荷重力弾

グレン=ヴェジエDr.モリナガの協力を得て開発した特殊弾頭弾。
インド洋上戦におけるゲート攻撃用に開発製造されたもので、製造に至ってはアーシェ・クロイツ社の超大型電子-陽電子線形型加速器における超対称性粒子のカスケード崩壊過程による重力子生成及び凍結による“量間子”の製造によってはじめて成功した。
荷重力弾は自身の質量以上の重力質量を発揮し、最終的には周囲の物質や空間を重力崩壊させながら消滅する。その際の重力波および重力境界面への量子波動トンネル効果による空間歪曲面の破壊が目的であったが、作動原理上、自身も強力な兵器となりうることが実証された。
またこの重力崩壊作用を拡大し発展させたものがGRB弾頭弾である。

量間子

大量の重力子を完全に凍結(フェルミ的無エネルギー状態)し、フラーレン化した巨体粒子。
重力子同士は個々の相互作用によって縮退するが自身には質量が無いため崩壊しない。しかしボース粒子族ゲージ粒子である重力子はパウリの排他原理が適用されないため、量子的重なり状態を維持しながら極低エネルギー状態のまま真空相転移し、負の空間域に質量を蓄積する。
そしてある一定のエネルギーによって縮退状態が解かれた量間子は負の空間から質量を開放し、質量保存の法則を無視した重力質量を発揮する。結果重力崩壊を誘発し、量間子は重力子に分解される。
最終更新:2013年08月12日 22:51