・木橋
ダグ「お、フレイ。」
フレイ「ダグ。」
ダグ「風が気持ちいいゼ。 こっち来いヨ。」
|うん・えー
▼うん
ダグ「転ばないようにナ。」
▼えー
ダグ「す、少しくらいいダロー。 いい風なんだゼ?」
フレイ「本当だ。 風が気持ち良いね。」
ダグ「…………。」
フレイ「どうしたの?」
ダグ「エッ! あ、ああイヤッ!?」
ダグ「あー、えーと、そウ!」
ダグ「将来はキレイな奥さんとこうして のんびりしてたいナーって!」
ダグ「あ、いや、違ウ!」
ダグ「別にフレイとって ワケじゃなくてえーとそのそのあれレ……!」
フレイ「?」
フレイ「ダグって結婚とか考えてるだ。 どんな人が好みなの?」
ダグ「エッ!? こ、好みカ!?」
フレイ「例えば……う~ん、 髪型とか?」
ダグ「か、髪型カ……。 え、えーと……。」
ダグ「髪型は……その、ツインテールで……。」
フレイ「へー。」
ダグ「他には……そうだナ。」
ダグ「なんかお姫様みたいな仕事とか してて……。」
フレイ「うん。」
ダグ「さらに畑仕事なんかもしちゃってて……。」
フレイ「え、それって……」
|変わった人だね・ブロッサムさん?・私……
▼変わった人だね
フレイ「そんな人いるのかな?」
ダグ「いやいや、いるだロ!!?」
フレイ「いるの!?」
フレイ「そんなの私くらいかと思った。 でも、他にもいるんだあ。」
ダグ「ナッ…………!! (ニブイ………)」
▼ブロッサムさん?
ダグ「なんでだヨ!!?」
フレイ「え、いやあ、ブロッサムさんって 一番ダグに身近な人だし……。」
ダグ「お前全部すっとばしタ!! 髪型とか仕事とカ!!!!」
フレイ「髪型はとにかく、お姫様と畑の2つをこなす 変な人いないよ。」
ダグ「いル!いるかラ!!」
フレイ「そうなんだ。」
フレイ「そんなの私くらいかと思った。 でも、他にもいるんだなあ。」
ダグ「ナッ…………!!
(に、鈍い………)」
▼私……
フレイ「に似てるね~。」
フレイ「で、誰なの? 私も知ってる人?」
ダグ「うわァ……。 今、世界一ニブイ人間を見た気がすル……。」
二回目話しかけると
ダグ「ニブイ……ニブすぎル……。 これは長い戦いになりそうダ……。」
フレイ「うわあ……それは大変そうだね。」