MS-DOSのファイル操作はコマンドラインが王道だけれど、ファイル管理ソフトを利用すれば作業が格段に「ラクになる」それは本当です。

FILMTN


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DOSのオンラインソフトで、ファイラー、ファイル管理ソフトといえば、出射厚氏のFDが定番ですが、うらんがはじめて使ったのは、後発のFILMTN(グラフィック版)。お師匠さまに教えてもらったソフトです。

作者は石田 健仁氏。ディレクトリ単位でのコピーが出来る、1つの拡張子に複数のプログラムを関連付けられる、LHMTNとの連動によって圧縮ファイルの操作が簡単、テンキーによるドライブ移動、コマンドヒストリが利用できる、108個設定できるマクロ、ワイルドカードによるファイル検索・表示機能など、知れば知るほど、使えば使うほど、便利さを実感したソフト。

FILMTNに慣れていたので、Windows上でも悪魔のアン氏が作った、WinFMという、Windows版FILMTNといえるファイラーをインストールして使っていましたが、キーボード操作オンリーの環境でFILMTNを使うのと、マウス操作が主なWindowsでは、DOS環境のように「FILMTNをサクサク使う」というわけにはいかなくて、結局、最終的に選んだのは広山 雅明氏のシェアウェア、ファイルマネージャー拡張メニューで機能強化した、Windows附属のファイルマネージャーなのでした。
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The Mirin's Filer


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作者はmirin氏。ファイルのバックアップに便利なツインウインドウのファイラー。ウインドウ間のファイルを比較して更新・追加されたファイルだけをマークすることが出来るのです。マクロや外部コマンドなどの設定は他ソフトのようにカスタマイザで設定を変えるたびに実行する必要がなく、設定ファイルの読み込みで済むのもラクでした。
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FD


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FDを使うきっかけは「定番ソフトだから一度はいじっておかなきゃ」という気持ちもあったけれど、実のところは、EXVSを動かすためにFDを相棒に選んだ、というのが正しい。(^_^;)同じ理由で、Wild Searchanを使うためにMIELもインストールしたのでした。

EXVS
EXVSは、INETさんが作った拡張子連動ツール。高速で省メモリ、マルチステートメント対応、一つの拡張子のファイルに51種類のマクロを登録でき、プログラムや動作はメニューから選択。4種類のキー操作を使い分けることで起動プログラムやバッチを実行させることができるソフト。
設定ファイルの編集がひと苦労だけれど、一旦カスタマイズが済めば、「FILMTNに戻らなくてもいっかー」と思うほどファイル操作が便利に。(実際、FILMTNに戻らなかった(^_^;))

Wild Searchan
検索ツールです。作者はTED氏。
数行にまたがった文字列でも検索でき、結果はキーワードをエスケープシーケンスにより色つき表示してくれます。出力されるタグファイルはWild Searchan Tag jumperを起動してMIELに渡す。MIELからShift + Enterキーでタグジャンプ、再度、Shift + Enterキーでタグジャンプしたファイルの表示位置が先頭にくるようにしてエディタが起動、と使い勝手もバツグン。

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FD 閑話休題

うらんが使わせてもらってたFDは出射氏のオリジナル版でした。FDにはFDの操作性をよくする周辺ツールがユーザにより色々と生まれていましたが、パッチ、第三者による改造版も存在していました。パワーユーザの先パイ方は改造版のFDを使ってるヒトが多かった。

Windows95の時代は、DOS版ファイル管理ソフトで「ファイルソートの結果をディスクに書き込む」操作をWindowsのディレクトリに対して行なうのは「ご法度」だったけれど、それが「城」氏版FDだと問題なく「出来る」という書き込みが会議室にアップされるや、その改造版FDの在り処を求めるスレッドが立ったりしました。

だけど、オリジナル版作者の出射氏は改造版の存在をよく思っていないらしかったので、NIFTYのライブラリには登録されていなかった。確か、PC-VANに置いてあったのかな、うらんは、その「城」氏版FDをINETさんから頂きましたが、結局最後まで使わなくて(^_^;)使わないまま、フロッピーの整理をしている時になくしてしまいました。

ユーザがオリジナル版でも改造版でも、より便利な機能を持ったFDのほうを求めるキモチってわかる。でもオリジナルの作者さんからみたら改造版ではない、あれは海賊版だと思っていたらしい。改造版の作者さんにしたら、ユーザによかれと思ってした行為が認められなかったら、作ったモノは削除するしかないよね、正直、改造版の作者さんが気の毒と感じたりもした。

オリジナルに対する扱い方についてチョット考えさせられました。




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最終更新:2005年06月21日 20:05