性格反転クスリ


ジョーンズ「うーん……。はあ……。」
主人公「どうしました?」
ジョーンズ「ああ、聞いて下さい、レストくん(フレイさん)。」
主人公「はい。」
ジョーンズ「私には医学の師匠がいるのです。」
ジョーンズ「そして、その師匠は同時に薬の研究家でもあるのです。」
主人公「薬の研究家……ですか。」
ジョーンズ「その師匠から新薬が送られてきて……。『おもしろいものが出来たから』と。」
主人公「ず、ずいぶんと軽い……というか、おもしろい薬って何ですか。」
ジョーンズ「それがこの『性格を90度~270度変える薬』です。」
主人公「アバウトだ!?」
ジョーンズ「こんなキケンなもの……。一体誰なら処分してくれるだろう……。」
主人公「し、師匠からの贈り物なのに処分して良いんですか?」
ジョーンズ「当然です。」

ジョーンズ「はあ……一体誰に頼めば……。」
主人公「う~ん……。キケンなものを処分出来そうな人……。」
アーサーさんならしってるかも・僕(私)に下さい
▼僕(私)に下さい
ジョーンズ「いけません。危ない薬ですから。」
《無限ループ》

アーサーさんなら知ってるかも
ジョーンズ「ああ、なるほど。アーサーさんは顔が広いですからね。」
ジョーンズ「まじめな研究者が、取引先にいるかもしれません。」
ジョーンズ「その人に処分してもらうのが一番です。」
主人公「それじゃあ、僕(私)がアーサーさんに届けてきますよ。」
ジョーンズ「助かります。よろしくお願いしますね。」
主人公「はい。」
ジョーンズ「ああ、それと気をつけて下さい。」
主人公「なんでしょう?」
ジョーンズ「その薬はにおいをかぐだけで、人の性格が変わってしまいます。」
主人公「えっ!」
ジョーンズ「ですから、道中、人に近づけないで下さい。」
ジョーンズ「絶対にですよ。絶対に。」
主人公「わ、わかりました……。」


クローリカ

「何を持ってるんですか、レストくん(フレイちゃん)?」
主人公「あっ、これは……。」
「くらっ……。」

主人公クローリカ……?」
「シャキッ!」
主人公「わっ。」
「さて、私はこれから仕事をしないといけません。」
「この後の予定も詰まってます。用があるなら5秒以内にどうぞ。」
主人公「え、えっと……。」
「そうだ、明日の予定も検証しなくては……。起床後は30秒以内に着替え、その後――」
「その後……その……くらっ……。」

主人公「あのー……、クローリカ?」
「はぇ?」
「なんだか今一瞬、眠りに落ちていたような~。」
「何だったんでしょう~?」

フォルテ

「なにやら忙しそうですね。何をしてるのですか?」
主人公「あ、この薬を運んでて……。」
「ん? くす……り……おっ――」

主人公「あ、フォルテさん……、大丈夫ですか……?」
「きゃっ!」
主人公「え?」
「あ、あの……あなたは一体どなたですか?」
主人公「どなたって……。」
「もしかして……。」
「私を助けに来てくれた王子様!?」」
主人公「ええっ!?」
「お待ちしておりました!さあ、すぐにここから逃げましょう!」
主人公「いや、逃げるってどこへ――」
「さあ、早く♪」
「さあ……はや……く……うっ。」

「――はっ!」
「な、何だ……。」
「今、ものすごく気持ち悪い夢を見ていたような……。」

マーガレット

「あ、なにそれ?何を持ってるの?」
主人公「あ、これは薬で……。」
「……ん、なんか……、意識が……遠のく……。」

主人公「だ、大丈夫!?メグ!?」
「ブ。」
主人公「ブ?」
「ブラヴォ~!!!」
主人公「わあっ!!」
「何してるの助手くん!さあ、早く新曲を作るわよ!」
主人公「え、新曲!?っていうか助手って!?」
「朝まで寝ないで空でも飛びながらたくさんの金色の羊の様で土管が宇宙の光で虹色の止まった新曲を作るわ!」
主人公「意味不明!」
「わーっはっはっは!」
「わー……っはっ……――」

