黒曜館


黒曜館前

???『遅いですわよっ!』
主人公「ええと……。」

主人公「ここに…………ルーちゃん? がいるの?」
???『ええ……そうですわ』
主人公「け、結構、雰囲気あるね……。」
 フォルテ「こ、ここ、ここは……!」
 マーガレット「はい! 出ました!無理です!!」
 キール「うわあ、なつかしいなあ……。」
 キール「早く行こうよ!フレイさん!」

???『さ、行きますわよ!!』
???『ルーちゃん……。待っていてくださいませ……!』

黒曜館エントランス

???『こっちですわよ!』
主人公「ちょ、ちょっと待って……。」
???『なんですの?』
主人公「あ、えっと……、とりあえず名前教えてくれない?」
???『レディに名前を聞く時は自分から名乗るものですわよ』
主人公「そうだね……。」
主人公「僕(私)はレスト(フレイ)です。」
ピコ『私、ピコと申しますの』
ピコ『ルーちゃんを助けるため、あなたの前にあらわれました』
主人公「そのルーちゃんって――」
ピコ『さて、自己紹介も終わりましたし、先を急ぎますわよ!』
主人公「あ……いっちゃった。」

 フォルテ「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」
 主人公(だ、大丈夫かな……。)

 主人公フォルテさん?」
 フォルテ「い、いや、なんでも……。」
 主人公「それじゃあ、ちんまりとつまんでる服のすそを離してもらっても……?」
 フォルテ「あ!?いや、これは、その!?」
 フォルテ「こほん。ちょっと用事があったので、呼び止めただけです。」
 主人公「…………。」

 マーガレット「な、なにか出そう……。うう……。」

日記

「西の洋館でピコが待ってるんだっけ……。」

正扉

主人公「あれっ……。カギがかかってる?」
主人公「ピコが間違えて閉めたのかな……?」

  • 肖像画左
女性を描いた肖像画だ。
心なしか、こちらを見つめているような気がする。
主人公「なにか書いてある……?」
主人公「マリネッタ」
主人公「私が愛し、」
主人公「私が私が殺した女。
主人公「え⋯⋯?」

主人公「向こうのドアの音⋯⋯?」
《出口にカギがかかり、調べる場所が増える》

  • 肖像画右
男性を描いた肖像画だ。
主人公「ちょっと不気味かも⋯⋯。」

  • 出口
主人公「だめだ⋯⋯。開かない⋯⋯。」

  • 左のかべ
かべにひびが入っている。
なにか、目のようなものがこちらを見つめている。

主人公「え⋯⋯?」
⋯⋯やっぱり、なにもない⋯⋯。

  • 右のかべ
かべにひびが入っている。
奥は真っ暗で何も見えない。

  • 写真
主人公「女の人の写真だ。」
主人公「写真の後ろに、メモみたいなのものが書かれてる⋯⋯。」

私はこの家を愛し、この家に招いた客を愛するだろう。
肖像にして。
――永遠に。

主人公「うわっ(ひゃ)! つめたいっ(つめたっ)!」
主人公「ここもあまもりして⋯⋯。」
(ぬるり)
主人公「え⋯⋯?」
手のひらを確認する・確認しない
▼手のひらを確認する
主人公「赤い⋯⋯。」

  • クモの巣
主人公「わっぷ。クモの巣だ⋯⋯。」
主人公「長い間、誰も使ってなかったのかな⋯⋯。」

  • 日記
色あせた日記がある。
読む・読まない
▼読む
ここに住み始めてから、常にどこかから視線を感じる……。
私以外の人間は、ここの館にはいないはずなのに……。
続きを読む・読まない
▼続きを読む
どうなってるの!?
捨てたはずのものが、気が付くと元に戻ってる……。
一体だれの仕業なのよ!?出てきなさいよ!?
続きを読む・読まない
▼続きを読む
⋯⋯限界だわ。
明日になったら、この洋館を出て行くことに決めた。
見ず知らずのあなた。
あなたとも、今日でお別れね。
さようなら。お元気で。
続きを読む・読まない
続きを読む
何度も洋館を出ようとしては、気が付けばここに戻っている。
そういえば⋯⋯。
ペンのインクが、昨日から切れてしまった。
でも、日記を書くのには困らない。
気が付けば、右手から、真っ赤なインクが流れているもの。
でも、いたいわね。
いたい。
いたいいたいいたいいたいいたいいたい
いたいいたいいたいいたいいたいいたい
いたいいたいいたいいたいいたいいたい
続きを読む・読まない
続きを読む
見つけた⋯⋯。
やっとここから、抜け出せるかも知れない!
銀のカギは、絵画の後ろに隠しておいた。
これで⋯⋯、これでわたしは、自由になれる⋯⋯!
自由に⋯⋯なれる⋯⋯。
⋯⋯はず、だった、のに⋯⋯。

 色あせた日記がある。
 銀のカギは、絵画の後ろにあるらしい。

  • 肖像画右
真っ赤なカギを見つけた。
主人公「日記には銀のカギってあったのに⋯⋯。」

 男性を描いた肖像画だ。
 後ろには真っ赤なカギが隠されていたが、他には何も見つからない。

  • 最初の扉
主人公「カギがかかってるみたい⋯⋯。」

  • 黒曜館
主人公「⋯⋯⋯⋯。」
絶対に後ろを向いちゃいけない気がする・僕(私)~! 後ろ、後ろ~!!
▼絶対に後ろを向いちゃいけない気がする・僕(私)~! 後ろ、後ろ~!!
《笑い声》
 フォルテ「ひいいいっっ!!」
 エスケープ?
 フォルテ「も、申し訳ありません!」
 フォルテ「つつ、つい、取り乱してしまいました!フレイさんを置いて逃げるなど!」
 フォルテ「で、でも! ああ、しかし!!ううううううう……っ!」
 主人公「も、戻ってきてくれたし大丈夫ですよ。あはは……。」

