迷走!ビシュナル!

サブイベント
イベント関係者(ビシュナル、バド)


1日目

ビシュナル「はぁ……。」
主人公「どうしたの?」
ビシュナル「姫……。」
ビシュナル「掃除中にバケツを ひっくり返しちゃって……。」
ビシュナル「はぁ……。」
ビシュナル「僕、いつもやる気が空回りして、 実力が今ひとつなんですよね。」
ビシュナル「一気に掃除が上達する 魔法ってないですよね。」
主人公「ないんじゃないかな……。」
ビシュナル「ですよね。」
ビシュナル「はぁ……まだまだ半人前だなぁ。」
元気だして・すぐに上達するよ・まだまだだね
▼元気だして
ビシュナル「そうですね。」
ビシュナル「くよくよしてられません!」
▼すぐに上達するよ
ビシュナル「そう思いますか!?」
ビシュナル「姫から こんなに期待されるなんて……。」
ビシュナル「こうしてはいられません!」
▼まだまだだね
ビシュナル「うぅ……。」
ビシュナル「でも、落ち込んでるヒマはありません!」

ビシュナル「失敗したなら成功するまで やればいい!」
ビシュナル「あきらめずに何度もチャレンジです!」
ビシュナル「では、ビシュナル、 再び掃除にチャレンジしてきます!」

2日目

  • 鍛冶屋
バド「いいものがはいったんだけど、 買わないカ?」
主人公「どんなものですか?」
バド「これだヨ。」
主人公「なんですか、これ?」
バド「この像はもってるだけで 一人前になれると名高い名品だゾ!」
バド「その名も『立派だ像』ダ!!」
バド「もちろん買うだロ?」
いらないです・さわってもいいですか?・ほしい!
▼いらないです
バド「そんなこと言うなヨ。」
主人公「いりません。」
バド「そう言わずにサ。」
主人公「いりません。」
バド「お願いしますヨ。」
主人公「いりません。」
バド「そこヲ――」
主人公「いりません。」
▼さわってもいいですか?
バド「ダメダメ。」
バド「さわりたいなら買ってくれないト。」
主人公「じゃあ、いいです。」
バド「あきらめるの早いヨ!!」
主人公「見たいだけですから。」
バド「…………。」
▼ほしい!
バド「おオ。」
主人公「いくらですか?」
バド「5000000ゴールドだヨ。」
主人公「高っ!!」
バド「なに言ってるんダ。」
バド「一人前になれる像だから 高いのはあたりまえじゃないカ。」
バド「まあ、でも確かに高いネ。」
バド「だから1000000ゴールドに おまけしておくヨ。」
主人公「それでも高いですよ!」
主人公「そんなに高いならいらないかなぁ。」
バド「えェ……。」

バド「う~ン……。」
バド「フレイに 売るのはムズカシいネ……。」
バド「しょうがなイ。」
バド「他の人に売るカ。」
主人公「そんな変なもの、 人に売りつけないでください。」
主人公「フォルテさんに言いつけますよ。」
バド「ははは、わかったわかっタ。」
バド「残念だけどこれは処分するヨ。」

3日目

ビシュナル「姫、 見てください!!」
主人公「こ、この像って……!」
ビシュナル「いい像ですよね!」
主人公「どどどどこで買ったの?」
ビシュナル「バドさんにすすめられたんです。」
ビシュナル「なんとですね、この像!」
ビシュナル「持ってるだけで 一人前になれるんです!!」
主人公「売らないって言ったのに……。」
ビシュナル「バドさんっていい人ですよね。」
ビシュナル「僕みたいな半人前のために この像を探してきてくれたんですよ。」
主人公「ビシュナルくん……。」
主人公「とっても言いにくいんだけど……。」
主人公「だまされてるよ……。」
ビシュナル「えっ!?」
ビシュナル「そうなんですか!?」
主人公「うん……私もその像を 売りつけられそうになったんだ。」
ビシュナル「そんな……。」
ビシュナル「バドさんに聞いてきます!」

 ビシュナル「バドさんがニセ物を 売るはずないですよ!!」

  • 鍛冶屋
ビシュナル「あ、姫、 聞いてください!!」
ビシュナル「バドさんったらひどいんです!」
主人公「良かった……。だまされてるって わかってくれたんだね。」
ビシュナル「ええ、僕、間違ってましたよ。」
ビシュナル「あの像を持ってるだけで一人前に なれるわけないですよね。」
主人公「うんうん。」
ビシュナル「あれは守り神だったんです!」
主人公「ん?」
ビシュナル「今まで数え切れない一人前な方々を 見届けた守り神……。」
ビシュナル「そんなすばらしいものを いただけるなんて!!」
ビシュナル「僕、感激しました。」
主人公「え、えぇ……。」
バド「ハッハッハ。」
バド「ビシュナルがよろこんでくれて なによりだヨ。」
ビシュナル「バドさん、ありがとうございます!」
ビシュナル「僕……がんばって仕事してきます!」

主人公「バドさん……。」
バド「ま、まあ、いいじゃないカ。」
バド「ビシュナルも納得してるんだシ。」
主人公「あれは納得してるんじゃなくて だまされてるんです!」
バド「あはハ……。」
主人公「もう! ちゃんとお金返して もらいますからね!」