「――はっ!?」
「い、今一瞬、すごくなつかしい夢を見ていたような……?」

シャオパイ

「そんなに急いでどこへ行くようだ?」
主人公「あ、実はこの薬を……。」
「薬?どれどれ……。」
主人公「あっ!」

主人公「シャオさん……?」
「ハイ、ワタシ、シャオパイ、デス。」
主人公「いや、知ってるけど……。」
「タダイマヨリ、プログラムニシタガイ、キュウユヲ、シマス。」
主人公「え? え???」
「ソノアト、オサラヲ、ワリマス。10マイホド、ワリマス。」
主人公「何で!?」
「ソノアト、オフロヲ……、オフロヲ……ガガガ……――」

「……はっ!」
「な、なんだ!?今とても変な夢を見ていたようだ!」
「お、おそろしい……。」

コハク

「なに持ってるのーっ?」
主人公「あ、これは危ないから近寄っちゃ――。」
「うん、じゃあ近寄るの♪」
主人公「何で!?」

主人公「あ、あの……コハク?」
「……ふぅ。」
「何かしら、レストくん(フレイちゃん)。お姉さんに、な・に・か・用?」
主人公「え?」
「うふふ……かわいい顔してるわね。」
「もう少しよく見せてもらえるかしら?」
主人公「い、いや……何を言って……。」
「恥ずかしがらないでいいわ。さあ、もっとこっちへ……。」
「こっち……へ……こ――」

「――はっ。」
「……い、今一瞬、眠っちゃったの……?」
「なんだか記憶が飛んだような気がするの……。」

ドルチェ

「何を急いでるの?」
主人公「あ、ちょっとね……。」
ピコ『今何か隠しましたわ!!』
「なにそれ……?」
主人公「あ、近づかないで!」
「……う。」

ピコ『ん? ルーちゃん?どうしましたの?』
「…………ピコ。」
ピコ『はい』
「……愛してるぜ。」
ピコ『ルーちゃん!?』
「ああ、こんなにも愛しいとは……。もっとこっちへおいで。」
ピコ『ル、ル、ル、ルーちゃん……。やっと、私の気持ちが通じたのですね!』
「ああ、もちろんだ。」
「もち、もち……もちろ……――」

「ん……?」
ピコ『ルーちゃーん!!すりすり……』
「何してるのよ。邪魔。離れて。」
ピコ『ぐぎゃっ!?』

ビシュナル

「何してるんですか、王子(姫)。」
主人公「あ、えっと……。」
「あれ、それ何ですか?」
主人公「あ、これは……。」
「……ん、何だか、いしき……が……。」

主人公「……あれ、ビシュナルくん?」
「ふにゃ~~~っ。」
「お執事のお仕事なんて、お適当で良いですよね~~~。」
主人公「やる気をなくしてる!?」
「ぜ~んぜんがんばる必要は無くて、むしろ手を抜くくらいの方がふにゃあ~~~。」
「なんだか眠いので、王子(姫)のひざの上で寝ててもいいですか~~~?」
主人公「ちょ、ちょっとビシュナルくん!?」
「あ~、今日はどこの日向にい、い、い、い、うっ……。」

「……はっ!」
「な、なんか今、しばらく意識が飛んでいたような……。」
「そうだ、お仕事に戻らないと!」

キール

「ん? それは何?」
主人公「あ、これは危ないから――」
「なんだか変な香りがする……ね――」

主人公キールくん……?」
「……ちっ。」
「頭がガンガンする……。ここは……どこだ?」
主人公「え?」
「よう、レストくん(フレイさん)。今ヒマか?」
主人公「いや、ちょっとやる事が……。」
「そんなの後でいいだろ?俺は今、お前と一緒にいたいんだ。」
主人公「ええっ!?」
「どこへ行きたい?どこへでも連れてってやるぜ。」
「そう、お前とな……ら、らら、ど、どこまで――も――――」

「――はっ!」
「う、う~ん……。今のは……夢?」
「ボク、立ったまま寝ちゃってたのかな……。」

ダグ

「何をそんなに急いでるんダ?」
主人公「あ、危ないから近づかないでね。」
「ん、何を隠したんダ?どれどレ……。」
主人公「ダメだってば――!」

主人公「ダグ……?」
「はい、何でしょうかご主人様。」
主人公「え!?」
「お茶ですか?」
「それとも緑茶?」
「グリーンテイーもございます。」
主人公「何言ってるの!?」
「あ、ご主人様。そろそろお勉強の時間でございます。」
「さあ、勉強部屋へ向かいましょう。」
「むか……むかい……む……――」