 マーガレット「きゃあああああああああああ!!!」

  • 次の部屋
 フォルテ「もうヤダあ⋯⋯。」
 マーガレット「きゃっ!」
 アーサー「おや?」
 ヴォルカノン「手入れがなっておりませぬな。」
主人公「あかりが消えちゃった⋯⋯。」
主人公「あ、あそこのろうそくを⋯⋯。」

 主人公「先にろうそくを……。」

主人公「これで大丈夫そう……。」

  • 上の部屋
真ん中あたり
主人公「何かある。」
  • 2回目
主人公「もうなにもないや。」

  • 上の部屋左
カギを開けた。

  • 下3番目の部屋
ピコ『こちらですわ』
主人公「待って……。この屋敷おかしいよ……。」

主人公「いくしかないか……。」

  • 外廊
ピコ『なにしてるんですの!?』
ピコ『早く行きますわよ!』

  • 3番目の部屋
ピコ『あと少しですわ!』
  • 奥の扉
主人公「カギがかかってるみたい……。」

  • 最後の部屋
ピコ『いよいよ来ましたわ⋯⋯』
ピコ『この先にルーちゃんがいますの!』

  • 手前の扉
カギを開けた。

  • 黒曜館小劇場
ピコ『ルーちゃん!』
ピコ『ルーちゃーーん!』

ピコ『ルーちゃんったら!!』
ピコ『どこにいますのーーー!』

ピコ『ルーちゃーーーーん!』
ピコ『迎えに帰って来ましたわよーーー!』

ピコ『ル、ルーちゃん!?』
主人公「ピコ!」

主人公「さがって!」
ピコ『ルーちゃん! 私よ!!ルーちゃん!!!』
主人公「ピコ、下がって!」
ピコ『……でも、ルーちゃんが……!』
主人公「はやくっ!!」
ピコ『くぅ~~!』
ピコ『もうっ! まかせましたわ!』
ピコ『絶対に助け出すんですわよ!!』

 クローリカ「がんばります~。」
 フォルテ「あれは見える誰にでも見えるだから切れるつまりお化けなんていない!」
 マーガレット「が、がんばるけど、こ、これはオバケじゃないんだよね……?」
 シャオパイ「助けてみせるようだ!」
 コハク「なんとかしてみるの!」
 ビシュナル「お任せください!」
 アーサー「ご期待にそえるかわかりませんが、やってみましょう。」
 キール「やってみるよ!」
 ディラス「任せろ!」
 エルミナータ「ここは私の名推理でなんとか……は、できなさそうね!」
 ノエル「おにんぎょうさん~!」
 ルーナ「おにんぎょうさん~!」

主人公「こいっ!」

主人公「この子が…………ルーちゃん……?」
 クローリカ「こんなところで寝たら風邪ひきますよ~。」
 ナンシー「あら、可愛らしい女の子ね。」
 ナンシー「見たところケガはないみたいだけど……。」
 ジョーンズモンスターが女の子に……?いや、とにかく状態を確かめましょう。」
 リンファ「あら。女の子だったんですね♪」
???「う……。」
???「……ここは…………?」
主人公「あ、気がつ――」
ピコ『ルーーちゃーーん!』

???「――っ!?(ゴキッ)」
ピコ『会いたかった……』
ピコ『会いたかったですわ!』
ピコ『会いたかったんですのーっ!』
???「………………。」
ピコ『あら?』
ピコ『ルーちゃん?』

ピコ『ルーちゃんッ!?』
ピコ『ルーちゃーーんっ!』
ピコ『フレイさん!』
ピコ『ルーちゃんが!ルーちゃんが!!』
主人公「ちょ、ちょっと落ち着いて……。」

主人公「気を失ってるね……。」
ピコ『どうしてですのーー!』
ピコ『こうなりましたら……』
ピコ『セルちゃんのところに行きますわよ!』

主人公「ちょ、ちょっと待って!?」

  • 竜の湖
ピコ『橋が直ってますわ!?』
ピコ『ラッキーですの!』

主人公「もうあんなところに……。」
 クローリカ「速すぎてあくびがふぇふぉふぇふ~。」
 コハク「はー。すごいねえ。」
 ビシュナル「は、速い……。」
 ノエル「シルバーウルフよりはや~い!
 ルーナ「シルバーウルフよりはや~い!」

ヴォルカノン「おや、レスト(フレイ)殿。」
ヴォルカノン「こんなところでなにをしておいでですか?」
主人公「ちょっと黒曜館を調べてたんですけど……。」
ヴォルカノン「ああ、例のウワサの件ですな。」
主人公ヴォルカノンさんは何を?」
ヴォルカノンセルザウィード様のお申し付けでこの橋を直していたのです。」
ヴォルカノンセルザウィード様は何もおっしゃりませんでしたが……。」
ヴォルカノン「きっとセルザウィード様は、フレイ殿が、」
ヴォルカノン「その黒曜館のトビラを開けて帰ってくるだろうと考え、」
ヴォルカノン「我輩に橋の修理を命じてくださったのでしょう。」
ヴォルカノン「なんと心お優しいお方……。」
ヴォルカノン「ウオォォーーーーン!」
主人公「ヴォ、ヴォルカノンさん……。」
ヴォルカノン「ウオォォーーーーン!」
主人公「⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」
主人公(だ、だめだ、はやくピコを追いかけよう。)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年01月20日 12:04
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。