理系フリーソフト

管理者が全く使ったことのないものもありますが、理学部数学科2013、理学部化学科2009、理学部物理学科2013、工学部応物系二学科2009などから使えそうなフリーソフトの情報を持ってきました。

TeX

言わずと知れたマルチプラットフォームの組版ソフト。数式が綺麗に表示できることで有名です。数学・物理系ならレポートや論文で使うことが多いはずですが、化学系ではどれほど需要があるか分かりません。ただ、使えるツールの選択肢を増やしておくのはいいかも。

インストール

何はともあれ、まずはTeX Wikiへ。一番簡単なのはあべのりページの「TeX インストーラ」でしょう。

使い方

「TeX 入門」とかでググるといろいろ出てきます。例えばTeXの使い方と書き方など。書籍としては「LaTeX2e 美文書作成入門」(奥村晴彦 著)など。著者の奥村先生のTeX Wikiも大いに参考になるはずです。

Emacs

マルチプラットフォームの超高機能テキストエディタ。情報科学やコンピュータ及び演習で困惑した人もいるかもしれません(自分もその一人)が、馴れると最強のツールになるらしいです。TeXの編集の際はauctexかYaTeX(野鳥)を使うことになりますが、普通に色分けだけされる標準添付のTeXモードでも十分な気もします。

インストール

Windows用Emacsは、gnupack Projectからダウンロードできます。

使い方

例えばEmacs超入門など。書籍としては、「Emacsテクニックバイブル」「EmacsLispテクニックバイブル」など。

グラフ作成ソフト

  • gnuplot : マルチプラットフォーム。コマンドで操作します。Windows版インストールについては米澤先生のページが参考になります。アニメーションGIFも作成できます。
  • GRAPES : 直感的に操作でき、高校数学の教材用として開発されたもののようですが、実際ははるかに高機能です。サンプルとして配布されている「うなり」や「サイクロイド」などで音やアニメーションを楽しめるのも特長です。
  • Grapher : Mac OS Xに付属するグラフ作成ソフト。地味に高機能。Macを使える人なら一度は触ってみるとよいでしょう(by 理学部数学科2013)。
  • Function View : Maximaでもグラフは描けるが、パラメータを動かしてアニメーション、ってのはできなかったはず。マクロ機能を使いこなせれば便利(by 理学部数学科2013)。

数式処理ソフト

  • Maxima : タダで使えるMathematicaだと思えばOKです。連立方程式を解いたり、微分方程式を解いたり、etc.
最終更新:2013年03月08日 22:28