「――ハッ!」
「なんダ!?今何が起きてタ!?」

ディラス

「何してんだ……って、なんだ、その薬。」
主人公「あ、これは……。」
「うっ……。」
主人公ディラス!?」

主人公「……ディラス?」
「はい。何でしょうか?ニコニコ。」
主人公「え?」
「ああ、もしかして道に迷ったのですか?この辺りは複雑ですからね。」
「宜しければご案内しますよ。」
主人公「い、いや、あの……?」
「あ、のどは渇いていませんか?」
「お荷物、お持ちします。」
「疲れていませんか?」
「背中に乗りますか?」
「ニコニコ。」

「……はっ!」
「俺は……何をしていたんだ……!?」

レオン

「何を持ってるんだ?」
主人公「あ、これは……ダメです。」
「……ふっ。そう言われると、そうはいかない。」
「それっ。」
主人公「あーっ!」
「う。」

主人公「……レオンさん?」
「……なあに?」
主人公「……ん?」
「あれ……ここどこ?ボク、道に迷っちゃった……。」
主人公「わあ!何か変になってる!」
「ねーねー。」
主人公「え……どうしたの?」
「…………おんぶ。」
主人公「ええっ!?」

「……ハッ。」
「なんだ、今何が起きた!?」

セルザウィード

「何をしておる?」
主人公「あ、いや、えっと……。」
「なんじゃ、隠し事か!許しがたいぞ!」
主人公「ち、違うってば!違うからそれ以上近づかないでーっ!」
「う。」

主人公「……セルザ?」
「なんじゃ。」
主人公「うわぁっ、誰!?」
「誰とはなんじゃ。セルザウィードに決まっておろう。」
主人公「い、いや、その姿……。」
「姿?」
「…………。」
「わーーーーーっ!!!」
「なんじゃ!!なにが起きたのじゃ!!」
主人公「どういう事なの?」
「知るか!」
「しかしこの姿……。ううむ……。」
「もしや、わらわの人に対する憧れが形になったと言うのか……。」
主人公「……え?憧れ?」
「いや……もしわらわが人の姿であれば、その……おぬし達ともっと……こう……のう?」
主人公「セルザ……。」
「ええい、そんな目で見るな!」
「カンチガイするなよ!わらわはこんな姿より竜の姿のほうがスキじゃ!」
「ほ、ほれ、早くなんとかせい!」
かわいいね ・ 放っておこう ・ そのまま笑顔でピース!
▼かわいいね
「ばっ! なっ!」
「何を言うておるのじゃ!喰ってしまうぞ!」
▼放っておこう
「見捨てる気か!?」
「オニーーーー!!」
▼そのまま笑顔でピース!
「こ、こうかの……?」
「って何を言うておるのじゃ!喰ってしまうぞ!」
主人公(笑顔が下手っていうレベルじゃない……。)

「うはあっ!」
主人公「あ、戻った。」
「……なんじゃ。もう終わりか……。」

ヴォルカノン

「ややっ、その手に持ってるものは何ですかな!?」
主人公「あ、これは……。」
「新しいお茶ですかな?どれ、香りを――」
「ぐぬみやぁおえっ!?」

主人公「だ、大丈夫ですか……?」
「…………ああ。これくらい、何でもねえ。」
主人公「!?」
「まずいな……イヤな風が吹いてやがる。」
「これは……来る……!」
主人公「何が!?」
「ヤツが!!」
主人公「誰!?」
「伏せろォッ!!!」
主人公「わーっ、何でーっ!!!」

「むはぁっ!」
「ん? 今意識が飛んでいたような……。」
「まあ、気のせいでありましょう。」

ブロッサム

「おや、何を持ってるんだい?」
主人公「あ、これは、えっと……。」
「何だい、はっきりしないねえ。どれどれ……。」
主人公「あっ!」

主人公「あの……ブロッサムさん?大丈夫ですか?」
「えー、別になんともないしー。ちょーめんどくさーい。」
主人公「何が!?」
「ねーねー、これ見て、これ。チョーウケるんですけど!」
「チョーウケるんですけどっ!!!」
主人公「だから何が!?」
「あーマジだるー。かーえろっ。」
「かーえ……ろ……――」

「……う。」
「な、なんだろう……。今一瞬、若い頃の記憶が……。」

ナンシー

「そんなに急いでどうしたの?」
主人公「あ、えっと……。」
「ん~?今何を隠したの?」
主人公「だっ、ダメです!それ以上近寄っちゃ!」
「……うっ。」

主人公「……ナンシーさん?」
「あ……ジョーンズ。」
主人公「いや、違いますけど!?」
「あのね……ジョーンズ。あの……私ね……あなたの事……。」
主人公「違いますってば!!」
「あ……今日も想いを伝えられなかった……。」
「いいわ。私、あきらめないから……。」
「あきらめない……あき……――」

