書名
ファンタジー文学案内
書誌情報
- 出版社(叢書・シリーズ名)
- 発行年月日
- 版型 造本データ ページ数
- 定価
- 装丁
- ミルキィ・イソベ(ステュディオ・パラボリカ)
- 本文レイアウト:明光院花音(ステュディオ・パラボリカ)
目次
- プロローグ 1
- 第一章 ファンタジー入門 9
- 第二章 『指輪物語』 101
- 第三章 『ナルニア国物語』 165
- 第四章 『ゲド戦記』 239
- エピローグ 301
- あとがき 304
- 参考文献 306
あとがきより
〈ファンタジー〉はしばしば、子どもの文学と限定されてしまう。しかし私は、子どもから大人へ、大人から子どもへと自由に往来する想像力の冒険として、このファンタジー論を書きたいと思った。
まずファンタジー文学とはなにか、ファンタジー文学がどのような歴史を持っているかを書き、現代の〈ファンタジー〉を代表する『指輪物語』『ナルニア国物語』『ゲド戦記』という三つの作品を読んでいくことにした。そしてはじめに〈ファンタジー〉への私の思いをのべたプロローグをつけ、ファンタジーのキャラクターや象徴についての小辞典をつけた。
この本は、思いがけないきっかけから生まれた。『
海野弘 本を旅する』(ポプラ社)を出した時、神戸の海文堂書店で話をする機会があった。その時、書店の女性が「『ゲド戦記』について書いてください」といったのである。そこにいた編集部の矢内裕子さんがその話を実現してくれた。
主な初出
書き下ろし
補記
サイトの紹介文より
小説、ゲーム、アニメ、映画とあらゆるジャンルにまたがる<ファンタジー>の魅力を、歴史を追って明解に紹介。クリエイター志望者、必読の一冊!
最終更新:2008年12月21日 16:01