クルセイダー

正式名・軌道配備自律攻撃質量弾は、地球の静止軌道上に配備されている惑星防衛用大型対艦質量兵器。
通称・「Crusader(クルセイダー)


概要


完全消磁された対電磁コーティング鉄製円柱型弾体(直径5m、全長50m、質量67000000t)の先端付近に4基の核パルスエンジンを装着したもので、使用時にはそのエンジンを用いて弾体を12000m/s(約マッハ36)まで加速。先端部に装填されたGFS(グラビティフィールドシンカー)と運動エネルギー(約48.24ZJ=ファットマン約52万発分=24時間あたりに太陽から地球に届くエネルギーの総量の1.5倍)の相互作用によって破壊する。エンジン部を含めた弾体先端は厚さ2mのメタニウム製装甲板に覆われており、弾体から張り出したエンジンを保護する。その形が十字に見えることから、クルセイダーの愛称が与えられえた。
誘導はデータアップリンクと電波方位観測・座標誘導方式で、途中でのデータアップリンクがあれば移動目標も攻撃可能とされる。
地表に向かって使用される場合は、エンジンによる加速はなされずに自由落下の形をとる。その際には各所スラスターによる精密な軌道修正がなされ、CEPは5kmとなる。
その攻撃能力の性質上、使用にはサンヘドリン軍政議会と統合体議会の認可が必要で、即応性に欠けるとの声もある。
フル性能での地表攻撃は小惑星の衝突と同義であり、地球環境に対して致死的な破壊をもたらす。
最終更新:2013年08月12日 16:25