「――はっ!」
「な、なにかしら今の……。」
「なんだかなつかしいものを思い出してたような……。」

ジョーンズ

アーサーさんに事情を話して、その薬を届けてください。」
「ああ、それと気をつけて下さい。」
「その薬はにおいをかぐだけで、人の性格が変わってしまいます。」
「ですから、道中、人に近づけないで下さい。」
「絶対にですよ。絶対に。」
わかりました・近づける
▼わかりました
「ん……?薬に変な注意書きが……。」
「『ただし、主人公には効かない』」
「……主人公? 何の事でしょう?」
▼近づける
「うっ!」
主人公「あ……すみません……。つい……。」

「…………。」
主人公ジョーンズさん?」
「あっはっは!」
「実験台はどこですか!?爆発させましょう!!」
主人公「えっ、ジョーンズさん!?」
「爆発なき実験はありえません!あとで反省すればよろしい!!」
主人公「それ全然反省する気ないですよ!?」
「あっはっはっはっは……は……。」

「……はっ!」
「な、なんだろう。今一瞬、意識が飛んでいたような……。」

エルミナータ

「なんだか忙しそうにしてるわね。何してるの?」
主人公「あ、近づかないで下さい。」
「ひどっ。」
「そう言われたら近づくに決まってるじゃない!」
主人公「あ!」

主人公「あー……、エルミナータさん?」
「……怖い。」
主人公「え!?」
「いや……近づかないで……。うっうっう……。」
主人公「な、何で泣いてるんですか!?」
「怖いよう……怖いよう……。やめてくださいぃ~……。」
「や、やめ……や……――」

「――はっ!」
「何!? 今一瞬、意識が飛んでたような……。」
「知らぬ間に事件……?」

リンファ

「あら、何を持ってるんですか?」
主人公「ああ、これは薬で……。」
「とてもフシギな香りのするものですね……ね……ね……。」
主人公「あっ!」

主人公「……リンファさん?」
「…………はい。」
主人公「あ、よ、良かった。なんともないですか?」
「ええ、大丈夫ですから早く私の目の前から消えて下さい♪」
主人公「!?」
「この通り、ピンピンしてますからチリと同じように風に飛ばされて下さい♪」
主人公「え、ちょ、ちょっと待って!」
「まだ何か用があるんですか?早く帰らないとゴミと一緒にふんづけながら掃除してしまいますよ?」
「は、は、はや……く……――」

「……あら……、えっと。あれ?」
「今一瞬、記憶が飛んだような……。何が起こったのかしら……。」

ポコリーヌ

「わーお、おいそうなものを持ってますねレストくん(フレイさん)!」
主人公「あ、これはダメです!」
「では香りだけでも……クンクン。」
主人公「あっ!!」

主人公「あー……、ポコリーヌさん?」
「…………〇×?」
主人公「へっ?」
「〇×□※7△□3???」
主人公「えっ!ちょっと何言ってるのかわからない!!」
「〇三※4腰×a×!?」
「……………………――――――」

「――むはぁっ!!」
「あれ、ワタシ今、一瞬キオクソウシツになったような?」

バド

「ん、何持ってるんダ?」
主人公「あ、これは……。」
「高く売れそうな薬だナ。どれどレ……。」
「ウ――」

主人公「バドさん?だ、大丈夫ですか?」
「……う。」
主人公「?」
「…………う……。」
「うん! 気にしないで!ぜんぜん大丈夫よ!」
主人公「!?」
「あははっ。あ、チョウチョ!」
「わ~いっ、待って~♪」
「わ~い……、わ…………わ……。」

「ハッ!?な、なんダ!?」
「今とてつもなく気持ち悪い夢を見ていたようナ……?」

子供

「なにしてるのパパ(ママ)。」
主人公「あ、あぶないからこっち来ちゃダメだよ?」
「えーっ、やだーっ!」
主人公「あ、こらっ!」
「……う。」

主人公「……ノエル(ルーナ)?」
「……だう。」
主人公「!?」
「だ~っ。きゃっきゃっ!」
主人公「赤ん坊になった!?」
「だ~だっ。わう~。」
「う~……――」

