捕手。右投右打。ドミニカ共和国カラカス出身。
2006年シーズンオフにカリブリーグから移籍。契約金5000万円、年俸4980万円。
在籍:2007年~
背番号:27
愛称:「ドミニカの英雄」「カリブの怪人」、「ラファエルちゃん」、「カリブの海賊」、「侍」、「下呂のフェルナンデス」、「下呂のシーシェパード」
スリーベースヒットで3塁に滑りこむラファエル

人物

礼節を重んじる。凡打でも全力で一塁を駆け抜けるひたむきなプレー。
普段は虫も殺せない程の心優しい男。
野球は一番苦手なスポーツだが、あえて不得手な競技をすることで自分を戒めている。
実はハーフでイランと日本の国籍を持つ。
キャンプではコンバート挑戦→失敗が風物詩となっている。
八重樫とはお互い容姿に劣等感を持つ者同士、仲が良いらしく、ヘルメットのテレビに映らない側には「八重樫追放反対」のステッカーを貼っている。

プレースタイル

ずば抜けて選球眼がいい。
打席では、バットがトップの位置に入った時にお尻をぷりんっとさせる独特な左足の使い方をする。
マスク越しに打者を凝視する「カリブ式リード」で投手を引っ張る。また、投手への返球が早い。

エピソード

2008年
ちょっと冷静になったうんこちゃんが守備では藤井に、打力全般では川口に劣る事実に気づく。

2010年
シーズン終盤に能力を爆発させた際には「おめーかよ!遅えーよ!」と罵声を浴びる。
オーナー辞任の危機の際には「モ、イッシーズンヤリタイ…」と来季への意欲を語った。

2012年
5月に暴走アウトをかます。
「ワタシハ モウ ニホンジンヨー!」と叫び勝ち越しタイムリー。特別に日本国籍が与えられる。
7月1週、トップバッターに名乗りを上げる。「打テマース。1番打テマース。」
勝ち越しホームランを放ち、その日から日本人になる。国が認めなくても、うんこちゃんが認める。
最終年のCS前、朝からツイッターで「コロシマス」と呟く。
日本シリーズ第6戦で放ったサヨナラホームランはうんこちゃんをちょっと泣かせた。
続く最終戦では4点ビハインドの苦しい場面でマスク越しに笑顔を浮かべる。勝ち筋が見えているかに思えたが、幻覚の可能性も否めない。


球歴

2007年
助っ人外国人の期待を受けて開幕からマスクを被り、1番や2番を任されたが、4月末ごろからは下位に下がり指名打者で出場。
実は4カ月近くスタメンライトだった事は内緒。

2008年
前半、3割を越える打率で折り返したが、後半からは控えに回り、来シーズンの構想からも外れる事になった。
最終戦の最終打席ではショートフライを打ち上げ、自由契約やむなしかと思われたが自ら減俸を申し出たことで再び契約に至る。

2009年
キャンプではセカンドコンバートを試みるが失敗に終わる。
シーズンでは礒部が離脱した際に指名打者を打った他は代打要員での起用に留まり、出場機会は激減。

2010年
キャンプではショートコンバートに失敗。
早々に戦力構想から外れ、代打に専念を余儀なくされるが、肝心の結果は出せぬまま迎えた終盤、能力を爆発させて三度レギュラー争いに参入。

2011年
打力を買われてレギュラーに復帰。指名打者に入り、交流戦ではスタメンマスクも被る。1、2番にも座ったが主に6番を打つことが多かった。
チャンスになかなか打てず打点は伸びなかった。

2012年
DH制廃止に際し、打撃に重きを置く方針が採られたことでほぼすべての試合でスタメンマスクを被る。
打順は当初は下位を打ち、左投手時に2番。好調を保ち、夏場以降は左右関係無く、基本的に先頭打者で起用。
初の2ケタ17本塁打を放ち、打率も終盤まで3割をキープ。昨季までの勝負弱さも改善され、成績はすべてにおいてキャリアハイを更新した。
日本シリーズ、2勝3敗で迎えた第6戦、負ければ終わりの一戦ではサヨナラホームランを打つ。

年度別成績

年度 試合 打率 打数 安打 本塁打 打点 盗塁
2007 125 .252 385 97 9 43
2008 101 .280 324 91 4 25 0
2009 24 .370 0 2 0
2010 .156 2 5
2011 134 .253 462 117 9 24 0
2012 133 .296 508 160 17 65 0
通算:6年 41 164
カリブ式リード

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最終更新:2013年05月22日 15:34