ザンギエフ家とは軍艦島に本拠を持つニコライ=ザンギエフを長とする富豪一族のこと。ニコライはコンビナートの特殊部隊にいた過激派の参謀で、粛清中に1人残らず一族郎党を皆殺しにする作戦を立てることで恐れられていたが何を思ったかある時から孤児になったこども達を攫うようになった。隠居した現在では7名の子どもを実子と称して養っており、歳は様々で一番年上のミハイルの30歳からはじまりほんの赤子までいる。攫われた歳も場所もバラバラで、金髪である以外はほとんど子ども達に繋がりは無い。各々にミハイル、ガブリエル、ラファエル、ウリエル、セラフィエル、イェグディエル、バラキエルと七大天使の名前を付けており、また一人前になる為に亜侠になることを定められている。その際、軍艦島の外ではガスマスクとスーツを着て生活することを義務づけられているとか。実際に吐いているわけではないが、ストレスを溜め過ぎると通気口付近から栄養食品用のパックの内容液が漏れる"胃酸チェック"なるものがある。
妻は死別済みでありこども達の教育は使用人達に行わせているが、その使用人がSMクラブ棗のストリッパーなどであった為何故だかみんなアブノーマルやアダルトの趣味を持っている上に非常に偏った赤さを見せている。長子にあたるミハイルはこども達から尊敬の目で観られているようだが、如何せん本人が反抗気味なので家に帰ってこないのがニコライの最近の悩み。