 バド「でも本人が納得してるから お金を返すのって逆に良くないよネ。」
 主人公「いいえ、ビシュナルくんを説得して、 ちゃんとお金を返してもらいます。」
 バド「フレイが怖いヨー……。」

主人公「ビシュナルくんには悪いけど その像返した方がいいよ!」
ビシュナル「僕を心配してくれるのは とてもうれしいです。」
ビシュナル「でも、男には超えなきゃいけない 壁があるんです!」
主人公「いや……そういうことじゃ……。」
ビシュナル「バドさんの応援を ムダにはできません。」
ビシュナル「見ていてください。」
ビシュナル「立派な一人前になってみせます!」

 ビシュナル「僕は……立派な一人前になる!!」

4日目

ビシュナル「姫!聞いてください!」
ビシュナル「今日、ヴォルカノンさんにホメられたんです!」
主人公「へ~っ、どんな事でホメられたの?」
ビシュナル「日用品が無くなりそうだったのを覚えてたんです。」
ビシュナル「僕、なんだかさえてますよ!」
ビシュナル「これは立派だ像のおかげでしょうか!」
主人公「それはどうだろう……。」
ビシュナル「そうです!」
ビシュナル「きっとそうに違いないです!」

 ビシュナル「きっと、この像のおかげです!」
 ビシュナル「そう言えば今日は頭がスッキリしてる気がするぞ!」

5日目

ビシュナル「姫!」
主人公「やけにうれしそうだね。」
主人公「またなにか良いことあったの?」
ビシュナル「はい!」
ビシュナル「今日はなんと、おかずを1つも失敗せず作れたんです。」
ビシュナル「いやぁ、ほんと調子いいですよ。」
ビシュナル「あ、これおすそわけです。」
ビシュナル「こんな調子いいなら毎日作ってあげたいですよ♪」

 ビシュナル「こんな調子いいなら毎日作って上げたいですよ♪」
 ビシュナル「それにしてもこの像!すごいな~すごいな~♪」

6日目

ビシュナル「~♪ ~♪」
主人公「ここのところずっとキゲンがいいね。」
ビシュナル「はい!」
ビシュナル「あの像のおかげかもしれません。」
主人公「そうかなぁ。」
ビシュナル「そうですよ!」
ビシュナル「毎日お供え物と 掃除はかかしてませんから!」
主人公(ニセ物でも本物だって思うだけで 効果が出るものなのかな?)
ビシュナル「なんですか?」
主人公「あ、なんでもない。なんでもない。」
ビシュナル「いや~、それにしても 毎日仕事が楽しいな~。」

 ビシュナル「毎日仕事が楽しいです!」
 ビシュナル「よ~し、がんばるぞ~!!」

7日目

  • 執事の部屋
主人公「ん? 今の音は?」
ビシュナル「ああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!」

ビシュナル「ぼ、僕の像があああ!!」
主人公「ど、どうしたの?」
ビシュナル「立派だ像を掃除してたら……。」
ビシュナル「おお落として割って、割って……。」
主人公「ああ……。」
ビシュナル「どどどどうしましょう。」
主人公「これじゃあ、どうしようもないよ。」
ビシュナル「あぁぁ……。」

ビシュナル「これだから僕は半人前なんだ……。」
主人公「そんな像がなくなったくらいでなに言ってるの。」
ビシュナル「姫……。」
主人公「今までがんばってきたのはビシュナルくんでしょ?」
主人公「ここ数日仕事がうまくいったのもビシュナルくんが努力したからだよ。」
ビシュナル「…………。」

主人公「もうちょっと自信をもちなよ。」
ビシュナル「ほんとにそう思いますか……?」
主人公「もちろんだよ……。」
ビシュナル「…………。」
ビシュナル「……そうですよね。」
ビシュナル「僕、あんなにがんばったんですもんね。」
ビシュナル「姫、ありがとうございます!」
ビシュナル「よ~~し!!」
ビシュナル「がんばるぞーーー!!」
主人公(結局だまされたままだけど、自信につながったなら結果オーライかな。)

 ビシュナル「よーし、やるぞおおー!」

8日目

  • 執事の部屋
ビシュナル「うわああああああん!」

主人公「ビシュナルくん?」
ビシュナル「……。」
クローリカ「像の1件以来、なにやってもうまくいってないんですよ~。」
クローリカ「色々うまく行きすぎてましたから。」
クローリカ「そのツケがまわって来たんですよ。」
クローリカ「当分はなにをしてもうまくいかないでしょうね~。」

ビシュナル「僕はなんてダメなんだーー!」

主人公「結局いつものビシュナルくんに戻っちゃったね……。」
ビシュナル「はやく一人前になりたいよー!!」

 クローリカ「当分はうまくいかないビシュナルくんの完成ですね~。」
 クローリカ「……あれ? これっていつも通り?」

 ビシュナル「そうだ!」
 ビシュナル「立派だ像をもう1度バドさんに売ってもらおう!」
 主人公「それはダメ!!」

 バド「次は『一人前だ像』とかどうかナ。」
 主人公「やめてください。」

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最終更新:2015年10月28日 09:13
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