書名
世紀末の街角
初版単行本
- 出版社(叢書・シリーズ名)
- 発行年月日
- 版型 造本データ ページ数
- 定価
- 装丁
目次
- Ⅰ パリ 3
- パリ万国博覧会への招待 4
- 地下のパリ、夜のパリ 16
- 都市ゲリラのパリ 22
- Ⅱ ロンドン 27
- ピカデリー・サーカスの夜 28
- シャーロック・ホームズの都市空間 34
- ビアズリーの街、モリスの街 42
- 郊外への旅 レッド・ハウス訪問 49
- Ⅲ グラスゴー 57
- ミス・クラントンの喫茶店58
- 丘の上の家 69
- グラスゴー美術学校 74
- Ⅳ ウイーン 81
- ブラームスの子守歌 82
- オットー・ワグナーの都市改造 87
- 聖なる春 92
- 知られざるクリムト 99
- 標題音楽と絶対音楽 102
- 音楽への旅 マーラーと世紀末 105
- ベートーヴェンの部屋 105
- トリスタンのイメージ 110
- 楽譜と文様 115
- Ⅴ ミュンヘン 119
- アール・ヌーヴォーの影 120
- ミュンヘンの街角から 124
- 男の都市、女の都市 129
- 郊外への旅 白樺 春 メルヒェン 135
- ヴォルプスヴェーデの白樺 135
- 春の乙女たち 143
- メルヒェンの別れ 151
- Ⅵ ミラノ 157
- ミラノ・ラプソディ 158
- リバティ・スタ1イル 166
- アール・ヌーヴォーから未来派へ 173
- Ⅶ ペテルブルグ 179
- 影の都市 180
- 劇場の都市 187
- さらばペテルブルグ 194
- あとがき 201
あとがきより
単に客観的に世紀末の都市を記述するのではなく、もっと自由に、実際にその都市のまっただなかにいるかのように書いてみたいと私は思ったのである。
このような私の勝手な試みを許してくれた中公新書の笠井雅洋さんに厚く感謝する。彼は私とともにこの旅を楽しんでくれた。彼のはげましによって、私は旅を終えることができた。
主な初出
『宝石の四季』『美術手帖』『音楽の手帖 マーラー』『フォーゲラー展カタログ』
最終更新:2007年02月01日 01:39