告白①
フレイの時
好きです!
「そ、そう……。
その……なんていうか、あたしもキライじゃないわよ。」
レストの時 結婚後
好きです!
「い、いきなりなによ。」
「……好きじゃなかったら、一緒になんていないわよ。」
レストの時
好きです!
「そう。」
「…………え?」
本当に好きです!・冗談でした
▼冗談でした
「………………
………………。」
レスト「ご、ごめんなさい……。」
▼本当に好きです!
「悪いけど、 そんな冗談に付き合うほどヒマじゃないの。」
ピコ『ですわね』
レスト「あ、あれ……?」
「いや、えっと……。」
ピコ『許しませんわあああ!!』
レスト「うわ!?」
ピコ『ルーちゃんは私のものですわ……』
レスト「あ、あの……。」
ピコ『ふしゅるるるる……』
「じゃ、じゃあ明日!」
レスト「え?」
「あ、明日の10時にセルフィア:広場に来て。」
ピコ『ルーちゃん!?』
「そ、それじゃあ。」
告白②~城の前~
「なんで1人じゃないのよ。」
「昨日の返事、できないじゃない。……バカ。」
「あ、レスト……。」
レスト「
ドルチェ……。」
「…………。」
い、いい天気だね・ピコは……
▼い、いい天気だね
「そ、そうね。」
レスト「う、うん。」
「…………。」
レスト「…………。」
ピコ『レストさん』
レスト「は、はい。」
ピコ『本気ですのね?』
「ちょ、ピコ……。」
レスト「…………。」
▼ピコは……
「あ、あの子なら……。」
ピコ『ここに居ますわよ、もちろん』
「…………。」
ピコ『レストさん』
レスト「は、はい。」
ピコ『本気ですのね?』
「ちょ、ピコ……。」
レスト「…………。」
うん・本気だよ・冗談でした
▼うん・本気だよ
ピコ『……そうですか』
「あの、ピコ……。」
ピコ『すみません。私、突然用事を思い出しましたわー』
「え!?ちょ、ちょっといきなり……!」
ピコ『……しっかりやりますのよ、ルーちゃん』
「あ……。」
レスト「
ドルチェ。」
「う、うん……。」
レスト「返事を聞かせてください。」
「…………。」
!
「……わたしって、素直じゃないから。」
レスト「え?」
「悲しいことを悲しいって言いたくないし、うれしいことをうれしいって言えないし、
ごめんねも、ありがとうも……。
……きっと、素直に言えないと思う。
だから……。
…………今日だけは、特別。」
「……ありがとう。
わたしも、あなたのことが大好きです。」
レスト「それじゃあ……!」
「……うん。
わたしと、付き合ってください。」
▼冗談でした
ピコ『……は?』
レスト「これくらいしないと、
ドルチェは驚かないかと思って……。」
ピコ『…………』
「…………あ、そう。
ま、別にいいけど。そんなことだろうと思ってたし。」
ピコ『その割には、昨日の夜はずっとそわそわそわそわ
むぐぐ』
レスト「え?」
「な、なんでもないわよ。ね?ピコ。」
ピコ『も、もがもがもがー!』
「……?」
→失敗
「ね、ねえ……。」
レスト「ん?」
「あんたのこと、これからどんな風に呼んだらいい?」
レスト「え?」
「こ、これから、彼氏彼女になるわけだから、
特別に……どんな呼び方でも、呼んであげるわよ。」
今までどおり・ダーリン・王子様・だんなさま・レストちゃん・ご主人さま
▼今までどおり
「いいの?それで。」
レスト「うん。」
「ふうん……。
まあいっか。じゃあソレで。」
レスト「あ、ちょっと待って……。」
「ダメよ。チャンスは一回きり。
残念だったわね。レスト。」
▼ダーリン
「ダーリンって……あ、あんた正気?」
レスト「うん。」
「…………。
じゃ、じゃあ……。
い、いいわよ、それで。しょうがないわね……。
……ダーリン。」
▼王子様
「そういえば、あんたって王子だったわね。
アーサーの代わりだけど。」
レスト「まあ……。」
「…………。
……でも、そこそこ頼りになるんじゃない。
王子様。」
▼だんなさま
「だんなさまって……。
……ちょっと早い気もするけど。」
レスト「え?」
「……別に。なんでもないわ。」
レスト「……?」
「それじゃあ、これからよろしくね。
……だんなさま。」
▼レストちゃん
「レストちゃん?
ふうん。そんな風に呼ばれたかったんだ?」
レスト「へ、変かな?」
「別に。そんなことないんじゃない?
レストちゃん。」
▼ご主人さま
「い、いくら何でもそれは……。」
レスト「どうしたの?」
「いや、だって……
…………その……。」
レスト「どんな呼び方でもいいって言ったよね?」
「う……。
い、いいわよ。呼べばいいんでしょ?
……ご主人さま。」
「……それで?」
レスト「え?」
「あんただけ呼び方を変えるのも、その……不公平じゃない。
だから……。
レスト「?」
「鈍いわね……。さっさと私の呼び方、決めなさいよ。」
▼今までどおり
「ふうん。
ま、あんたがそういうなら、それでいいわよ。」
▼ハニー
「ハニーって……。
な、なによそれ。あんた、わたしを何だと思ってるわけ!?」
レスト「僕の恋人。」
「う……。」
レスト「そうだよね?ハニー。」
「うう……………。
…………も、もう。勝手にしたらいいじゃない……。」
▼ルーちゃん
「ルーちゃんって……。
に、似合わないわよ、そんな呼び方……。」
レスト「そうかな?かわいくていいと思うけど。」
「でも――」
レスト「ルーちゃん。」
「う…………。
……も、もういいわよ、それで。」
▼ルーチェ
「ルーチェ……。呼ばれたことないわね。」
レスト「じゃあ、
ドルチェをそう呼ぶのは僕だけってことだね。」
「まあ、そうなるわね……。」
レスト「それなら、ルーチェで決まりだ。」
「…………うん。」
▼
ドルチェさん
「
ドルチェさんって、なんだか他人行儀になってない?」
レスト「そうかな?」
「まあ、あんたがそう呼びたいなら、別にいいけど……。」
▼
ドルチェ様
「
ドルチェ様?
あんた、そんな風に呼びたいんだ?わたしのこと。」
レスト「はい。」
「へえ……。」
レスト「
ドルチェ様。」
「うん。悪くないわね。」
レスト「じゃあ、これからよろしくね。○○」
「ええ、よろしく。○○。」
他の人と結婚後
「あんた、もう結婚してたわよね?」
ピコ『私の記憶が確かなら、間違いありませんわね』
「それなのに、わたしに告白とかしちゃったわけね。」
「ふうん。へえ、なるほどねえ……。」
ピコ『なかなかいい度胸してますわよね、レストさんって』
「楽しみにしてなさいね。奥さんになんて言われるか。」
最終更新:2022年04月16日 20:53