レスト「シャオさん!?」
シャオパイ「いてて……。」
シャオパイ「うん。大丈夫なようだ。」
シャオパイ「ずっと掃除をしてたから、ちょっと足がもつれたが。」
レスト「少し休んだら?」
シャオパイ「そうだな……。」
シャオパイ「汗もかいたし、ワタシも風呂に入ろうか。」
シャオパイ「あ……。」
レスト「どうしたの?」
シャオパイ「いや、その……。」
レスト「?」
シャオパイ「あ、あんまり近づかないで欲しいようだ!」
レスト「え!?」
シャオパイ「あ、いや、変な意味ではないが!?」
シャオパイ「ただ、その、今は汗をたくさんかいてるから……。」
シャオパイ「その、だから、あんまり近づかれると……。」
シャオパイ「ううう……。」
レスト「???」
リンファ「あら、レストくん。」
リンファ「お風呂に入りに来てくれたんですか?」
リンファ「それとも、シャオちゃんとお話に来たのかしら?」
レスト「えっと……。」
リンファ「うふふ。どちらにしても、ゆっくりしていって下さいね。」
レスト「あ、はい。ありがとうございます。」
レスト(リンファさんって、いつも落ち着いてるなあ。)
シャオパイ「…………。」
シャオパイ「……いま、マーマに見とれてたな?」
レスト「え!?あ、いやあ……。」
シャオパイ(じとー)
レスト「いや、ちょっとだけ感心してただけだから……。」
レスト「大丈夫だよ。シャオさんからとったりしないって。」
シャオパイ「……そうか。」
シャオパイ「…………。」
レスト「シャオさん?」
シャオパイ「なんだ?」
レスト「えっと……なんで不機嫌そうなの?」
シャオパイ「……別にそんなことはないが。」
シャオパイ「…………。 ただ……。」
シャオパイ「たまには、マーマだけじゃなくて、その……。」
レスト「ん?」
シャオパイ「あー、もう!!」
シャオパイ「なんでもないが!」
レスト「あ……。」
シャオパイ「ばーかばーか!」
レスト「???」
シャオパイ「ふう、さっぱりしたようだ。」
レスト「もう近付いても良いの?」
シャオパイ「おう! ドーンと近づいて――」
シャオパイ「――ってそれも困るようだ!」
レスト「???」
最終更新:2018年11月03日 18:35