『たまには辛抱強く待っていてやる奴がいないと帰ってきた時に寂しいだろ?』
■パーソナルデータ
身長:188cm 体重:89Kg 血液型:O(OO) 目:黒 髪:黒 肌:黄
利き手:右 誕生日:7月20日(蟹:カバラ3-2) 出身:兵庫
家族:父(忠矩)、母(きよ)
一人称:俺(公的な場では"私") 二人称:お前(公的な場では"あなた")
■ステータス(PC版)
STR ★★★☆☆ CON
★★★★☆
DEX ★★★☆☆ APP
★★☆☆☆
POW ★☆☆☆☆ INT
★★★☆☆
SIZ ★★★★☆ EDU
★★★☆☆
立ち絵: 設定画:■
主な技能(NPC):拳銃、武道〔柔道〕、説得、運転〔自動車〕
(PC版):拳銃、武道〔柔道〕、説得、精神分析
NPC表属性:《豪快》《義理人情》《色欲》
生死執着:細川や木戸を含む市民の安全優先
公安部の警官にして魔王の夢事件に関する探索者への依頼人。階級は警部補でその経歴は木戸もであるが凄まじく、警察学校を卒業後交番勤めを経て上京(犬養は大学で1浪している)。刑事1課に進んでおりそこから木戸と共に目覚ましい成長を遂げていった。更に上京してから3年で木戸共々公安入りを果たすなど異例の出世を果たしている。木戸とは親同士の関係で幼少期に知り合い共に警察学校を経て上京、上京したての頃は強盗犯などを担当していた。かなり当初は訛っていたので“上方山コンビ”。本人達はそれを不本意に思い今の言葉遣いをものにし定着させた。犬養の人辺りの良さと木戸の頭の回転の早さが売りの刑事コンビ。1課時代に細川夫妻惨殺事件に関わっており、光希と関わったことで犬養もまた木戸同様に彼女を支えていくことに喜びを覚え3人で何処かに出かける際は積極的に企画立てをするようになっていった。
行動の動機は警察然としていて読み易いが、猪突猛進なところがあり他人の危機に掛け値無しで突っ込んでいく気質がある。竹を割ったような性格でかなり明るい兄貴肌キャラだがいかんせん大雑把なため探索スキルは下火。ダイス運によっては妨害者ともなり得る。愛情表現は恥ずかしがっておおっぴらなことはしないが何だかんだで出てくるものはストレートである。実家は京都府と兵庫県の県境の山間に居を構えている金物工の一家。風鳴山を越えた先に住んでいる木戸家とは家族ぐるみで仲が良い。代々猟友会で近隣の田畑を害獣から守ってきた為か正義感はそれなりにある。金物工という背景もあり銃器の扱いやメンテナンスはお手のもの。父が猟友会の重鎮で、一人息子の清矩が東京で刑事をやっているということで二重の意味で町内での顔は広い。だがしかし、家の中はと言えばカカア天下である。 かあちゃんに頭が上がらない男性陣だが木戸一族が集落の端に住んでいるような一族だったことから端からみたら『何故犬養家の坊っちゃんが木戸なんかの家に?』という感じであった。よく女性の尻に敷かれる。
趣味はドライブ。好きなのは同じくドライブと世話焼きで、愛車のHonda CR-V 2.4 24G 4WD(シルバー)の手入れにも余念がない。逆に苦手なのは嘘と空気を読むことである。嘘はつくのもつかれるのも苦手であると言う通り鈍感さがウリでもあるが長年の付き合いで木戸の機微は読み取れているようだ。
■元ネタ
名前の元ネタは犬養毅+高橋是清が原型。
親しみ易さと図太さを目指したのだが相変わらずの以下略。
こいつに木戸と同様の理由で姫路とかそんな名前を付けようと思ったけれども以下略。
■登場作品•派生
◇登場作品
◇派生
◇バトン系
■登場シナリオ内 (未プレイシナリオのネタバレ避け白文字反転)
◇魔王の夢(正規NPCネタバレ大)
協力的なNPC、及び依頼主NPCとして登場。
魔王の夢の本格的な捜査本部設置と木戸通草の重要参考人化に伴って探索者達の前に姿を現し協力を求めてくる。7日間と言う長さの中で出来うる限りの協力を行ってくるがそれと同時に木戸の無罪の証明と真相解明に対して頑固なまでに突き進んでいく。多くの卓では肉楯として生涯を全うし途中でリタイアを余儀なくされる枠だが同時にどのNPCよりも親身に協力してくれるNPCでもある。
しかし彼には大きな欠損がある。それは木戸の真意や事件の真相を知覚することがかなり難しいという面にある。これは彼自身の"これは夢である""信じたくない"という無意識下にまで深く根付く意思と木戸の思惑によるものだがシナリオエンディングまでその溝は一貫されており探索者達の選択が無ければその溝が埋まることはまず不可能とも言える。本人は木戸を追いかけ木戸を救おうとしているつもりでも無意識下の拒絶が彼を遠ざけ、木戸もまた犬養の死を望まず彼の追従を退ける形をとっているのだ。
◇夢幻巡り(NPC)
複数卓の結果を受けた状態でNPCとして登場。
最終決戦で拒み続けていた鹿角の鬼を探索者の行動により木戸と認識。今まで孕み続けていた葛藤を探索者の中に見出し目を覚ますとすぐに木戸の救援に向かい遂に溝を越えることに成功した。以降犬養は眠り続ける木戸の元に足繁く通い彼が目覚めてくれまた元通りの関係に戻ることを心待ちにしている。
◇悪霊の家改(PC)
後輩の番の引っ越しを手伝うという名目のもと参戦。
世話焼き属性を遺憾なく発揮し真田を鍋に誘ったり掃除用具を持参したりした。本編劇中では木戸への後悔をバックボーンに番を気にかけてやたら構ったり、広能に番への協力をさせようと説得するなど暑苦しさ増し増しなRPをしていた。最終戦では発狂の影響で行動反復をし番にサルトを決めて昏倒させてしまっておりエンディングでは土下座をしていたりと人間味の強いキャラになっている。SAN40は黙ってな!!
◇悪霊の家和風改変(PC)
七夕祭りに付合う形で参戦。
番の父に頼まれ廃屋を探索し怪異に出会うと序盤は恐がり後ずさりを繰り返したが真相を知るうちに木戸との一件もあったのか積極的に"助けること"へと行動はシフトされていった。木戸と言いこのコンビは亡霊を生きている人間と同等に扱うのが常識らしい。しかし最後は残酷な現実に対してまたしても拒絶を起こしてしまい、"母によって殺される娘"を"母と共に楽しそうに歩いていく娘"として知覚してしまった。
◇山道にて(PC)
七夕祭りの帰途として番を巻き込み参戦。
道中であった初方や志路、シャーロットと共に頭を捻りながら道を進んでいった。道中トンネルに差し掛かったところで発狂。内在していた人外への敵意が膨れ上がり轢死による殺害を試みるが失敗する。バックで人外を轢こうとしたりヘアピンカーブを最大速度で飛ばすなど趣味人の本領を発揮した。仕事中もこんなことしていたのかと思うと中の人の胸がアツい。