目次
概要
国旗 |
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国の標語 |
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国歌 |
我等の地 |
公用語 |
スウェーデン語・フィンランド語・ロシア語 |
首都 |
ヘルシンキ |
最大都市 |
ヘルシンキ |
国家元首 |
民主主義連合政府 |
政府 |
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面積 |
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総人口 |
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GDP(自国通貨表示) |
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GDP(MER) |
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建国 |
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通貨 |
Nu |
国名
名称はフィンランド語ではSuomen Kansanvaltainen Tasavalta、通称はSuomi。スウェーデン語ではDemokratiska Republiken Finland。
英語表記はFinnish Democratic Republic。
日本語の表記はフィンランド民主共和国。漢字による当て字では芬蘭民主共和国(古くは芬蘭土民主共和国とも)と表記する。
地理
西側はスカンディナヴィア共和国連邦と国境を接する。西はボスニア湾、南西はバルト海、南はフィンランド湾に面する。ボスニア湾の対岸はスカンディナヴィア共和国連邦、フィンランド湾の対岸は
バルト共和国である。東から南東にかけては中華民國と陸上で国境を接する。なお、一般的にスカンジナビア半島には含まれない。国土の大半は平坦な地形で、氷河に削られて形成された湖が無数に点在する。植生はタイガと地衣類が多い。また森林には粘菌が多様に生息する。首都のヘルシンキは最南部に位置し、フィンランド湾に面する。国土の大半が寒冷な気候であることから、ヘルシンキを始めとする規模の大きな都市はその多くが南部に偏在している。
歴史
フィンランド共和国政府は周辺諸国の帝国主義者に対して多くの譲歩を余儀なくされようとしていた。この事はフィンランド人の怒りを招き、フィンランド共和国政府の信用は大いに揺らぐ事となった。また、帝国主義者と協力した資本家達に操られていたフィンランド共和国議会はフィンランドの労働者達の勤労の自由と賃金を制限する法律を可決した。労働組合は労働者の"人権"を求めるようになり、社会的緊張がじわじわと高まっていった。フィンランド共和国政府も最初は多めに見ていたが、大規模なストライキが起こり始めると、警察部隊を街中に配置してストライキを弾圧した。労働組合の指導者が何人か裁判にかけられ、国家反逆罪の罪で処刑された。そして、破局が訪れた。とある地方都市で起きた小規模な労働紛争が治安回復のために軍部隊を投入した後、急速にエスカレートしたのだ。フィンランド労働組合中央組織の呼びかけにより、ゼネラル・ストライキが行われた事を受け、フィンランド共和国政府はやむなく近くに駐屯していた軍部隊に暴動を鎮圧するよう命じた。反乱には海軍の兵士も多数が加わっていた。しかし、若い兵士達はデモ隊への発砲を拒否する。これを見た左翼政党の指導者はデモ隊を幾つかのグループにまとめて兵士を取り囲み、武器を取り上げた。群衆は取り上げた武器を手に彼等が言うところのペテン師と泥棒が作った政府に襲いかかった。大規模な暴動と掠奪が行われ、宣伝ビラが撒き散らされた後、フィンランド共和国政府は資産家を連れて国外に脱出する事となった。支配階級を放逐した後、革命集団の暫定政府はフィンランド共和国議会を解散し、新生「フィンランド民主主義連合」政府が新たに労働組合会議を設けるため選挙を行うと宣言した。フィンランド共和国軍の将軍達もこの政府に合流し、フィンランド各地で右派勢力の掃討戦を開始した。戦いは長く続いたが、最後には新たに誕生した左翼政権が勝利した。
