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ちょっと遊んじゃおうかな。

ちょっと遊んじゃおうかな。  作詞・作曲 OGUMA

あれは我々25期が24期の先輩と引退戦を行った日の出来事である。
その日は引退戦ともあって、先輩方の誰もが有終の美を飾りたいという
思いでいっぱいおっぱいなはずであった。

次々と行われていく試合、ある者は真剣に、またある者は奇声を発しながら~思い思いにそれぞれの試合(1セットマッチ)をこなしていくのであった。

そんな中、とある試合でその名言は生まれた。
その試合のマッチメークは、
24期№1ホスト:マエトゥナさん(マエスナさん)
      VS
25期黙っていれば結婚したい男№1
   黙っていなければちょっとイカれたロボット:チェリオ(エリオ)

パンサーマニアなあなたであれば思わずよだれをぶちまけちゃうほどの
なんとも豪華な夢のマッチメークである。

が、試合は観衆の期待をよそに、思わぬ方向へと動いていった。
ネジが数本外れ思わず機械音が聞こえてきそうなチェリオの硬い動きを~あざ笑うかのように、マエスナさんが福山雅治ばりの爽やかな笑顔と、
南部テニスコートに普段決して香ることのないコロンの香りをなびかせ、~ポインセチアの花びらをばらまきながら、(←こんなんありかよ!)
サーブ、ボレー、ストロークと申し分なく華麗に決めていくのであった。
チェリオも「ぬぁ〜!」と気合を入れて巻き返しを図るものの、
ファーストサーブはとんでもない方向へ飛ぶわ、
「下から〜!!」と勢い良く言いながら放つアンダーサーブは
パサッとネットに引っかかるわ、渾身のバックストロークは
カブレラの満塁ホームランのごとく勢い良くガシャーン!と
バックネットに~突き刺さるわで、反撃の糸口をつかめないまま、
なんと、5−0でマエスナさんリードと一方的な試合展開で進むのであった。

5−0となり、コートチェンジとなったまさにその時、
名言は生まれたのである。

マエスナさんが多くのオーディエンスに向かって、
自慢の前髪を片手でかき上げながら、
「(5−0だし)ちょっと遊んじゃおうかな。」と
おどけて言ってみせたのである。
この時誰もがマエスナさんの圧倒的な勝利で
この試合が終わると確信していた。

しかし、この男だけは違った。
そう、チェリオである。
コートチェンジの際、油をさしたのか、自らを車検に出したのか
定かではないが、第6ゲームから見違えるような動きで
マエスナさんを圧倒し始めたのである。
遊ぼうかと思っていたマエスナさんであったが、
チェリオの怒涛の反撃にあい、徐々にラケットにボールを当てても、
「バキッ!」「ベキッ!」とスイートスポットに当たらなくなってきたのである。

そして、なんとあれよあれよという間にチェリオが7ゲーム連取し、
結局7−5でチェリオがグラフvs伊達公子戦ばりの歴史的な
代打大逆転サヨナラ満塁勝利を収めたのである。

なお、試合後チェリオに逆に遊ばれてしまう形となってしまった
マエスナさんはチェリオと一緒にお疲れ様のジュースを飲みに行ったことは
言うまでもない。

最終更新:2007年09月21日 19:42