書名

久生十蘭 『魔都』『十字街』解読

書誌情報

  • 出版社(叢書・シリーズ名)
    • 右文書院
  • 発行年月日
    • 2008年4月25日
  • 版型 造本データ ページ数
    • 四六判 上製 298ページ
  • 定価
    • 2600円
  • 装丁
    • 高麗隆彦

目次

  • プロローグ 十字街に立ちて 1
  • 第一章 モダン都市函館
    • モダン函館周遊 7
    • 長谷川家をめぐる関係図 25
  • 第二章 〈魔都〉東京
    • 『魔都』をめぐる謎 71
    • 『魔都』の妄想的解読 72
    • 一九三〇年代の〈大東京〉 74
    • 大震災後の銀座 79
    • カフェー時代 83
    • コルビィジェ風のアパート 87
    • 歌う鶴の噴水事件 94
    • レヴュー「カーマス・ショオ」 97
    • 新興コンツェルンの暗闘 103
    • 安南皇帝は実在するか 118
    • 安南皇帝のダイヤモンド 132
    • 東京のアンダーワールド 138
    • 目くらましのダイヤ 148
    • 東京市街戦争 第一部 165
    • 東京市街戦争 第二部 180
  • 第三章 〈十字街〉パリ
    • 戦争の長い幕間 195
    • 『十字街』失われたパリ 199
    • 『十字街』を往く 207
    • 大逆事件について 214
    • シーメンス事件について 220
    • フランソワ・コティについて 225
    • 鹿島与兵衛とスタヴィスキー 231
    • パリの久生十蘭 234
    • 二つの日本人社会 244
    • 再びスタヴィスキー事件 259
    • 内乱、騒擾、市街戦 264
    • プランス殺害事件 267
  • エピローグ〈一九三〇年代〉へ  281
  • あとがき 288
  • 参考文献 292
  • 人名索引 i

あとがきより

主な初出

補記

最終更新:2008年04月14日 20:06
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