湖に落とした想い



マーガレット「はあ……。」
主人公「どうしたの?」
マーガレット「あのね、最近湖によくゴミが捨てられているんだ。」
主人公「湖にゴミが?」
マーガレット「うん……。」
マーガレット「前まではこんな事なかったのに……。」
主人公「一体誰が……。」
マーガレット「町の観光客さんも増えたしね。誰か一人が、ってわけじゃないと思う。」
マーガレット「あ、ごめんごめん気にしないで。私が片づけてくるよ。」
マーガレット「掃除は好きだしね。」
主人公マーガレット……。」
マーガレット「よ~し、気合いれて湖の掃除をするぞ!」
私も手伝うよ。・がんばって
▼がんばって
マーガレット「ありがとう、がんばる。」

▼私も手伝うよ。
マーガレット「えっ……。」
主人公「一緒にやった方が早いしね。」
マーガレット「……うん、ありがとう。」
マーガレット「それじゃあ、湖へ行こう。」

  • 誰か連れている場合
「……っと誰か連れているみたいだね。」
「それじゃあそっちの用が終わったらまた声をかけてね。」


 マーガレット「一緒に湖に行こう。ゴミを片付けないと。」

マーガレット「着いたね。」
主人公「うん。」
マーガレット「あ……。」

マーガレット「あっちにも……。」

マーガレット「ゴミ……増えてるな……。」
主人公「ひどいね……。」
エルミナータ「見つけたわ!ここがヤミ取引現場ね!」

主人公エルミナータさん!?」
マーガレット「エッちゃん……、一体ドコから……。」
エルミナータ「ふふ、『探偵はカメレオンであるべし』って言うでしょ?」
マーガレット「言わないよ。」
エルミナータ「そんな事より何してるの?」
マーガレット「こっちのセリフだよ。そんな所で何してるの?」
エルミナータ「ふふふ……ヤミ取引現場を押えようと思ってね。」
エルミナータ「そしたら案の定、あなた達が現れたってわけよ!」
エルミナータ「何日も張り込んでたかいがあったわ!むはははははは!」
マーガレット「見たら違うってわかるでしょ!」
エルミナータ「じゃ、何してんの?ヒマだし、まぜてよ♪」
マーガレット「あのね、最近湖のゴミがひどいの。だから一緒に掃除をするんだ。」
エルミナータ「ほう……。じゃ、私忙しいからまたね!」
マーガレット「ヒマって言ってたよね……。」
エルミナータ「む。するどいわね、メグちゃん。」
エルミナータ「しょーがない。じゃ、おねーさんも手伝うかあ!」
マーガレット「えへへ、さすがエッちゃん♪」
エルミナータ「あいよー!じゃ、私はここらへんをやるわ!」
マーガレット「じゃあ、私はこっちかな。」
マーガレット「えーっと、フレイさんは――」

マーガレット「あの辺りをお願いするね。」
主人公「うん、わかった。」

 エルミナータ「ゴ~ミゴミゴミスクラップ~♪」
 主人公「その歌は一体……?」
 エルミナータ「これ? メグちゃんが作った歌♪」
 マーガレット「作ってないよ!」

 マーガレット「フレイさんは奥の方をお願い。」

主人公「ん、これは……。」
主人公「あきかんだ。」

主人公「ん、これは……。」
主人公「誰かの食べかけかな。」
主人公「ひどいなあ……。」

主人公「おや、なんだろう。不思議な小ビンが落ちてる。」
マーガレット「おーい、フレイさん。そろそろ終わりにしよう?」
主人公「あ、うん。」
主人公「とりあえず、このビンも持って行こう。」

マーガレット「ふう、こんなところかな。」
エルミナータ「いやあ、掃除ってのは気持ちがいいわね!」
主人公「そうですね。」
エルミナータ「フレイ。なあにそれ?」
エルミナータ「見せて見せて♪」
主人公「あ、はい。どうぞ。」

エルミナータ「なにこのゴミ。きれいなゴミねえ。」
エルミナータ「どしたの、コレ?」
主人公「さっき拾ったんです。」
主人公「ゴミっていうより、流れ着いたものっぽいんですけど。」
マーガレット「それ、歌の小ビンだ。」
主人公「歌の小ビン?」
マーガレット「うん。」
マーガレット「不思議な小ビンで、ふたを開けるとセイレーンの歌が聞こえてくるんだ。」
エルミナータ「へえ、ロマンチックね。あけちゃおっか。」
主人公「え、大丈夫なんですか?」
エルミナータ「問題ないでしょ。」

エルミナータ「えいっ。」

アウディへ――
私の事を覚えているだろうか。
こんな形での再会を、
すまなく思う。
もう……私は君に会いに行く事が
出来なくなってしまった。
少々、歳を取りすぎてしまったようだ。
君の美しい声が聞けてよかった。
この声が、君に届くことを願う。
ありがとう。
そして、さようなら。

エルミナータ「…………今の、歌?」
マーガレット「……違うね。」
マーガレット「なんだか、悲しいメッセージだった。」
エルミナータ「これ、どうする?なんか……捨てちゃうのも、ねえ?」
主人公「そうですね。」

マーガレット「私、持って帰るよ。」
エルミナータ「えっ?」
マーガレット「この人はきっとアウディさんって人に伝えたい事があったんだ。」
マーガレット「手伝ってあげたい。」
エルミナータ「で、でもどうするの?手がかりなんて名前しか……。」
マーガレット「旅人さんに聞いてみるよ。何か知ってるかも。」
エルミナータ「もう……メグちゃんってばお人よしなんだから……。」
マーガレット「へへ……。」
エルミナータ「まあ、いいわ。私も何かわかったら教えてあげる。」
マーガレット「ありがとう、エッちゃん。」

エルミナータ「そいじゃ、私一足先に帰るね。」
マーガレット「うん。今日はありがとう、エッちゃん。」
エルミナータ「あいよ。それとメグちゃん。」
マーガレット「なあに?」
エルミナータ「フレイを遅くまで連れまわしちゃダメよ?」
マーガレット「なっ、そんな事しないって!」
エルミナータ「あはは、じゃ、グッバ~イ!」

主人公「どうしたの?」
マーガレット「え? えっと……その……。」
主人公「ん?」

マーガレット「あのね、親しい人は私の事、『メグ』って呼んでくれてるんだ。」
主人公「うん。」
マーガレット「その……、よかったら、なんだけどさ……。」
マーガレット「フレイさんも『メグ』って呼んで欲しいな。」
わかった・今までの方がいいな
▼わかった
主人公「じゃあ、そう呼ぶね。メグ。」
マーガレット「えへへ……よろしくね。」
▼今までの方がいいな
マーガレット「そ、そっか……。 ううん、ならいいんだ。」

マーガレット「じゃあ、私も帰るね。 今日はありがとう。」
マーガレット「またね、フレイさん♪」

 マーガレット「えへへ……今日はありがとう、 フレイさん♪」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年07月12日 17:28
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。