〜 『エリオ』 その由来 〜
「上智にシモユウあらば、学習院にエリオあり」
そう言わしめるほどの逸材。この男、『こいずみしゅんすけ』というごくごく平凡な名前を持つ。大学入学当初は、普通に「しゅんすけ」と呼ばれていた。
ときは1999年の夏合宿。我々25期が1男の夏である。
同じく25期のリーダーこと森たかみとぅが突然、発した言葉。
「俊介、おまえ、エリツィンに似てるよ。」
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何故だろう。確かに若干、日本人離れした風貌・体格・仕草・行動。だからといって、別に特にエリツィンに似ているとは言いがたい。 しかし、この日を境に彼のことを本名で呼ぶ者は誰一人としていなくなったのである。
当初は「エリツィン」と皆で呼んでいたが、これだと長いので「エリー」これだと妙にかわいらしくなってしまうので、じゃあ「エリオ」でよくね?ということになり、今に至る。
途中、「エリオ」 → 「リオ」 → 「リオのカーニバル」 → 「カーニバル」 → 「カニオ」 → 「カニコフ」 → 「カニコフスキー」 → 「カニコフ・カニノビッチ・カニコフスキー」 → 「アジオ」 などと、無限の変化と広がりをみせたが、最終的には「エリオ」で落ち着いたようだ。
この一件を機に、この後、パンサーに入った中で、名前に『エリ』が付く女子、または、『しゅんすけ』という名を持つ男子は、強制的に『エリオ』というあだ名をつけられ、罵倒されることとなった。 F井えりこ(26期)、T野しゅんすけ(元パン28期)、O野えりこ(29期)、N宮えりこ(30期)..........彼女らからすれば、はた迷惑な話であろう。
ここで筆者の体験談。ある飲み会に顔を出し、そこで30期(元?)のA藤しゅんすけ君と話したときのこと.......
筆者「おー、名前なんていうん?」
安藤「あ、しゅんすけです。」
筆者「しゅんすけ?!おまっ、エリオじゃねーか?!しょっぺー!!」
安藤「そうなんすよ!みんなにエリオって呼ばれるんすよ!いったいどうしてなんすか?!教えてください!」
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まさかこんな下の代にまで影響を及ぼすことになろうとは。エリオ、おそるべし。
いや、エリオと名づけた森が恐ろしいのであろうか。
〜 完 〜