人工知能の研究も行われている。

意識を脳以外の場所で生じさせようとする試みは、いまだ成功してはいないが
決して単なる絵空事や妄想ではない。


707 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 21:06:52 ID:zAHeNHCI0
意識を生じさせるのと保存させるのは違うと思うが、
サイバーパンクでいう「電脳」なんかは現実味がありそうだ。

でも「ないことの証明」って悪魔の証明だよねえ。

まあ、意識が他の媒体に保存されると仮定するとしても、
それが幽霊みたく生前の肉体の姿で現れる、というのはなんとも考えにくい。
パソコンのデータが、もとあったパソコンの形を取って現れるというのはなさそうな話だ。
古来よりいう陰火(鬼火、人魂)のようなかたちのほうがありえそうだ。


708 :に:2007/08/25(土) 21:07:02 ID:Pu4pfaOi0
なぜいまだに「完全な人工知能」ができないかというと、それは
「人間の意識内容を記述できない」からでしょ。
要するに「人間の意識」というものは、いまのところ科学的客観性を
もって定義されてはいないわけだ。

クオリアや着地点問題など、未解明な部分が多く「意識というのはこうして
生じる」とハッキリわからないからシミュレートすることができず、だから
人工知能を作り出す事ができない。

これだけわからないことが多いのに、なぜ「意識が人間の脳以外に生じる
わけがない」とか「意識は脳以外の場所に保存されるわけがない」と断言
できるのかがわからない


709 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 21:10:02 ID:tmR94ztr0
無意識は脳が意識的な活動ができない状態のことだろ?それに対して潜在意識は自覚がないだけで脳はしっかり活動している。記憶は脳の中に蓄積されたもの
死ねば脳は動かないんだから何も起きない
幽体だのは夢の類じゃないの?それはよくは知らん


710 :に:2007/08/25(土) 21:13:15 ID:Pu4pfaOi0
 >>707
 > それが幽霊みたく生前の肉体の姿で現れる、というのはなんとも考えにくい。
 > パソコンのデータが、もとあったパソコンの形を取って現れるというのはなさそうな話だ。

しかし「パソコンのデータ内には、必ずそのパソコンの本体画像が含まれている」という
ことがあれば、そのパソコン画像を再生して、パソコンの姿を見せる事ができる。

全人類の中で、盲目の人などを除いて「自分の姿を知らない」という人はいないだろう。
ほとんどの人が「自分の姿や顔かたち」を、脳内に記憶しているはずである。
それを何らかの形でアウトプットすることによって、生前の自分の姿を見せることが
できるのかもしれない。これはおそらく、光学的作用ではなく、「脳の視覚野に、
直接、画像や動画のデータとして、生前の姿を送り込んでくる」ということなのでは
ないだろうか。


711 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 21:14:30 ID:tmR94ztr0
意識が脳以外の場所に記録されないとはいってない。むしろ俺はできるとおもってる
だがあくまで話は死んだあとにそれが起こるとは考えにくいということ


712 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 21:19:30 ID:zAHeNHCI0
 >そのパソコン画像を再生して、パソコンの姿を見せる事ができる。
モニタやプリンタ、スピーカみたいなハードウェアがないとどうしようもないでしょ?

 >光学的作用ではなく
心霊写真や監視カメラに写った霊が説明できないなあ。
写真や動画を見る全ての人々にいちいち霊が働きかけているんだろうなあ。


713 :に:2007/08/25(土) 21:19:59 ID:Pu4pfaOi0
おそらくそれは死ぬ前にも起こっているのである。

仮に対象をAさんとするが、Aさんが生存中に生じる「Aさんの意識の残存」は、
生きているAさんの「意識そのもの」の方があまりに大きいので、それに
隠されてしまう形となって気づかれにくい。

しかし、Aさんが死んだとき、それを覆い隠す「Aさんの意識そのもの」が
失われるので、残存した意識は気づかれやすくなる。

濃い塩水を飲んだあとで薄い塩水を飲んでも、薄い方の塩味はほとんど感じられない。
しかし、濃い塩水がなければ、薄い塩水でも塩味を強く感じる場合がある。

そういうものなんだとおもう。


714 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 21:22:46 ID:zAHeNHCI0
やっぱり意識の媒体の問題は大きいなあ。アウトプットデバイスの問題。
それと意識だけのときの感覚器官も問題だなあ。肉体にはあるんだけど。
こちらはインプットデバイスの問題だなあ。


715 :に:2007/08/25(土) 21:24:08 ID:Pu4pfaOi0
ここで俺が思うのは「脳の互換性」なんだよね。

「人間の脳内情報を全てバックアップできる機械」と「人間の脳内情報を全て消去できる機械」
「バックアップした脳内情報を別の脳に書き込む機械」があるとする。

これでAさんの脳内情報をバックアップした上で、Aさんの脳内情報を全て消去する。
次いでBさんの脳内情報をバックアップした上で、Bさんの脳内情報を全て消去する。

そして、Aさんの脳に、バックアップしたBさんの脳内情報を書き込み、Bさんの脳に
Aさんの脳内情報を書き込む。

さて、Aさんの脳の上で、Bさんの意識は動き始めるでしょうか?
Bさんの脳の上で、Aさんの意識は動き始めるでしょうか?


