告白①
好きです
フ「え……?」
本当に好きです!・冗談でした
▼7未満
フ「レストさん……。
ええと、そういうジョウダンは、やめた方が良いと思いますよ?」
主「え?」
フ「こういうことは……その、親しい真柄になってから成立すると言うか……。
つ、つまり、そういうことです!」
主「(…………本気だと思われてないみたい。)」
▼本当に好きです!
フ「えっと……、ウソじゃないんですよね?」
主「はい。」
フ「夢でも……。」
主「ありません。僕も正気です。」
フ「…………。」
フ「えと……。
す、すみません。混乱して、何が何だか……。
その、少しだけ、考える時間をもらえませんか?」
主「あ、はい。……そうですよね。」
フ「すみません……。
では、明日の10時にセルフィア:広場に来て下さい。
そこで、必ず返事をしますから。」
主「はい。」
フ「そ、それでは、また明日……。」
▼冗談でした
フ「な、なな……!?」
主「ビックリしましたか?……って、なんで剣を手に!?」
フ「く、くく、くだらない冗談で!変な期待をさせるからですっ!!」
告白②~城の前~
主「
フォルテさん。」
フ「は、はい!?」
主「昨日の返事、聞かせてもらえますか?」
フ「…………。
……はい。
その……。わ、笑わないで聞いてくださいね。」
主「……はい。」
フ「あれからずっと、考えていたんです。
私は、その……、こういうことが本当にわからなくて、
だから、こんな気持ちのまま、答えていいのかなって……。」
主「…………。」
フ「レストさんを見てると、それだけで胸がドキドキして、
一緒にいると楽しくて……、……でも、それだけじゃなくて、
あなたが私を見ていないと思うと、それだけでツラくて、苦しくて、
……時々、たまらなくなる。」
フ「本当は、昨日、あなたの言葉を聞いて、
飛び跳ねたいくらいうれしかったんです!
でも……。
今までの関係が、変わってしまうんだって思うと、
それもちょっと、……怖い気がして。」
主「フォルテさん……。」
主「僕も不安でした。」
フ「え……?」
主「告白して、断られたらどうしようって。
だって、今までのようにはどうしたっていられないだろうから、
でも……。
それでも、その人にもっと近づきたい。
あなたを抱きしめたい。
そういう気持ちが、好きっていうことじゃないんですか?」
フ「それでも……近付きたい……。」
主「はい。
フォルテさんは、どうですか?」
フ「私は……。」
フ「……そうですね。
全部まとめて、守ってしまえば良いんだ。」
主「え……?」
フ「今のあなたとの関係も、
あなたにもっと近付きたいっていう、この気持ちも。
全部まとめて――私があなたを守ればいいんです。
あなたのそばで。ずっと。」
主「それって……。」
フ「はい。
……ふつつか者ですが、どうぞよろしくお願いします。」
主「いや、それはちょっと場面が違う……。」
フ「え……!?
あ、あれ……!?」
主「でも、フォルテさんらしいです。」
フ「あ……。」
フ「それで、その……これからはどうすればいいんでしょう?」
主「え?」
フ「だ、だから……!
例えば、その、……なんて呼んだらいいかとか。」
主「特別な呼び方がしたいんですか?」
フ「そ、そういうわけでは……!
ただ、気持ちの区切りとしてですね!
……こう呼んでほしいとか、あるなら、そうしたいなと……。」
今までどおり・ダーリン・レスト・殿下・あなた・ご主人さま
▼今までどおり
フ「そう……ですか。
ほっとしたような……
……残念なような……。」
主「え?」
フ「い、いえ!?なんでもありません!?」
▼ダーリン
フ「えっと……。
わ、分かりました。では……。
……ダーリン。」
▼レスト
フ「呼び捨て……ですか。
少し抵抗がありますけど……、……あなたがそう望むなら。
……レスト。」
▼殿下
フ「殿下……。
……うん。なれれば悪くないかも……。」
主「もう一度呼んでもらえますか?」
フ「え?あ、はい……。
……殿下。」
主「はい。」
フ「…………。」
▼あなた
フ「あなた……ですか?」
主「え?なにかおかしかったですか?」
フ「い、いえ。変というか……。
ちょっと気が早いかなと思いまして……。」
主「え?」
フ「あ、いえ……。
なんでもありませんよ、……あなた。」
▼ご主人さま
フ「…………。……は?
ええと……その、もう一度お願いします。」
主「ご主人さまで。」
フ「ええと……。」
主「呼んでくれるんですよね?」
フ「そ……それは、騎士に二言はありませんが!
しかし……!」
主「さんはい♪」
フ「うぐ……
……ご、ご主人さま。」
フ「では、私のことは、どう呼びたいですか?」
今までどおり・ハニー・フォルテ・フォルテ君・フォルテちゃん・フォルテ様
▼今までどおり
フ「もう少し気安く呼んでもらっても……。」
主「え?」
フ「あ、いえ。
やはりしっくり来るなと。」
▼ハニー
フ「ハニー……ですか?」
主「ダメですか?」
フ「ぐ……。
だ、大丈夫です!ほら、好きに呼んでください!」
主「じゃあ、ハニー♪」
フ「うぐ……。」
▼フォルテ
フ「フォルテ……。
…………。」
主「ど、どうしたんですか!?顔、真っ赤ですよ!?」
フ「そ、それは……、……ちょっとはずかしかっただけで。」
主「やっぱりやめましょうか?」
フ「ええ!?」
主「やっぱり、そんな顔するくらい気に入ってたんですね。
フォルテ。」
フ「うぅ……。」
▼フォルテ君
フ「(
主人公)がそう呼びたいなら……。
でも、なんだか男性みたい……ですね。」
主「そうですね。」
フ「……(主人公)?」
▼フォルテちゃん
フ「え……!?」
主「フォルテちゃん。」
フ「は、はい。
……そんな風に呼ばれたのは、子供の頃以来です。」
▼フォルテ様
フ「な……!」
主「どうでしょうか?」
フ「いや……どうしてそういう呼び方になるんですか?」
主「そうしたいと思ったからです。フォルテ様。」
フ「うう……。」
フ「で、では、これからよろしくおねがいします。」
主「そんなかしこまらなくても……。」
フ「で、では……。
これからもよろしく。○○。」
主「こちらこそ。
よろしくね、○○。」
最終更新:2013年06月19日 04:56