あーさみぃ〜! 〜夜明けの街 今はこんなに静かなのにまたこれから始まるんだね〜
我々25期の引退総会。現役として最後の宴。
1、2次会で存分に飲まされる25期の灰人たち。あるものは泣き、あるものは潰れ、またあるものは路上で同期の某女子とディープスーキーをかましていた。
3次会、お馴染みのカラ館オール。しかしここにたどり着くまでに力尽き、死人部屋に放り込まれる者もいた。その中に一人の逸材が。喜劇はここから始まる。
死人部屋で潰れていた25期、小熊くん。夜中にふと目が覚める。すぐ近くで何かの音が聞こえる。
ポタポタポタ...............
嫌な予感がした小熊くん。はっと起きだして、部屋を見渡すと、ソファーに寝そべったまま、今まさに寝ゲロdoingの、ハティストゥータことは○やの姿が!!!
「は、は○やきたね〜!!」
小熊の絶叫がカラ館にこだまする.......
オールが明け、潰れていた者たちもみな復活し、夜明けの歌舞伎町カラ館前で、我々25期は談笑しながら総会の余韻に浸っていた。しかし.......
「あれ?は○やいなくね?」
「どこいったんだあいつ?」
みんなが不思議がり、あたりを見回して探そうとする。
すると。我々から少し離れた場所、信じられないほどしょっぱい光景が......!!!!!
「あーさみぃ〜!!」
そう叫び悶えながら、ジャケットを覆うようにしてうずくまっている、ダイスケ・ハ○ヤの姿が!!!!
爆笑の渦に巻き込まれる我々。しかも彼は財布をなくしたらしく、さらに彼のバッグからは見覚えのない酒の空ビンや空き缶がごろごろ出てきたのである。
ハ○ヤ「あ〜こんなもんいらねえよ〜。財布ねぇ〜。あーさみぃよ〜。」
完全なる二日酔いのためにその声に生気は微塵も感じられなかった。そのあまりに悲惨な光景を目にした我々は、さすがに哀れに思い、帰りに靖国通りの吉野家で皆でカンパして彼に牛丼を食べさせてあげたのである。
あのときの彼の言葉は我々の脳から消え去ることはなく、今でも、ちょっとでも冷たい風が吹けば「あーさみぃ〜」と口ずさんでしまうのであった。
〜 完 〜