721 :に:2007/08/25(土) 21:55:46 ID:Pu4pfaOi0
霊=無線方式の情報共有ではないか、と俺は思うわけだ。

ここにC君の脳内情報がある。その情報とは「自分の姿や顔かたち」に関する情報である。
この情報をA君とB君の脳にコピーした場合、A君とB君は同じ情報を得る事ができるだろうか?

A君もB君も「C君の考える、自分の姿や顔かたち」を認識することが可能であろうか。
もしもこれが可能であり、なおかつC君が既に死んでいた場合、A君とB君が認識した
「C君の考える、自分の姿や顔かたち」こそが霊と呼ばれるものなんだと思う。


722 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 21:57:54 ID:5i875llm0
 >>721
だったら、そこに誰もいないのに、たった一人で幽霊に遭遇するケースはどうなる?
条件として、その幽霊のことを考えた人は一人おらず、幽霊にいきなり遭遇してしまった。

725 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 22:03:57 ID:zAHeNHCI0
 >>723
はっきりと見るケースは認識が偶然うまくいったか、>>723の下の行のような情報を送られた場合。

「はっきり」といったって、それは見た人の主観であって、幽霊の送ろうと思った情報と一致しているとは限らないよ。


726 :に:2007/08/25(土) 22:04:57 ID:Pu4pfaOi0
たった一人の目撃者をA君、出てきた幽霊をB君の霊とします。

仮に、その場所がB君の死亡現場だとした場合、そこにある何らかの物質に
B君の意識が残存し、その意識の残存がA君の脳に無線でコピーされてしまったと考えます。

そこでB君の姿を見たのであれば、それはB君の意識の残存の中に存在する
B君のルックスに関する情報が、A君の脳の視覚野で再生されて見せる幻影であるということです。


727 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 22:05:03 ID:5i875llm0
 >>725
主観こそ、その人が発信する確固たる情報だろ?


728 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 22:06:17 ID:5i875llm0
 >>726
お前さんの理屈で行けば、幽霊というのは何らかの手段で取り交わされる映像情報の共有なんだろう?
だったら、A氏が「確固たる姿の幽霊を見た」というのも、立派な付加情報だろう。
それを「いやそんなことはない」と打ち消すのは、情報共有にならないんじゃね?


729 :に:2007/08/25(土) 22:06:53 ID:Pu4pfaOi0
それぞれの脳に互換性があったとしても、完全な互換性があるかどうかはわからないわけだ。
あるPCではハッキリと再生できるムービーが、別のPCではノイズが多く再生されたりする。
そういう事じゃないかな。


731 :に:2007/08/25(土) 22:10:21 ID:Pu4pfaOi0
 >>728
例えば、俺が「すげえエロい動画を発見したから送るね!」と言って、お前に動画を送っても、
それがお前の趣味や嗜好に合わなければ「すげえエロい」とは感じないだろ。
あるいは、PCの環境などによって駒落ちしたりノイズが多ければ、それで萎えるかもしれない。
へたすりゃコーデックスの問題で再生すらできないかもしれない。

情報共有というのはあくまでも「データの共有」であり、そのデータをどのように
感じるかは個人の問題であろう。


733 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 22:11:24 ID:5i875llm0
 >>731
それは価値観の問題であって、再生する視覚野の問題ではないだろ。
同じ映像を見ているか、見ていないか。
そのことと、どう感じるかという価値観は別のモノだ。
故に、同じモノを確実に見ていない、という根拠にはならない。


737 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 22:15:33 ID:5i875llm0
幽霊というモノを視覚情報の再生としてとらえるのであれば、
各人にある脳内データベースの視覚情報(幽霊情報)のダイレクトの交換ではなく、
何らかメディア(媒体)に記憶させられた幽霊情報の各人の再生という考えても良いんじゃない?

そうすれば、A氏、B氏、C氏が同じモノを見る必要性が無くなる。

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最終更新:2010年01月10日 12:54
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