設定ファイルの検証

以下、全パラメータを日本語でまとめてみた。
英語版は本家から

ただし、実際使うInitiatorのパラメータはこんな感じ

大項目 項目 説明 デフォルト
Session
BeginString セッションで使用するFIXバージョン FIX.4.2
SenderCompID 送信側FIXセッションのID 半角英数
TargetCompID 受信側FIXセッションのID 半角英数
SessionQualifier 半角英数
ConnectionType クライアントはinitiator、接続を受ける側はacceptor initiator or acceptor
TimeZone このセッションの時間帯 Asia/Tokyo
StartTime このセッションが開始する(ログオンする)時刻 HH:MM:SS
EndTime このセッションが終了する(ログアウトする)時刻 HH:MM:SS
StartTime このセッションが開始する(ログオンする)時刻 HH:MM:SS
EndTime このセッションが終了する(ログアウトする)時刻 HH:MM:SS
MillisecondsInTimeStamp タイムスタンプにミリ秒が追加されるか(FIX4.2から使用可能) Y
ClosedResendInterval シーケンスのギャップの終わりに再送信要求か無限化を設定する。 N
Validation
UseDataDictionary データディクショナリを使用するかどうか。 Y
DataDictionary FIXメッセージが定義されているXMLファイル。もし、データディクショナリを使用しないと、基本的なメッセージしか使用できません。 FIX42.xml
ValidateFieldsOutOfOrder 'N' に設定すると不適切なフィールド(ヘッダのボディフィールド、ボディのヘッダフィールド)は拒否されない。 Y
ValidateFieldsHaveValues 'N' に設定すると空ではない値を持つフィールドは拒否される。 Y
ValidateUserDefinedFields2 'N' に設定すると、データディクショナリで定義されないメッセージが存在していても拒否されない。 N
CheckCompID 'Y' に設定すると、正しいSenderCompIDとTargetCompIDと共にメッセージを受け取らなければならない。 Y
CheckLatency 'Y' に設定すると、定義された数の秒以内にメッセージを受け取らなければならない。(MaxLatency参照)。 Y
MaxLatency CheckLatencyが 'Y' に設定されているなら、メッセージのために処理されるのを許容した秒数。 120
Initiator
ReconnectInterval 再接続を試みる秒数。 30
HeartBtInt HertBeatの間隔。 30
LogonTimeout Logon応答を待つ秒数 10
LogoutTimeout Logout応答を待つ秒数 2
SocketConnectPort セッション接続するためのソケットポート。 正の整数
SocketConnectHost 接続するホスト名(IP) IP xxx.xxx.xxx.xxx または、ドメイン名
SocketConnectProtocol 通信プロトコルを指定。 TCP
SocketConnectHost<n> フェールオーバ時の接続するホスト。 IP xxx.xxx.xxx.xxx または、ドメイン名
Acceptor
SocketAcceptPort セッション接続を受け入れるためのソケットポート。 正の整数
SocketAcceptAddress ローカルIPアドレス IP xxx.xxx.xxx.xxx または、ドメイン名
SocketAcceptProtocol Acceptorの通信プロトコルを指定。 TCP
RefreshOnLogon ログオン時、セッション状態をリフレッシュするか。 N
Secure Communication Options
SocketUseSSL SSLを使用するか。 N
SocketKeyStore 使用するKeyStoreのパス ファイルパス
SocketKeyStorePassword 使用するKeyStoreのパスワード 半角英数
Socket Options ※Acceptorは[Default]に設定する必要あり。Initiatorは[Default]もしくは各[Session]に設定することができる。
SocketKeepAlive TCPは2時間データのやり取りがないと自動的に生存チェックを行う。 Y,N
SocketOobInline OOBINLINEオプションを設定すると、ソケット入力ストリームを通して受け取られた全てのTCP緊急データを受け取る。 Y,N
SocketReceiveBufferSize データをソケットの上に受け取るのに使用するバッファのサイズをアプリケーションからのカーネルへ提案する。 整数
SocketReuseAddress データをソケットの上に送るのに使用するバッファのサイズをアプリケーションからのカーネルへ提案する。 整数
SocketLinger linger-on-close タイムアウトを指定する。 整数
SocketTcpNoDelay この接続のNagle's algorithmを無効にする。 Y,N
SocketTrafficClass 送出パケットの type-of-service を指定する。 整数 or または 文字列 (例)IPTOS_LOWCOST IPTOS_LOWDELAY
Storage ※QuickFIXのデータベース特有のクラス(MySQLStoreなど)は対応していない。代わりにJDBCサポートを使用する。メッセージストアとロギングは、簡単にJDBCで接続するデータベースも適合できる
PersistMessages 'N'に設定するとメッセージは永続化されない。 Y,N
FileStorePath シーケンス番号をメッセージファイルに格納するディレクトリ。 ファイルパス
JdbcDataSourceName データソースのJNDI名 半角英数
JdbcDriver JDBCドライバ名 半角英数
JdbcURL データベースURL 半角英数
JdbcUser データベースユーザ名 半角英数
JdbcPassword データベースパスワード 半角英数
JdbcStoreMessagesTableName メッセージテーブル名 半角英数
JdbcStoreSessionsTableName セッションテーブル名 半角英数
JdbcLogHeartBeats メッセージログのためのHeartBeatを行うか。 Y,N
Logging
FileLogPath ログファイルを格納するディレクトリ ファイルパス
FileLogHeartbeats HeartBeatメッセージのロギングを行うか。 Y,N
FileIncludeMilliseconds ミリ秒をログのタイムスタンプに含めるか。 Y,N
FileIncludeTimeStampForMessages タイムスタンプがメッセージに含まれているかに関係なく、タイムスタンプを登録する。 Y,N
SLF4JLogEventCategory SLF4Jのログカテゴリ。 ?
SLF4JLogIncomingMessageCategory SLF4Jの入力メッセージのためのカテゴリ登録 ?
SLF4JLogOutgoingMessageCategory SLF4Jの出力メッセージのためのカテゴリ登録 ?
SLF4JLogPrependSessionID セッションIDに関係なくログメッセージをPrependする。 ?
SLF4JLogHeartbeats HeartBeatを登録するか ?
JdbcDriver JDBCドライバ名 半角英数
JdbcURL データベースURL 半角英数
JdbcUser データベースユーザ名 半角英数
JdbcPassword データベースパスワード 半角英数
ScreenLogEvents ログイベントをGUIに出力するか Y,N
ScreenLogShowIncoming ログ入力をGUIに出力するか Y,N
ScreenLogShowOutgoing ログ出力をGUIに出力するか Y,N
ScreenLogShowHeartBeats HeatBeatをGUIに出力するか Y,N
Miscellaneous
ResetOnLogon ログオンリクエストを送信/受信する前にシーケンス番号をリセットするか。 Y,N
ResetOnLogout ログアウトした後にシーケンス番号を1へリセットするか。 Y,N
ResetOnDisconnect 異常終了時にシーケンス番号を1へリセットするか。 Y,N
SendResetSeqNumFlag ログオン時、シーケンス番号リセットを送るか。 Y,N
ContinueInitializationOnError エラーが発生した場合セッションを初期化し続けるか。 Y,N
SendRedundantResendRequests 余分なシーケンスを再送信要求するか。 Y,N
最終更新:2009年05月27日 05:53