“銃と我が身を砂に横たえ”
それは俺たちが砂漠銃士デザートガンナーと呼ばれていた頃からの常套句だ。
デザートガンナーとも呼ばれる、ドラゴンエンパイアの遊撃部隊「なるかみ」の地上戦力。航空戦力サンダードラゴンと共に、電光石火のスピードで敵を殲滅する。天輪聖紀が始まる前、ドラゴンの多くが眠りについていた無神紀には、彼らが砂漠地帯の治安と防衛を支えてきた。
雷光を帯びた魔銃を相棒とし、歴戦の勇士には、砂と一体化する秘術を用いる者もいる。
合成獣。多くの場合、禁断の科学実験や魔術によって生まれる。哺乳類に爬虫類を組み合わせたものなど、本来まったく異なる種が一つの生き物になった獣のことをこう呼ぶ。