現在のところフィンランド人民は政治的孤立の中で社会主義的経済の建設に邁進しており、強力な軍部隊による防衛を進め、各地域は軍の予備役と新たな警察部隊の双方として機能する民兵部隊によって守られている。だが、世界がまさに混沌の淵に瀕しているように思われる現在、フィンランド民主共和国はヨーロッパ大陸に対して革命を広める義務があるのではないかと多くの人が考え始めている。最終的には際限のない社会主義の拡大に対して周辺諸国の帝国主義者が画策する余地を与えない事がフィンランド民主共和国政府の目的である。
地域・行政区画
- オウル州
- オーランド自治州
- カレリア州
- 西スオミ州
- ヴァルシナイス=スオミ県
- サタクンタ県
- ピルカンマー県
- ポフヤンマー県
- 中部ポフヤンマー県
- 中部スオミ県
- 南ポフヤンマー県
- 東スオミ州
- 南スオミ州
- ウーシマー県
- カンタ=ハメ県
- キュメンラークソ県
- パイヤト=ハメ県
- 東ウーシマー県
- 南カレリア県
代表的な都市
ヘルシンキ |
首都。バルト海の支湾のフィンランド湾に面する港湾都市。機械・造船・繊維などの工業が盛ん。スウェーデン語名はヘルシングフォルス。 |
政治
フィンランド民主共和国は全国的な労働組合会議の統治権の下で直接選ばれた各地域の地域会議によって支配された連邦国家である。現在の国家元首はスオメタール・メラスニエミ労働組合会議議長。
フィンランド民主共和国政府の意思決定は労働組合会議で賛成を獲得する事によって決定され、すべての労働組合はこの決定に拘束される。労働組合会議の代議士は名目上は独立した立候補者として直接選挙によって選出されているが、実際には多くの代議士が政治的勢力を形成している。政党は形式上は禁止されている。
軍事
外交
- 外交関係を有する国
- アフリカ連邦
- アラスカ連邦共和国
- アルゼンチン共和国
- アンゴラ連邦共和国
- イギリス連合王国
- イスラエル国
- イタリア共和国
- イベリア民主主義国
- インド=イスラーム帝国
- ヴェリット連邦
- オーストリア帝国
- ギリシャ統一帝国
- ケルゲレン共和国
- スカンディナヴィア共和国連邦(アイスランド共和国を含む)
- バルト共和国
- フィラディリア合衆国
- ポーランド国
- ルヴァナ=メキシコ人民民主主義連邦
- 桔梗国及びユニオン王国連合
- 中央アメリカ連合
- 中華民國
- 北米共和国
- 所属組織・締結条約
- アフリカ連邦とフィンランド民主共和国との間の友好条約
- カレリア・ラップランド交換条約
- スウェーデン連合王国及びフィンランド民主共和国間の不可侵条約
- ナポリ講和条約
- フィンランド民主共和国とポーランド国との間の友好善隣条約
- ヨーロッパ大陸諸国間における友好協力及び相互援助条約
- 欧州経済連合
経済
主要な産業は国有化され、労働組合会議が監督する各産業の夫々の労働組合によって経営されているが、一部の産業には各地域の地元企業による経済的自由が認められている。
歴史上多くの国々が経済の完全な国有化と集団化を試みては失敗してきた事を鑑み、現在のフィンランド民主共和国政府は中央統制経済化を諦め、その代わりに労働組合という形で強い労働者の権利、福祉の支援及び職場の民主主義化によって支えられている小規模な経済的自由を容認している。私企業と株式会社の両方は企業形態として禁止されている。
交通
民族
フィンランド人 |
65.9% |
ロシア人 |
26.8% |
スウェーデン人 |
4.2% |
カレリア人 |
0.9% |
ウクライナ人 |
0.8% |
ベラルーシ人 |
0.7% |
ロマ人 |
0.6% |
その他 |
0.1% |
言語
フィンランド語 |
65% |
ロシア語 |
28% |
スウェーデン語 |
4% |
カレリア語 |
0.8% |
ベラルーシ語 |
0.5% |
その他 |
1.7% |
スウェーデン語・フィンランド語・ロシア語が公用語として使用されている。ロマ人その他の少数民族に対する配慮も加えられている。また、カレリアの編入によってロシア語を母語とする人々は最近増加しつつある。
宗教
福音ルーテル協会 |
89% |
フィンランド正教会 |
1% |
無宗教・その他 |
10% |
文化
外部リンク
最終更新:2009年06月13日 18:00