ラブ・レオン

フラグ事前雑談会話

主人公「レオンさんって、昔の言葉がわかるんですよね？」
「ああ。」

僕（私）にも教えてくれませんか？　・　好きですってどう言うんですか？

▼僕（私）にも教えてくれませんか？
「手取り足取りか？」
主人公「え？」
「ウソだよ。」
「言葉を教えるのに手も足もない。　手も足も出ないことはあるがな。」
「まあ、また時間ができたら教えてやるよ。」
▼好きですってどう言うんですか？
「……何でだ？」
主人公「え？」
「いや……。　まあ、どうでもいいんだが。」
主人公「……？」
「まあ、また時間ができたら教えてやるよ。」

---

ラブレオン

「それでは宜しくお願いします」
「ああ」
　アーサーが執務室から二階へ立ち去る
「フレイか。」
「そんな所で突っ立ってないで　こっちに来たらどうだ？」
主人公「あ、はい」

「どうしたんだ？」

アーサーさんの顔が見たくて　・　レオンさんの顔が見たくて　・　なんとなく立ち寄っただけ

▼アーサーさんの顔が見たくて
「……そうか。」
主人公（あれ……何か残念そう……？）
▼レオンさんの顔が見たくて
「そうか。」
主人公（あれ……？何か満足そう……？）
▼なんとなく立ち寄っただけ

主人公「レオンさんは何を？またアーサーさんのお手伝いですか？」
「ああ。」

主人公「レオンさん？」
「ああ、いや……。」
「フレイ。」
主人公「はい？」
「『　　　　』」
主人公「え？」
「俺の時代に使われていた言葉で、愛してるって意味だ。」
主人公「……！？　それって……。」
「約束しただろう？」
「時間ができたら、昔の言葉を教えてやるって。
　もしかして、忘れてたのか？」

覚えてましたよ・忘れてました・忘れてましたよ

▼覚えてましたよ
「ほう。」
「まあ、そういうことにしておいてやるか。」
主人公「はあ……。」
▼忘れてましたよ
「なんで偉そうなんだよ。」
「……まあいい。とにかく、約束は守らせろ。」
主人公「はあ……。」

「それで、ちゃんと覚えたか？」
主人公「一応……。」
主人公「でも、なんでその言葉なんですか」
「ああ、まあ……。」
「そのうち、使う事もあるだろうと思ってな。」
主人公「…………。(絶対ウソだ……)」
「それじゃあ、またな」
主人公「あ、レオンさん。」
「ん？」
主人公「『　　　』」
「……！」
主人公「発音、今のであってました？」
「…………。」
主人公「なんですか？」
「……アンタ、割と負けず嫌いだよな」
主人公「そうかもしれませんね。」
「そのくせ、妙に素直なんだよな」
主人公「そうですか？」
「……ああ。」
「アンタを見てると、ときどき、無性に抱きしめたくなる。」

いいですよ？　・　ダメですよ！　・　じゃあ……

▼いいですよ？
「え？」
主人公「どうぞ。」
「……いや、止めておく。」
主人公「そうですか。」
主人公「ちょっと残念ですね。」
「…………。」
（……くそ。何で俺が照れてるんだ？）
主人公「レオンさん、ちょっと照れてます？」
「……うるさい。」
▼ダメですよ！
「俺のこと、キライなのか？」
主人公「それは……。」
「そうか……。」
主人公「あ、あの……。」
「…………。」
主人公「えっと、今のはそういうのではなくて……。」
「まあ、ジョウダンだけどな。」
主人公「……！！」
主人公「もう、レオンさん！！」
「はっはっは。」
▼じゃあ……
　フレイがレオンを抱きしめる
「な……！？」
「お、おい！何してるんだ！？」
主人公「いや、だってレオンさんが……。」
「いや、確かにそう言ったが…」
（……くそ。本気でやるとは思わなかった……。）
主人公「レオンさん？」
「あー、ちょっと待て。」
「…………。」
「よし、いいぞ」
主人公「えーと……、顔が真っ赤ですけど……？」
「……そこには触れるな。」

　アーサーが二階から降りてくる
アーサー「レオンさん、先ほどの件はどうですか？」
アーサー「おや？」
アーサー「……ふむ。」
アーサー「どうやら、お邪魔だったみたいですね。」
「お、おい、アーサー……！」
アーサー「とは言え、そこは私の仕事場なので、ほどほどにお願いしますね」
「な、何をだ！」
アーサー「ふふ……。それではどうぞごゆっくり。」
　アーサーが二階に戻っていく

「あーくそ……。」
「まあ、あれだ。」
「とにかく、約束は守ったからな。」
「じゃあ、俺はもう行くぞ。」
主人公「はい。ありがとうございました。」
「……ああ、そうだった。」
主人公「え？」
「俺は言霊っていうのを信じててな。」
「口にした言葉には、大なり小なり力があると思ってる。」
主人公「はあ……。」
「だから、」
「心にもないことは、絶対に口にしない。」
主人公「え……？」
「それじゃあ、またな」

---

終了後

• レオンに話しかける

「口にした言葉には、大なり小なり力があると思ってる。」
「だから心にもないことは、絶対に口にしない。」
「それって……。」
「そしてそれ以上、余計な事も口にしない。」

• アーサーに話しかける

「おや、レオンさんとの用事は済みましたか？」