書名

海野弘の街あるき館さがし・旅の名手がつづる1日散策 東京23区・千葉県編

書誌情報

  • 出版社(叢書・シリーズ名)
    • 毎日新聞社(毎日ムック)
  • 発行年月日
    • 1996年4月25日
  • 版型 造本データ ページ数
    • A4変型判 並製 129ページ
  • 定価
    • 1942円
  • 装丁
    • 表紙デザイン:廣瀬郁

目次

  • 東京都
    • 〔台東区〕朝倉彫塑館 本の近代彫刻を求めた青春の息吹みなぎる 6
    • 文京区〕弥生美術館・竹久夢二美術館 失われた、胸くすぐる「少年」「少女」の世界 10
    • 〔江東区〕芭蕉記念館 江戸のニュータウンで花開く俳句の世界 14
    • 〔墨田区〕江戸東京博物館 〝盛り場〟両国の館から江戸との対話の旅へ 18
    • 〔江戸川区〕ジェイブ美術館 トリック・アートから始まる新しい歴史 22
    • 〔葛飾〕郷土と天文の博物館 水と生き、水と闘ったモダン都市の面影 26
    • 〔足立区〕郷土博物館 放水路で泣き別れても旧宿に残るにぎわい 30
    • 〔荒川区〕あらかわ遊園 大名屋敷、レンガ工場そして大衆の楽天地 34
    • 〔北区〕紙の博物館 渋沢栄一が開いた洋紙業発祥の地 38
    • 〔板橋区〕郷土資料館 中山道「一の宿」に沈んだ江戸・東京の時の流れ 42
    • 〔豊島区〕熊谷守一美術館 無名の若者が集った池袋モンパルナスの記憶 46
    • 〔練馬区〕いわさきちひろ絵本美術館 懐かしい子どもたちに会い失われた武蔵野を思う 50
    • 〔中野区〕歴史民俗資料館 綱吉の犬、ベトナムの象、巨木の下、激変の歴史 54
    • 〔杉並区〕郷土博物館 荻窪の文士村に井伏氏との思い出をたどる 58
    • 〔世田谷区〕郷土資料館 井伊家と松陰への思い…、「幻庵覚書」に出合う 62
    • 〔目黒区〕東京都近代文学博物館 優雅な旧前田公爵邸で文学を総合的に味わう 66
    • 〔大田区〕龍子記念館 馬込文士村の草分けは独立独歩の日本画家 70
    • 〔品川区〕品川歴史館 時代時代に独特の空間が栄えた江戸の外れ 74
    • 〔港区〕大倉集古館 日本初の私立美術館で人間的なゆとりを感じる 78
    • 〔渋谷区〕田中千代学園民俗衣装館 先駆者が世界から集めた時代の鏡「民衆の服飾文化」 82
    • 〔新宿区〕新宿歴史博物館 いつ甦る、江戸以来の解放区のエネルギー 86
    • 〔千代田区〕東京国立近代美術館工芸館 「工芸」再生と共に残った情報都心の明治ゴシック建築 90
    • 〔中央区〕家具の博物館 オールドタウンでぜいたくなコレクター気分 94
  • 千葉県
    • 〔浦安市〕郷土資料館 古くはない小さな歴史を新住民に伝えたい 98
    • 〔市川市〕市川歴史博物館 古代から人々が息づいた江戸川下流の地〝葛飾〟 102
    • 〔千葉市美浜区〕幕張北澤美術館 ガラスに咲いた花鳥に思う白い街にも人間化のきざし 106
    • 〔習志野市〕アンリ・ミショー美術館 詩人が自宅に開いた世界でただ一つの空間 110
    • 〔船橋市〕郷土資料館 変わりゆく都市の顔と川端や太宰の記憶 114
    • 〔松戸市〕市立博物館 江戸川沿い、新しい街から古い歴史の風情の道へ 118
    • 〔野田市〕上花輪歴史館 争議を機にメセナと近代化 先駆となった醤油王国 122
    • 〔流山市〕市立博物館 味醂で栄えたが、川との絆を失い往時の元気は… 126

あとがきより

主な初出

『毎日グラフ・アミューズ』

補記

最終更新:2007年11月14日 19:54
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