書名

雀はなぜ舌を切られたか イメージの風土記

書誌情報

  • 出版社(叢書・シリーズ名)
    • 講談社
  • 発行年月日
    • 1986年12月15日
  • 版型 造本データ ページ数
    • B6判 並製 250ページ
  • 定価
    • 1300円
  • 装丁
    • 蟹江征治

目次

  • 1 塩(しお) 3
    • 地の塩/旅する塩/漬けものの空間/塩の空間的語源/塩のコミュニティ
  • 2 湯(ゆ) 28
    • 湯の文様/出雲文化圏と湯の空間/湯とスープ/金属の湯/複製技術としての湯/風呂と茶
  • 3 釜(かま) 52
    • カマとナベ/釜の歴史/茶釜と季節のイメージ/茶釜の美学/カマとカマド/釜の空間
  • 4 箪笥(たんす) 77
    • 東北タンス紀行/タンスの空間/タンスの東と西
  • 5 屏風(びょうぶ) 91
    • 折りたたむ/さえぎる/映しだす
  • 6 橋(はし) 104
    • 橋姫の伝説/長柄の橋姫/猿女から橋姫へ/箸墓の伝説/橋の劇場/橋づくり、橋掛け
  • 7 味噌(みそ) 128
    • ごじるの思い出/味噌はいかにできるか/ミソとクソ
  • 8 針(はり) 141
    • 刺す、縫う、留める/糸針の道/泉鏡花と針
  • 9 糊(のり) 153
    • 雀はなぜ舌を切られたか/〈のり〉の言語空間
  • 10 籠(かご) 165
    • 笊と籠/こもりの空間/通すもの、通さないもの
  • 11 束子(たわし) 177
    • 束ねる/細かくする/掃除の神話性
  • 12 鈴(すず) 189
    • 鈴の女/スサノオと鈴/鈴と玉/鈴と鐘
  • 13 錐(きり) 202
    • 錐と鑿/火の錐/舞錐と装飾
  • 窓の詩学 214
    • 知の窓――横浜/学校の窓――仙台/光の窓――盛岡/鳥の窓――豊橋/水辺の窓――松江/港の窓――下関/天気の窓――鹿児島
  • あとがき 249

あとがきより

主な初出

『月刊ペン』『AD』

補記

最終更新:2008年04月24日 00:45
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