udisks

udisksはストレージデバイスを管理するツールである。D-Busインターフェイスの「udisksd」デーモンと、それを利用したりクエリを送ったりするのに使われるコマンドラインツール「udisksctl」から構成される。

導入

udisks2extra パッケージを導入する。しかしUnivalentには各種デスクトップ環境の依存関係としてインストールイメージ自体に含まれているため、手動で導入する必要はない。

2というコトは1もあるんじゃあないか、と思ったそこの君。察しが良いね。
udisks1の開発は終了したんだ。これはAURから導入できるが…。

追加機能

udiskie

通知機能やトレイアイコンなどを提供するラッパー。XunivalentUni3valentには同梱済み。
https://github.com/coldfix/udiskie || udiskieextra

使い方

取り外し可能デバイス

例えばUSBメモリ(ここでは「/dev/sdb」を差し込んだとしよう。あれれ~丘peopleおかしいぞ!?自動的にマウントされないな。
こういう場合は手動でマウントをしなくてはならない。例えばこんな感じ。
udisksctl mount -b /dev/sdb1
上記のコマンドのように区画毎に設定する必要があるため、 lsblk コマンドでデバイスの区画や容量を予め調べておこう。

取り外す際はこう。
udisksctl unmount -b /dev/sdb1

ISO9660

ISO9660イメージはこんな感じでマウントできる。デスクトップエントリを作って、MIMEタイプを関連付けてもいいかも。
udisksctl loop-setup -r -f <iso file name>
最終更新:2023年12月21日 09:30