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昨日(19日)から家の前までクリニックの送迎バス(8人乗りのマイクロバス)に来てもらって、透析通院です。パパは歩行介助が必要なので、うらんも付き添っていったの。
バスのお仲間さんも、クリニックの透析患者さんも、そのほとんどは、70代の、おじーさんおばーさんです。。
先週の金曜、病院の腎センターでの最後の透析で、待合室で顔を合わせた方は、奥様が患者さんで、パパと同じく糖尿病から心臓を患い、心不全で電気ショックをかけたんだ、そうだ。
ただ、違うのは年齢で、奥様は70歳。
そこへ腎センターの先生が「ほんとのこと知りたい?」と通りかかり、「腎臓だけが悪い透析患者さんなら10年20年生きる人もいるけれど、糖尿病の人はね、、。やっぱり血管合併症があるから。生存率は悪い(透析導入後5年生存率が50%)。」と、言ったら、話しかけられたごしゅ人、「いやあ、うちのはもう70なんで、それ(5年しか生きられないこと)はもう寿命ですし」とか言ってる。
ヲイヲイ、うちのパパはまだ53歳なんだぞ。あと5年で寿命ってトシじゃないんだからさ~。やめてよ、そういう話するの。(ーー;)
先生も無神経だなあ。
食事は3時間、4時間透析でお昼にかかっちゃうので、有料で(1食500円だって)透析食を食べることが出来るけれど、パパは帰宅してから自分で作って食べる、ので、お昼は午後の3時近くになる。朝が6時で、昼が3時なので、夕食は夜9時、という食生活になってます。
透析食がね、すごい難しいのですよ。
食材も、食材の調理方法も制限されるんです。たとえば心臓が悪い、高血圧だからって塩分を減らせばいい、なら、味付けだけ工夫すれば済むんだけど
塩分だけでなく、蛋白質、水分量、に加えて、カリウム、リンの制限があって、でもしっかり決められたカロリーは摂らなきゃいけないし、透析しているうちに骨がもろくなったりするから、カルシウムも摂らなきゃいけないのだ。
しかしい、蛋白質やカルシウムを摂ろうとしても、牛乳やチーズ、小魚にはリンが多く含まれるのでブー。便秘を防ぐために食物繊維を摂ろうとして野菜を食べようにも、野菜にはカリウムが入ってるから、まず、生野菜はブー。
他の野菜も前処理として、必ず「水にさらす」か「ゆでこぼして」カリウムを減らす。
カリウムは減るけれど、同時にビタミンも減りますがな。(ーoー;)
全く摂ってはいけないのではなく、決められた量を厳守して制限せえってことなんだけど、アバウトにしろ、計算しなきゃいけないもんね、。特にカリウムは怖いから。多くても少なくても、不整脈が出やすくなって、心臓が止まったりしちゃうんだ。
病院の栄養相談では、制限するものの優先順位はってパパが聞いたときに、栄養士さんがまず塩分ですって言ってたから、塩分は1日5gを守らなきゃいけないのだけど、家庭で塩分5gの食事を作るって、パパ曰く「無理だ」。
病院では何十人分をいちどに作るので、少ない塩分でも、大量の材料から出る旨味成分で味つけをカバーできるけれど、一人分の食事で、病院食の味を出すのは難しいんだって、病棟厨房の人が話してたよ。
だから、パパは1日の塩分を7gまで、ということでゴハンを作ってる。でも、”バランスの取れた食事”とは呼べない内容です。朝はゴハンにふりかけ、昼はほとんど味つけをしない葱だけを入れたうどん、夜にやっと卵やお肉、魚を少しと、ゆでこぼして、ふやけた、味なしのモヤシやピーマンの野菜、、って想像してみてくれーー。
あみねこ神経衰弱では、カードよりあみねこの数のほうが多いので、順次カード画像を入れ替えます。
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カテゴリ: [
パパの病気] - &trackback() - 2005年12月20日 00:35:22
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最終更新:2005年12月21日 20:52