◆Lesson7 「土と友達になろう」

 

 何かヘンなテーマだと思うだろ?しかし、これは大事なことなんだ。よく読んで理解してほしい。
 
 僕たち現代に生きている人間はとかく便利さを求めたがる。幕末と言われる時代に欧米から様々な文化が流入してきた。中には役に立つ技術も沢山あるけれど、今の時代、あまりにも便利さを求め過ぎてしまったのではないかと思ってしまうんだ。
 
 歩いていける距離なのに自動車を使ってしまう。二階に上がるだけなのにエレベーターを使う。暑いと言ってはクーラーを効かせ、寒いと言っては暖房をガンガンに入れてしまう。街なかに無数にある自動販売機、24時間営業のお店、自動ドア、カーナビ、超高層ビルやマンション、化学物質にまみれた食料品、旬に関係無く食べることのできる農作物・・・。数え上げればキリがない。みんな広告やCMに乗せられて知らない間にそういうモノを使わされ、買わされ、食べさせられている。その結果として人間はどうなったか。肥満、食物アレルギー、キレやすい、交通事故、洪水災害や原発事故など多大なる損失を被ってしまった。そろそろこういう連鎖は断ち切ったほうがいいんじゃないか?ボクはそう思う。
 
 そこで「土と友達になろう」だ。土は大地の恵みだよ。ヘンな化学物質なんかで汚染しないで自然の摂理、法則に逆らわない、自然と共に生きていく、そういう考え方だ。日の出と共に起き、日暮れと共に寝る。食料は食べきれるだけで充分。肉類は過剰に摂取しない。日々、適度な運動をし、毎日感謝の心を持って寝る。現代社会じゃ難しいこともあるだろうけど、できるだけのことを日々続けるだけでキミ自身も体が少しずつでも浄化されてくるだろう。ヒトの体は素晴らしい能力を備えていてたとえ悪いものを摂取してもなんとか体外に排出しようとする機能を持っている。今からでも遅くはないよ!食べ過ぎ、カロリー摂取し過ぎ、呑み過ぎ、運動不足、化粧品の使いすぎ、サプリメントの摂り過ぎ、甘いもの食べ過ぎ、寝不足、整髪料や化学物質満載のシャンプーやリンスの使い過ぎ、化学調味料や合成甘味料の摂り過ぎなど改善できることは無数にある。
 
 そして、自然の摂理に逆らわず、生きていく。生かされていく。
 
 これはドラムプレイにも通じるところがある。原始的な打楽器でもあるドラムだけど、やっぱり自然の法則に則ればいいんだ。無理な力を入れることなく、中心を叩けば一番大きな音で鳴ってくれる。スティックワークも指、手首、ひじ、肩(肩甲骨)の各関節に不自然な動きをさせることを少なくすることにより一番シンプルで簡単にいい音を出すことができる。よく大口径のセットで深胴で太いスティックで無理矢理腕を高く上げて振り下ろすというか、ぶっ叩くドラマーもいるけどボクは理解できない。その人が好きでやってるだろうからいいんだけどあれがドラムのすべてじゃない。色々なタイプがあっていいけれどボクは違うタイプなのでそこんとこよろしく(笑)。
 
 そうそう、これはドラムに限らないよ。エレキ・ギターやエレキ・ベースなんかでも同じだ。最初からアンプを通してエフェクターを繋いで「イイ音」なんて本来おかしいよ!最初は生音でもちゃんと聴こえるか、それができてからアンプを通してまずはアンプに直接繋いでイイ音を鳴らせるかの順番だよ。ノン・エフェクターでしっかりした音をまず出すことができるようになってからのエフェクターだよ!元々イイ音を出すことができないプレイヤーが無理に歪ましたりしてもグチャグチャになるだけだよ!右手と左手のコンビネーションとかフィンガリングとかピッキングとかしっかりできてないことをごまかしているプレイヤーがどれだけ多いことか!みんなもリハーサルの時にメンバーに「まず生音で出してみて」ってやってごらん。すぐにわかるはずさ。
 
 
 実は本当にボクは土と友達だよ。自分で野菜なんかも作っている。これはそういうことを忘れない為にやっていることでもある。みんなも家庭菜園でもプランターでも鉢でもいいから何かやってみることを勧めるよ。不健康な生活を続けてもいい音楽は生まれない。飲み過ぎ、食べ過ぎ、化学物質にご注意!!
 
 
 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最終更新:2013年03月09日 15:52