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生い立ち
生まれてすぐに両親が離婚。
片親育ちの為心のどこかで愛情に飢えていたが6歳頃になって父親の再婚が決まり幸せな家族に期待を膨らませていた。
しかし新しい母親とはうまくいかず、暴力はなかったもののモラハラパワハラ同様の精神的虐待を受ける。
世間体を気にする家庭だった為、表では普通の家庭のようにふるまっている自分の家族と自由になれない生活に嫌気が差し自殺を図るも未遂に終わり、そのことが両親にバレたことで勘当された。
そのことで高校生の頃から1人暮らしを余儀なくされた為、自給の高いメイドカフェなどで働いて生活費を工面。
それでも高校生の収入では良い暮らしはできず、18歳になるまでは貧乏生活をしていた。 高校卒業後は大学に通いつつキャバ嬢に転身。 キャバの仕事が肌に合わないと感じていた為ある程度収入を得てからはコンカフェ嬢として働いている。
普段は夜職で培ってきたテンションで人と接しているが幼少期に刻まれた虐待の思い出が「自分はいない方がいい」と縛り付けてくるので深い仲の友だちを作るのが下手。
両親の自分を見る歪んだ顔が怖くて醜形恐怖症を患っている、顔がいい男女を好むのもこの理由からきている。
20歳の時にとあることがきっかけで整形をしている(口元だけ)
実の母は今の今まで関わったことがない為、更に自分の存在価値の否定材料に繋がってしまっている。
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20歳の頃の人生
夜の街でたまたま出会った男に惹かれ同棲生活をはじめる。
彼はいわゆるヒモ男で、菫が養う形で暮らしていた。 それでも愛を求めて尽くしてきた菫だったが、貯金に手を出されていたことが発覚し大喧嘩。 傷害事件にまで発展しかけたが結局ほぼ全ての貯金を盗まれ逃げられてしまう。
貯金を失ったことで生活費その他諸々のお金が払えなくなってしまった為、風俗の仕事をすることになる。
風俗嬢の数ヵ月間が菫の人生で一番荒れていたとされている。 |
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最期
大学卒業後、どことなく人生のピークを感じて夜職を辞める。
フラフラと街を歩いていたら偶然にも何年も前に縁を切った家族が歩いているところに出くわしてしまう。 見つかる前に人ごみに紛れたがかつて両親だった2人の手に繋がれた 自身、あるいは父によく似た髪色の見知らぬ子どもが幸せそうな顔をしているのを目にした瞬間菫の中の全てが決壊。 終ぞ愛される幸せを得ることができなかった菫はその足で自宅のマンションへ戻り屋上階から身を投げた。 |
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