その兆候はあったにせよ、ここんとこにきての「うる星やつら」の人気はほとんど異常。視聴率は、あの「巨人中日」決戦を超えちゃうし、ファンクラブを結成、会員を募集すればあっというまに1万5千人の申し込みが届く。こんな調子だから、ファンからの”映画化"の要望もすんなり通り、現在、テレビと同じスタッフが来年2月公開を目指しフル回転で製作している。で、気になるのが映画の内容だ。オリジナル・ストーリーということだがどんなストーリーに?オリジナル・キャラは?ファンとすれば聞きたいこと、知りたいことがいっぱいある。それに製作にあたっているスタッフの人や声優さんにも直に会ってみたい。そんな願望を一挙に解決する催しが、先月16日、東京の千代田公会堂で行われた。「うる星やつら」“ファンの集い。がそれである。映画の製作発表をかねたこの催しには、全国から約10倍の抽選に当ったファン800人が集まり、場内は始まる前から異様なムード。予定の5時を少し遅れていよいよ開幕。まずは声優陣の紹介からスタートだ。「さわやかにかわゆくやりたい」(ラム・平野文)「性格が内向的なので、本番ではヴォルテージを上げて」(あたる・古川登志夫)「女が男を好きなように男も女が好きなハズ。そこを?」(テンちゃん・杉山佳寿子)「もうちょっと出してほしいけど………頑張る(笑)」(
錯乱坊・永井一郎)と一言づつ映画への抱負を語ったあと、テレビの名場面をバックにステージでアフレコの実演が行われた。名演技に客席からドッと歓声が上がる。声優陣は続いてステージに現われたのは原作者の高橋留美子さん。さすがに一段と歓声が大きくなる。「アニメのほうはスタッフにまかせてあります。出来上がりを楽しみにしています」とあいさつ。その後、製作スタッフの紹介、キャラクター・コスチュームショー、テーマソングコーナー、ヴァージンvsのミニミニコンサート、テレビ先行試写会、そして最後に豪華商品が当たる抽選会が行われ、楽しい2時間が終った。
FCはつづけて募集中ですって!入会希望の方は、入会金100円と8ケ月分の会費干600円を〒150東京都渋谷郵便局私書箱29号キティフィルム、「うる星やつら」ファンクラブ係まで
EpisodeListings:
君去りし後(episode67,10/13)
今日はラムのためのパーティーが開かれるので、ラムはあたると一緒に出かけた。ところが、せっかくのパーティーの席上で、あたるはラムにひどい言葉をあびせてしまった。それを黙って聞いていたラムは突然席を立ち、「うちがいたら、邪魔け?」と、ポツリと言って出て行ってしまった。
ラムちゃんのクラス会(episode68,10/20)
二年四組では先生が英語の授業をしているというのに、テンが天井をとび回ったり、錯乱坊や
サクラが来たりして授業の邪魔をする。やっと三人がいなくなったと思ったら...。
買い食いするものよっといで!(episode69,10/27)
戦りつ!化石のへき地の謎!(episode70,11/3)
クラマ姫新たなる挑戦!(episode71,11/10)
ここが聞きたい
Q.エンディング・テーマを歌っているヘレン笹野さんのプロフィールやこれまでに出したレコードなどについておしえてください。東京都文京区岩倉和美(14歳)
A.生まれはアメリカのミシシッピバースディは9月7日です。その後、父の仕事(軍関係の仕事)の関係で日本にやって来て1979年に座間のアメリカンスクールを卒業。現在、米軍のキャンプに父(アメリカ国籍のポーランド人)、母(日本人)、兄弟と住んでいます。レコードのほうは、1981年、東芝EMーから「キュン!と片想い」でデビュー。以後「ROMANTICSUMMER」「DOYOULOVEME?」「初恋同志」そして今回の「心細いな」をリリースしてます。(KittyArtist)
最終更新:2024年12月20日 23:51