M118A統合制御ブロックシステム

M118統合制御ブロックシステムは、ジェネシック・インダストリー社製の、HMA用機体管制システム。
現在製造されているh2シリーズのすべてに採用されているもので、陸軍型のA型、空海軍型のB型、特殊機用のS型などが存在する。

構造

M118は以下の三つに区分できる。
  • 装甲殻
  • 中央管制ブロック
  • 脱出・着陸用ロケットモーター

装甲殻

“世界一頑丈な棺桶”と揶揄される、ユニットのもっとも外殻に位置する区画。
厚さ60㎜の均質圧延メタニウムで形成された、装甲殻で、搭乗員を保護する。
テストでは76㎜AP弾までの直撃に耐える。

中央管制ブロック

パイロット、イクサミコ、電子機器を搭載する中央区画。
ホログラムスクリーンと、耐衝撃有機液晶画面を搭載。
区画上部のブローオフパネルは脱出後自動的に吹き飛び、乗員の脱出を助ける。
コックピットシートは直列複座式で、シート背部には32度の傾斜角が付けられている。シートには、頭部から胸部までを一体で覆う安全固定器具が装着されており、搭乗時にパイロットをすっぽりと覆う。固定具の胸部・肩・首周りにはエアー圧式のパットがあり、膨らんでパイロットを固定保護する。シート左右には、腹部用の固定具が存在。左右から閉じて腹部を保護する。
上半身用保護具の頭部バイザーは、HUDとして機能し、視線入力用デバイスも内蔵されている。

脱出・着陸用ロケットモーター

ユニットの真後ろに搭載される個体ロケットモーター。
機体大破時は機体外にブロックごと脱出させられる。

ベイルアウトについて

脱出は、機体装甲の爆破排除と同時にされる。
脱出は内蔵のロケットモーターによってされ、減速と着陸もロケットモーターによってされる。
後、パイロット固定具は自動で開放されるが、自動開放が作動しない場合、肩の緊急ボタンを強く叩くことによって機械的に固定具を排除できる。
最終更新:2013年08月21日 18:31