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  カメを飼う日々。それをまとめた一章。
 生き物を飼うと言うことをしっていただきたい。 

~第一章~ 

飼い始めてから、ここまで。

 このカメたちとは、ある祭りの「カメ掬い」というもので出会った。
私は、新しいものに引き寄せられてしまうもので、そのコーナーに
見とれてしまった。私は何を思ったのか、そのアトラクションに
チャレンジしようと思ってしまい、ついにやってしまった。
カメのことは何も知らず、掬った後にそのカメを幸福になどできるわけがない。
そんなことは少しも頭に現れず、なんとカメを一匹掬ってしまった。
そのせいでやる気が失せず、またチャレンジしてしまった。
今度は二匹も掬ってしまった。三匹掬って満足し、手を休めたその時に、
やっと理性が戻ってきた。私は後悔した。そんな自分が情けなかった。
 店に返すわけにも行かない。近くの川に逃がすわけにも行かない。
そのぐらい分かっている。私はそのカメたちを家に持ち帰った。よく見ると、カメたちは
ちっとも動いていない。
 家に着いて、まず飼うための道具を探した。運よく、以前金魚を飼うのに使っていた
水槽が、新品の時とほぼ同じ状態で残っていた。とりあえずそれに淡水を入れ、陸を作ってカメたちを放した。カメたちは、元気に水槽を動き回った。
 私は安心した。カメを飼うことになって初めて、こんな気持ちになった。おそらく、
情けない自分に立ち会ったことで、反省し、新たな感情が芽生えたのだろう。
それ以来、私はカメを生かそうと必死になった。

 時間が経ってくると、いろいろと問題が出てくるわけだ。私はカメたちを、
生まれたときから見てきたわけではないので、年齢や三匹の関係は全く分からない。
その上、私は、カメたちの性別すら分からなかった。
 私は、「通称:動物博士」という名を持つ同級生の協力で、三匹の年齢の見当を
つけることができた。どうやら、カメたちは全て1才らしい。あと、オスが一匹、
メスが二匹ということも分かった。

 飼い始めて四ヶ月経ってみると、なついてくるものも出てきた。私はその時、
生き物を飼うことのすばらしさを知った。そして悟った。「カメを飼ってよかった」と。
 後悔はしたものの、結局はうれしがった。

 私は、幸せ者だ。後悔して学び、実行して学び、結局は喜んだ。
私は、カメを飼い出した情けない自分に感謝している。そして、
生き物を飼うことの責任を感じた。

 

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最終更新:2008年07月06日 23:04