プロポーズ-フォルテ

婚約指輪を渡す

通常時

フォルテ「こ、これは……。」
フォルテ「ええと、唐突にこんなもの渡されても、その……反応に困ります。」

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結婚後

フォルテ「結婚指輪ですか。」
フォルテ「ふふ。大事にしまってありますよ。」

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恋人・結婚可能状態

フォルテ「これは……？」
フォルテ「え？あの……。……え？」

僕と結婚して下さい

フォルテ「…………。」
フォルテ「え、あの……。」
フォルテ「す、すみません。よく聞こえなかったのですが……。」
レスト「じゃあ、聞こえるまで何度でも言います。」
レスト「僕と結婚して下さい。」
フォルテ「レストさんと……。」
フォルテ「…………。」
フォルテ「……………………。」
レスト「フォルテさん。」
フォルテ「え！？あ、その！！こ、心の準備がまだできてなくて！」
フォルテ「だからその、どう答えたらいいのか分からないんですけど――」
フォルテ「あ、でも！　決してイヤだというわけではなくむしろうれしくてっ！！」
フォルテ「うれしくて……ど、どうしたらいいのか……っ！」
フォルテ「あ、あれ？なんで……？」
レスト「……。」

フォルテ「……本当に、私でいいんですか？」
レスト「はい。」
フォルテ「いつも剣ばかり振り回してて、女の子らしくなんてなくても？」
レスト「恋の話が出たときのフォルテさんは、とてもかわいかったですよ。」
フォルテ「……騎士のくせに、実はケーキが大好きでも？」
レスト「甘いものが好きだからって、騎士らしくないわけじゃありません。」
フォルテ「…………。」
フォルテ「……えらそうに、みんなを守るって言ってても、」
フォルテ「本当はユウレイが苦手で、立ってるのがやっとな弱虫でも……。」
フォルテ「……いいんですか？」
レスト「それでも――」
レスト「大切な人のためになら、がんばれる。」
レスト「そんな優しい人だってことを、僕は知ってます。」
フォルテ「…………。」
フォルテ「……なんだかうれしすぎて、どうにかなってしまいそうです。」
レスト「フォルテさん……。」

フォルテ「レストさん。」
フォルテ「私のことを、この町で１番、愛してくれますか？」

いいえ、世界で1番です

レスト「だから、僕と結婚して下さい。」
フォルテ「…………。」
フォルテ「……はい。」
フォルテ「私も、世界で1番、あなたのことを愛していますから。」

結婚式