普通自動車の名義変更を紹介しています。
具体的につくば市民向けてになっています。
個人間で車の取引をすることがあると思いますが、
その時に必要になるのが名義変更です。
この手続は車両取引の際に絶対に必要になります。
まだまだ未完成ですが、その手順を一から説明していきます。
名義変更は、手続き開始から1週間弱かかります。
まずは、陸運局に行く前の準備です。
順番はあてにしないでください。
①車庫証明申請
所轄の警察署(つくば中央署)にて申請用紙を買います。
つくば中央署なら交通安全委員会窓口で買えます。
必要事項を記入しましょう
(記載例は「車庫証明」で検索するといっぱいあります)
このとき、車台番号など車検証の項目が必要になります。
また、自宅周辺地図と駐車場近辺の寸法が必要です。
賃貸などの方は、不動産屋に行けば許可印がもらえます。
すべて記入したら、再び警察署へ行き、印紙を購入します。
これも、つくば中央署なら交通安全委員会の窓口で買えます。
印紙を貼り、車庫証明受付の窓口に出せば黄色い票がもらえます。
そこに記載されてる日以降に受け取り可能になります。
また、提出する際、入れ替えの車の有無を聞かれますので、
前に乗っていた車がまだある場合はメーカーと車種を答えましょう。
受け取りの際は、黄色い票と印鑑を出して車庫証明がもらえます。
この車庫証明申請だけでも、最悪の場合
警察署→自宅→不動産屋→警察署→(後日)→警察署
と、かなり時間と手間がかかります。
②印鑑証明
普通自動車の取引には実印が必要です。
予め、住民票を異動し、実印登録をしておきましょう。
住民票の異動には転出届が必要ですので、
これをしていない場合、名義変更が大幅に遅れます。
すべて済んでいれば、市役所(つくば市役所、桜庁舎、大穂庁舎)にて
印鑑証明が取得できます。
このとき、登録時にもらったカードを忘れずに。
豆知識
つくば新庁舎は日曜もやってます。
ただし、証明書の交付のみ。印鑑登録は出来ません。
非常に空いているので、オススメです。市庁舎のおばちゃんたちの雑談を邪魔しないように気を配ってください。
③車両譲渡証、委任状
これも申請に必要な書類です。
「名義変更」で検索すると、用紙がDLできるので印刷して使いましょう。
ただし、ここで旧所有者の実印が必要となります。
同時に旧所有者の印鑑証明も必要になります。
実は、1番最初に用意した方がいい書類かもしれません。
取引慣れしている人なら、何も言わずに車両と一緒に渡してくれます。
また、実印だけもらって後から自分で記入する場合、
記入を間違えると、相手の実印が訂正印として必要になるかと思います。
最大限の注意を払って記入してください。
④希望ナンバー
これは欲しい人だけです。
今は、ナンバーの4桁部分のみ希望のものが取得できます。
この申請は
希望番号申込サービスにてインターネットでできます。
抽選でない限り、手数料入金後3日ほどすれば受け取り可能です。
ただし、期限は1ヶ月間です。
名義変更の際に、申込番号を控えて持って行きます。
これで、事前に必要な書類はそろっているはずです。
(車庫証明、譲渡証、委任状、自分の印鑑証明、旧所有者の印鑑証明)
いよいよ陸運局へ名義変更に行くことになりますが、
車両本体が必要な場合と不要な場合があります。
ナンバーが「つくば」でない場合は車両は必要です。
すでにナンバーが「つくば」である場合はいりません。
(ただし、希望ナンバーに変更する場合は必要です)
どちらの場合でも車検証は必要になります。
土浦陸運局は、東大通りと常磐道が交差する地点にあります。
①書類取得
はじめて、名義変更に必要な書類を購入します。
(変更申請用紙、税金の申請用紙、手数料に関する用紙、印紙)
ナンバーセンターの書類作成窓口で買えます。
税金に関する書類はそこに記載例があります。
また、希望ナンバーを申し込んでいる場合は
書類作成とは反対の端にある窓口で用紙に記入し、
予約票を受け取りましょう。
②書類作成
税金の書類のみはナンバーセンターで記入しましょう。
次に、A棟へ向かいます。
そこで、変更申請のOCR用紙に「鉛筆」で記入しましょう。
記載例と旧車検証があれば書けるはずです。
わからないところは書かなくて大丈夫です。
正直、車検証にないことはかかなくてもなんとかなります。
(もちろん係りの人の労力軽減のためにできるだけ書きましょう。)
③提出、車検証発行
旧車検証、変更申請用紙(OCR)、譲渡証、委任状、自分の印鑑証明
旧所有者の印鑑証明、車庫証明、手数料用紙をまとめて出します。
希望ナンバーがある場合は、予約票も出します。
不備があればこのとき言われます。
屁理屈こねて文句を言い続けると、
奥から怖い人(や○ざと見まごう人)が出てくるのでやめましょう。
受付がすんだら、脇のベンチあたりで待っていれば名前が呼ばれます。
待っている間、自動車業の人に話しかけられることが多々アリます。
みんなおもしろくていい人なので話に華を咲かせましょう。
④ナンバー返却
ナンバーが変わる場合、ナンバーを返却します。
意外と大変です。
プラスドライバー、10mmレンチを駆使して外します。
封印はマイナスドライバーで叩いて破り、ボルトを外しましょう。
工具は、ナンバーセンターでも借りれます。
できれば自前の工具で行きましょう。
不要な封印、ボルトはナンバーセンター前に捨てられます。
ナンバーと書類をもってナンバーセンターに行き、
返却窓口にて返却票をもらいます。
⑤税金申請
車検証、申請用紙、返却票などなど、これまで受け取った書類を
すべて税金申請の窓口に提出します。
まもなく書類が戻ってきます。
⑥ナンバー取得
取得窓口に書類を提出すると、ナンバーがもらえます。
車検証は、しばし向こう預かりになります。
⑦ナンバー取り付け
新しいナンバーを取り付けます。
フロントは普通につけて大丈夫です。
リアは、左側に封印の台座をかませてボルトを締めます。
また、下側にナンバーを引っ掛ける器具がある場合は
しっかりかけておきましょう。
すべて済んだら、ボンネットを開けて前に立ちましょう。
そのうち係員が気づいてこちらにきます。
難しい茨城弁をしゃべってきますが、笑ってやり過ごしましょう。
車台番号を確認ののち、ナンバーを封印してくれます。
そこで車検証が渡され、名義変更が完了となります。
以上で終了です。
帰りに自走する場合、ほとんどの場合無保険状態です。
事故を起こすと人生が終了します。
気を付けましょう。
車を持っている友人に運転を頼むなどすると良いでしょう。
他にも自賠責保険の変更などがあります。
一応やっておきましょう。
最終更新:2010年08月19日 02:46