「――はっ。」
「あ、あれ?今何が起きてたの?」

トゥーナ

「……あ。その薬……。」
主人公「え?」
「もしかして……う。」

「…………。」
「僕は……誰?」
「……そうだ。僕は……モコモコ。」
「金の……モコモコだ。」
「悪いモンスター達を追って……この町に……。」
「……うう。」

「……はっ!」
「……何、今の……。」

バレット

「ん、珍しいものを持ってるな。少し見せてくれ。」
主人公「あっ、これは……!」
「うっ……。」

「……あ、あれ。」
「僕は一体……。ここは……どこ?」
「……そうだ。」
「確か、火の竜を止めるために、僕は……この町に……。」
「学校を……子供達を……、守るんだ……。」
「うう……。」

「……ハッ!」
「なんだ……今のは……。」

幻想のキリカ

「おもしろそうなもの持ってますね♪」
主人公「え?」
「くんくん……あっ。」

「……これは材料だ……弁当とは言わない。」
主人公「え? 何の話ですか?」
「どこの世界に、弁当にうどんを持たせる妻がいる!?」
主人公「……あの―……?」
「実はわかっていたんだ。――は、こういう女だって。」
「あははは……。」

「はっ。」
「はて、何かなつかしい夢を見ていたような……。」


アーサーに持って行く

アーサー「どうしました?私に何かご用でしょうか。」
主人公「あ、実はこの薬なんですけど……。」
アーサー「ん、どれど……れ……。」

主人公「あ……しまった……。」
アーサー「う……。」
主人公アーサーさん……?」
アーサー「メガネ……メガネ……。メガネはどこかいのう……?」
主人公「かけてる!かけてますよ!」
アーサー「おお、そうだった。トメさんや、メシはまだかいのう?」
主人公「何の話!?」
アーサー「そうじゃ、そうじゃ、裏庭の畑にエサをやらんとのう……。」
アーサー「どっこらせ……あいたーっ!」
アーサー「ギックリ腰じゃ!ギックリごごごごっご!!」
アーサー「ご……ご……――」

アーサー「――はっ!!」
主人公「あ、正気に戻りました?」
アーサー「い、今のは一体……!?」
主人公「実はこの薬……。」

アーサー「なるほど、そう言う事ですか。」
主人公「はい。アーサーさんの知り合いにそんな研究家の方、いませんか?」
アーサー「ふむ……。」
アーサー「…………そういえば。」
アーサー「確か医学と魔法を両立している立派なおばあさまを知っています。」
アーサー「その方ならきっと、安全に処分して下さるでしょう。」
主人公「良かった。」
アーサー「後は任せてください。」
主人公「はい、よろしくお願いします。」

主人公「さあ、ジョーンズさんに報告しに行こう。」

アーサージョーンズさんによろしくお伝え下さい。」
主人公「はい。」
アーサー「ところでこの薬、道中変な事に使ってませんよね?」
もちろんです ・ と、とと当然ジャナイデスカ
▼もちろんです
「うん、さすがレスト君(フレイさん)ですね。」
▼と、とと当然ジャナイデスカ
「……レスト君(フレイさん)。」

主人公ジョーンズさん、アーサーさんが処分を引き受けてくれました。」
ジョーンズ「それは良かった。ありがとうございます。」
主人公「あの、ところでこういう薬ってよく送られて来るんですか?」
ジョーンズ「ええ。」
ジョーンズ「師匠に悪意は無いのです。たぶん。」
ジョーンズ「普段は私でも処分できる程度のものですが、今回はちょっとキケンでしたね……。」
主人公「はあ……。」
ジョーンズ「そうだ、お礼を用意したので、どうぞ持って行ってください。」
主人公「あ、すみません。」
ジョーンズ「改めて、ありがとうございました。」

 ジョーンズ「一度、師匠のおばあさまに対処をお願いしておこうか……。」
 ジョーンズ「でも、あの人の事だし……ぶつぶつ……。」
 主人公ジョーンズさん?」
 ジョーンズ「ああ、すみません。こちらの話です。」
 ジョーンズ「ところであの薬、変な事に使ってませんよね?」
まっすぐ届けました。は、は、はい、もちろんですよ
▼まっすぐ届けました
ジョーンズ「それは良かった。」
▼は、は、はい、もちろんですよ
ジョーンズ「……レストくん(フレイさん)?」

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最終更新:2024年02月09日 09:59
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